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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

Go!プリンセスプリキュア13話感想

アニメ感想 プリンセスプリキュア

担当回のローテの都合と、Aパート全体の雰囲気から高橋ナツコ脚本かな?と思ったら、予想通りでした。

 

草原でバイオリンを演奏する仮面の少女にほれ込んだはるか、バイオリンに興味を示す。またも「プリンセスっぽいから」とのことだけど、相変わらずこの子の「プリンセス」っていったいなんなのか。

スタッフ、「花のプリンセス」と「ホープキングダムのグランプリンセス」を同じものだと思いこませようとしてませんか?同じものの可能性はあるけど。

バイオリンもたしなむみなみさんに誘われ、バイオリン職人兼バイオリン教室講師の錦戸先生のところへあいさつに。

「作るだけじゃなくて演奏もできるなんてすごいです」とか言われると、紅渡(仮面ライダーキバ)を思い出すのが特撮脳の厄介なところ。

仮面ライダーキバ、現在ニコニコ動画にて毎週日曜朝8時から公式配信中、配信後三日間無料!

はるかの出会った女性の話を聞く錦戸先生、それはバイオリンの音色が心に刺さったのだろうと説明。さらに熱意たっぷりのはるかにバイオリンを一つ譲るという。そして、はるかが選んだのは錦戸先生の処女作だった。

こうして、バイオリンを手にしたはるかはミス・シャムールのスペシャルマッスルトレーニングr……じゃなかった、レッスンステージへ。

流石にたしなんでいるみなみと、実は経験があったきららはきれいな演奏を披露するが、はるかの演奏はシャムールの変身を解除に追い込む恐るべき音撃兵器と化した。

音撃斬!雷電激震!!

冗談はさておき、個人的に、話の構成とかセリフ回しを別として(『ハピネスチャージ』では構成もセリフもひどかったけど)高橋ナツコ脚本はあまり好きになれないのですが、その原因の一つが、こういうところに少女漫画的と言うか、女性視点ならではなのか?説明しづらい微妙な嫌味があって、それが特にフォローされないところ

今回みたいにあまりにもあんまりな演奏を披露したら、別にきららやみなみを引き合いに出さなくてもはるかに問題があることは伝わってくるわけで(はるかの演奏がどういう具合になるのかは演出によるところも大きいですが)、第6話でもそうでしたが、きららやみなみの能力を持ち上げることで相対的にはるかの弱さを押し出そうとしているんです(第7話や第8話では純粋にはるかの能力だけを見せていた)。

向き不向きはあれど同列に並んでいるはずのプリキュア三人組に露骨なヒエラルキーができているように見えてしまうのは、いただけません。展開としてはここから持ち上げていくんですが、そういう流れに持っていくから必ずしもいい、というわけではなく。

加えて、これまでの話で行われたレッスンを考慮するとはるかの前にきららとみなみが演奏を披露する理由なんて全くないわけで、ミス・シャムールによるものすごい嫌がらせにしか見えません。

なんにせよ、こんな演奏ではプリンセスに程遠いはるかは周りから励ましを受けるが、そこに響くバイオリンの音。それを聞いて走るはるか、バイオリンとの出会いを与えたあの少女と再会。はるかが話しかけると、バイオリンを差し出して語りかけてくる少女。

「心を閉ざして弾きなさい」

少女の教えに従い、バイオリンを弾くと、鳴り響く美しい音色。

バイオリンは、心を閉ざして弾くもの。気高く、尊く、麗しく

不可思議な少女に疑念を抱くゆいたち……。

そのころ、ディスダークの本拠地にてこのままではクローズの二の舞だとリストラを危惧するシャット。そこに現れるバイオリンの少女。

「う…美しい」

頬を赤らめるシャットさん。

即座に侵入者とみなして少女に攻撃するが、寸前で攻撃が止まる。少女の名前はトワイライト、魔女ディスピアの娘だった!

シャットもロックも驚いていますが、こちらとしてもディスピア様が子持ちだったことはなかなかの衝撃。

いや、勝手に思い込んでただけですけど、夢を閉ざす魔女って響きの時点で結婚とか家族愛とか考えられないじゃないですか。

トワイライトの手ほどきを受けたはるかはそんなことなどつゆ知らず、錦戸先生の前で演奏を披露。確かに上達はした、だが……

「どうにも、はるかくんらしくない演奏じゃのう」

心に刺さらないと述べる錦戸先生。こないだ会ったばかりの少女について「らしくない」というのもアレな気がしますが。練習はおそらくシャムールのスペシャルマッスルプリンセストレーニングプリンセスレッスンだけだろうし。

「三流のバイオリンに三流の弾き手。所詮はその程度ね」

シャットを引き連れて現れたトワイライト。

「あの、確かに私は下手っぴだけど、錦戸さんのバイオリンはとっても素敵です!」

相手がディスダークだと理解しながら、お人よしを発揮していくはるか。

「頭が高い!この美しきお方こそ、大魔女ディスピア様の御息女にして正当なる後継者、プリンセス・トワイライト様であらせられる!」

シャットによる紹介。「美しき」にすごい個人的な感情が入ってるよ!

