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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

Go!プリンセスプリキュア14話感想

アニメ感想 プリンセスプリキュア

ベテラン成田良美脚本回ってことで、前作のトラウマを超引きずりつつ視聴したのですが、予想の斜め上にひどかった

 家族を招くファミリーデイに両親と妹を呼ぶはるか。

えーとですね…家族を招いたが故なのかもしれないけど、はるかのテンションがなんかおかしい。「幸せ満開だよー!」とか「お姉ちゃんだよ~カモーン!」とか、セリフ回しの端々のテンションがちょっと不気味。確かにまっすぐで明るいけど視野狭くて頭のネジ緩んでそうな危なさのある子なんだけど、こんなんだっけ?というかこれ、愛乃めぐみじゃないのか

しかしそんなはるかに対して妹・ももかはつれない態度。何をやっても顔が硬いままのももかに「反抗期かな」とか言い出すはるか。そして、はるかの父親ははるかの顔を描いたどら焼きを徹夜で焼いて配る超親バカだった!ここではるかの父は和菓子職人であることが判明、どら焼きのおいしさにすさまじい絶叫を上げるルームメイトのゆいちゃんに「まあまあ」と微妙な態度のゆうき。そこではるかが「素直においしいと言いなさい」とか言い出すのがまた変。ここまでの話の流れを見る限り、ゆうきがある程度はるかに対する異性としての意識を持っているのはまあ理解できても、はるかからしてみれば昔いじめてきた嫌な奴からちょっとだけ進んだ程度の人物でしかないはずなのに、いつの間にこんな親友同然の会話をしているほど距離が縮まったのか。

はるかの周囲の人物を見ながらまた暗い表情のももかは、きららやみなみの餌付け話しかけにも応じない。

「ももか!お姉ちゃんはいいよ!でもお姉ちゃんの大切な友達に失礼なことしちゃダメじゃない!

うーわ、すっごいズレた発言。

何が悪いって、失礼なことしちゃダメな対象が「お姉ちゃんの大切な友達」なあたり。

こういう学園のパーティに来て、ジュースを勧められたのに断って、さらには振り払って無駄にするってお姉ちゃんの友達じゃなくたってダメだろう、そりゃ

今週のはるかがももかの行動について友人たちに謝り通しなのもあって、「お姉ちゃんの印象が悪くなるからやめなさい」って言ってるように聞こえるんですが。話の主軸に関わることだから強調したんでしょうが、今週のはるかのこの対応はどうにも受け入れがたい。

お姉ちゃんなんて大嫌い!と吐き捨てて逃げるももか。そのカバンから、転げ落ちる何か。

一方、ディスダークの居城ではトワイライトにバラを差し出して口説くシャットの姿。

順調に身分の違う女に惚れこむダメ男の道へと進んでいくシャットさん。

トワイライトはそんなシャットの言葉に心を動かされることなく、黒いドレスアップキーの鼓動を受けて出動。 「キーが絶望を欲している」とのことだけど、こっちのキーにも意志とかあるのだろうか。

いなくなったももかを手分けして探すはるかたち。元気を失うはるかに対して「ももかは本当は嫌ってないと思う」と述べるみなみ。曰く「自分も兄がノーブル学園に入学したころ、寂しくてつい心にもないことを言ってしまった」らしいですが、やっぱブラコンだよね、みなみさん。

一方のきららがももかを発見。姉に嫌われたから戻れないと泣くももかに、自分の境遇を話すきらら。 自分も母が忙しいため今回のパーティには来れなかった。でも家族だし、母の夢を応援しているんだから寂しくない、と。

また、はるかも決して忘れたわけじゃなく、ももかの写真を自分たちに見せて楽しみにしていたんだ、と教える。 真意を互いに知った姉妹は抱き合って謝る…と、素直に見ればいい話の流れなんですが、肝心のももかの演技力超残念なため、すごい入り込みにくい。

(調べたら、ももかを演じた声優は2010年ごろから声優として活動してるけど、まだ13歳の元子役)

ももかは姉に「夢がかなうように」と作ったお土産をわたそうとするが、そこにトワイライト襲来。

春野家の夢ははるかの夢がかなってプリンセスになった瞬間を祝うこと!

……えー、毎度のことながらなんですが、そろそろ「プリンセスとは何か」をもっと明確にしてください。ストーリー全体の核心に関わることで引っ張るつもりなのかもしれないけど、今回こういう夢が飛び出してきたのに肝心の「プリンセスとは何か」が見えてない=それになる夢を応援する夢はもっとぼんやりしている、ってことになってしまっているんで。少なくとも、家族のみなさんはプリキュアのこともグランプリンセスのこともまったく知らないんで、彼らについては「夢見たプリンセス=ホープキングダムのグランプリンセス」というごり押しは通用しません。

そんな私の思いが届くはずもなく「娘の夢がかなうのが夢だと言うのか?」と嘲笑うシャットに対してのきららの啖呵。

「わかんないの!?家族の愛情が!

うわ、言っちゃった。

みなみもきららもここまでそれを断言せず、ほのめかす程度にとどめていたのはよかったところだと思ってたのに、なんでここにきて「家族の愛情」と明確な言葉で断言しちゃうんだ

それも「愛とは何か?」について(少なくとも今作世界観では)まったく定義づけされてなくて、「愛」をただ話を転がすマジックキーワードとして飛ばすだけのダメっぷり。

ハピネスチャージプリキュア!』から全く反省してねえ!!!!

そして攻撃を受け、破られた「お土産」の袋を庇って、ゼツボーグに反撃してのフローラのセリフ。

「夢は、自分の力で頑張って叶えるものだと思ってた…」

え?

「でも、支えてくれる人がいるから頑張れる!」

ええ!?

「応援してくれる家族がいるから、私は夢を思いっきり追えるの!」

えっえーーーーーーーーーーーーーーーー???!!!

これまでの物語の積み重ねとかガン無視して、「家族がいるから私はできるんだ!」というところに無理矢理ワープして着地してのけるキュアフローラ。

いや確かに、家族の応援があるからノーブル学園に来れたとかそういう事情はあるんでしょうけど、「夢は、自分の力で頑張って叶えるもの」を否定したらここまで1クール以上展開してきた話は何だったんだよ!?

自分の力で頑張って叶えるもの」を「自分の力だけで叶えるもの」にするだけで済む話なところ、どうしてこうなった

というか先週、そこにつったっているトワイライトさんが「プリンセスは努力だけでなれるものじゃない」とか言ったばかりなのに、たった一週間後である今回に「夢は自分の力で叶えるものじゃない」って話が飛び出すのが不可解なんですが。

連携技でゼツボーグは浄化。最後のダンス披露の中で心配かけたことへの謝罪と、応援への感謝を述べるはるかで幕。

 

あー、うん……えーと……

ひ ど か っ た 。

前作の反省を踏まえて、色々気を遣いながら話を展開しているだろう本作のスタッフ陣で、田中仁や高橋ナツコはほどほどに抑えてくれて個人的に少し株が上がってたのですが、

成田良美だけ『ハピネスチャージプリキュア!』から全くカラーが変わっていない。

ここまで参加してなかった作品への参入で、作品全体のカラーが理解できないから歪になったという話じゃなくて、ハピネスチャージプリキュア!』がそのまんまぶち込まれた異物感。

話の構成としてありきたりなのはともかくとしても、ここまでの積み重ねを利用しないどころか破壊して回るとは思いませんでした。

はあ……。

気を取り直して次週、アロマとパフが人間形態に!?