そしてマスクをあっさり投げ捨てるトワイライト。意味あったのかそれ。

「プリンセスプリキュア。わたくしはあなたがたをプリンセスとは認めません。プリンセスは努力などでなれるものではなくってよ

1クールの節目であるここにきて、対となる思想を持つディスダークのプリンセス、という大きな要素を打ち出し、ホープキングダムのプリンセスプリキュアにぶつけてくる、という王道の構図にして盛り上げてきました。基本「努力すれば全部なんとかなるんだよ!」思考の本作ですが、ボスキャラの娘という生まれからのエリートが「努力ではどうにもならないものを見せてやる」という構図が熱い。サイヤ人の王子みたいだけど。

トワイライトは黒い鍵を取り出し、シャットに使用。力のみなぎるシャットは錦戸先生からバイオリン型ゼツボーグを作り出す!新しいゼツボーグは錠前の色が赤くなり、紫の姿でいかにも凶悪そう。

変身して立ち向かうプリキュア。戦闘シーンはカメラがグリグリ動き、トゥインクルの星に乗って攻撃など、実に派手。

だが、ゼツボーグの攻撃を受けて吹き飛ばされるフローラ。それを追って迫ってきたトワイライト。飛ばされたフローラの周りを舞う花びらが、トワイライトによって青白い火に変わっていく演出が怖い。そしてその炎を広げ、フローラを包む!

「どうして?バイオリンを教えてくれたのに」

「ほんのたわむれよ。偽りのプリンセスが、みすぼらしいバイオリンでつたない演奏…とても愉快だったわ」

「あのバイオリンには素敵な夢が詰まってる!」

「夢など哀れなものが信じる幻。気高く、尊く、麗しく、すべてを手にした本物のプリンセスである私には不要なもの」

とどめを刺そうとするトワイライトだが、マーメイドとトゥインクルに投げられたゼツボーグが飛んでくる。

「あいにく、あなたたちがどんなに強くなろうと」

「夢をバカにするような人には、負けてられないんだよね、あたしたち!」

「うん!夢は幻なんかじゃない!だから私たちは」

「強く」「優しく」「美しく」「「「みんなで夢を守って見せる!」」」

対峙した相手の存在で、ヒーローとして寄って立つところを再確認するプリキュア課金アイテムクリスタルプリンセスロッドを取り出し、連携によって強化ゼツボーグを撃破!

撤退するトワイライトとシャット。力を発揮したプリキュア達に驚いたトワイライトだが「焦る必要はない」と冷静さを損なわず。

錦戸先生を救出したはるかは、きららのアドバイスで花をイメージした演奏を行う。それを見て笑顔を見せる錦戸先生に、はるかも改めて夢へと努力する決意表明をしてめでたし。

ディスダークの本拠地では、黒いプリンセスの登場に「うかうかしてられない」と笑うロックと、その美しさに見せられ鼻の下を伸ばすシャット。そしてキーを見つめながら世界を絶望に満たす決意表明をするトワイライトであった。

前述通り気になるところはありますが、その他の構成・演出面は程よくまとまっていました。

最初の幹部退場後の敵側追加幹部、という位置にいるトワイライトですが、黒いプリンセスという設定やキャラ造形など、いわゆるダークプリキュアの系列にいるキャラのようです。一番考えられるのはプリキュアの追加戦士となることですが、果たしてどうなるか。今回見せた動きはシャットを強化したのとフローラを精神的に追い詰めたぐらいで、基本シャット任せのため色々未知数。

また、ここまで見た目と口調ぐらいしか差別化されたポイントがなく、全体的に没個性気味だったディスダーク三銃士において、クローズが外れて彼女が置かれたことにより、彼女を軸とした新たな組織構造となってシャットとロックのキャラにわずかながら違いが見えてきたのが評価したいところ。話の硬直化や悪役のキャラを上手く立てるいい追加要素となりました。

……おかげでクローズさんが完全に踏み台の小者になってしまって、哀れですが!

そして彼女の追加によってただでさえ気持ち悪い系統のキャラだったシャットがさらに気持ち悪い方向に走り始めた!

まあ、ギャグとして笑えるレベルの気持ち悪さなんですが、これは完全にトワイライト様の犬もしくは椅子になる道。

こうなるとかえって、クローズさんがトワイライトに対してどんな反応を示したのか、気になるところです。

次回、はるかの一家登場。