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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

アクマイザー3 第7話と第8話感想

アクマイザー 特撮感想

東映特撮Youtubeで配信されたアクマイザー3の感想です。

第7話

バイクでパトロール中のザビタン…で、いいんだろうか?すごい堂々と活動してるんだけど、人に見られたらどうするつもりなのか。そんなザビタン、嫌な予感がして遊園地(富士急ハイランド)に堂々侵入。そこで彼を襲うアクマ族のツララの矢!ザビタンは胸に傷を負ってしまった。

その富士急ハイランドにはジュンと光彦も遊びにきており、その流れ弾が飛んできていた。 編集長に掛け合うジュンだが、霰ならともかくツララが降るなんて、そんなことは聞いたことがないと信じてくれない。

「だから変なのよ!」

「変なのはお前たちの方だ!」

「どうして?」

「ん……んー誰にも信じられないようなことを言うからさ!」

「最初に地球が動いているといった人は信じてもらえなかったよ!」

「ん?!う…ん、それは……」

「どうしてそれが変なの?」

「んー!うるさい!地球とツララは関係がないっ!」

「どうして?」

初めて、編集長と光彦少年の「どうして?」のやり取りが面白いと思いましたやっぱりただ「どうして?」連呼よりも、会話がある程度できている方が見ていて心地いい。ともあれ、信じてくれない編集長をほっといて独自に調査を始めるジュンたち。

ザビタンの傷を分析するアクマイザー。傷にかかった氷が溶けた跡を見て、それは死神と恐れられるアイスマン処刑部隊の狙撃銃によるもので間違いないと結論。

「何が死神や、鼻紙の間違いやないか」

「敵を侮るなガブラ!」

「貴様一人で倒せる相手ではないぞ!」

「なんやて?!」

「ましてこの頭ではな!」

怒ってギャリバーマシンを使い、一人で片づけようと飛び出していくガブラ。

編集長と光彦のやりとりが面白かった一方、こっちの会話は残念。やけに驕っているガブラと、「ましてこの頭ではな!」とけなすイビルに、ちょっと違和感。ザビタンは相変わらず冷静なんだけど。

ハイランドにやってきたガブラはジュンたちと遭遇。そこに空飛ぶ戦車が戦闘員を投下し、逃げるガブラたち。

コーヒーカップを回して戦闘員を攪乱するガブラ。

戦闘員が「止めてくれー」と叫んだり、回し終わってふらついている戦闘員がジュンにふり払われるのが面白すぎる。

しかし、アイスマンの攻撃で体内の水を凍らされ、動けなくなってしまうガブラ。ジュンたちを逃がすために今度はイビルもやってくるが、アイスマンの誘導で鏡張りのアトラクションに入ってしまい、動きが固まってしまう。さらに逃げるジュンの前に、ザビタンも救援に駆けつけたが、メザロードの爆撃でピンチに。

「ザビタン、観念して降伏しろ!」

「断る!たとえ一人になっても、アクマイザーは最後まで戦うのだ!」

ザビタンの勇ましさが、相変わらず全くブレなくてかっこいい。しかし、無数の兵士とアイスマンの冷凍攻撃で、凍ってしまうザビタン。

万事休す、と思われたときにヤツが!最強キャラが!ダルニアの救援がやってきた!

「ザビタンを処刑するなんて、あたしが許さないわ!」

豪快にザビタンの周囲をダルニアビームで火の海にして、氷を溶かすダルニア。

同時に、アイスマンの弱点はまんま火であることも判明。

ザイダベックを呼んでジュンたちと共に逃げたザビタン。最初に受けた胸の傷は痛むが、ザビタンの回復力なら24時間休めば治る、と話していたそのとき。

「大変だよ、ザビタン!イビルとガブラを今日午後3時、地獄谷の丘で処刑すると新聞社に連絡が入った!」

いつの間にザイダベックに乗り込んでたんだ、一平。そして、新聞社にそんな連絡入れてどうするんだアイスマン

冒頭から普通にバイクで活動していることとか合わせると、新聞で処刑の報道を行ってもおかしくないほど、アクマイザーは認知されたということだろうか。

つい3話ほど前まで、民間人に街中で射殺されかけてたのがウソみたいです。

傷を押して出動しようとするザビタンを抑えようとする一平たちだが、そんな彼らを非常ベルでだまし、閉じ込めていくザビタン。

「俺は、どうしてもイビルとガブラを見殺しにはできんのだ。君たちをだましてすまん。許してくれ、一平、ジュン、光彦!」

ベタだけど超かっこいい。

アクマイザー3は話がどれだけツッコミどころ満載でグダっていてもザビタンがかっこよかったら全部許してしまえる気分になるので、ずるい。

処刑場所に現れたザビタン、磔のイビルに駆け寄るが罠に足をとられる!

処刑されそうになるアクマイザー3、だがそこにまたもあの魔女が!ダルニアが!

「友情のためとは言え無茶するわねザビタンは。でもそこはかっこいいんだわ!」

またも炸裂するダルニアビームでザビタンを解放するダルニア。ザビタンの拘束だけ外して、他二人はザビタンに任せるあたりが愛の偏りを感じさせるところ。

解放されたアクマイザーは大暴れ。アイスマンはお約束でザビタンに悪魔の紋章を向けるが、アイスマンが火に弱いことを思い出したザビタン、地面に剣を突き立てると火が走ってアイスマンを襲う!

そんな技があったのか。まあ、逃げたアイスマンを爆破したのは大量破壊兵器ザビタンノヴァですが。

これで安心…と思いきや、超磁力発生装置なるメカを唐突に持ち出してきたメザロードが、アクマイザーの体内の機械を狂わせ襲う!

ザイダベックの制御装置も狂わされてしまったが……制御不能に陥ったザイダベックはアクマイザーとメザロードの付近に落下してきて、それによって吹き飛ばされるメザロード。

「よくもやったな!」

いや、ほぼ自業自得だよ!

そして魔法陣アタックを受け、またも派手に爆発してドロンするメザロードであった。

……ダルニアやヨシコさんという超驚異の存在もあって、メザロードさんが新手のお笑い芸人みたいになってきました。

第8話

冒頭から油田を攻撃する飛行物体のニュース。それは石油産業壊滅を狙うアクマ族の計画だった!

アクマ族・ドグラーが仕掛けた爆弾による、石油コンビナートの工場の爆破を阻止しようと乗り込むザビタンだが、間に合わず爆発に巻き込まれる。命からがら戻ってきたザビタンを待ち受けていたのは、工場を爆破したのは仮面の怪人だという情報を得た子供たちからの投石だった!

…それがたとえ本当に犯人だったとしても、積極的に手負いの犯罪者を追い詰めて石を投げて倒そうとする子供たちとか、70年代の恐怖を改めて思い知る展開

「ま、待ってくれ君たち!これは誤解だ!話せばわかる!」

叫ぶザビタンだが、傷の手当てが先だとイビルとガブラは強引に連れて行く。

そんな少年たちの後ろに現れたドグラー。

「私は正義の使者、ドグラーだ」

「おじさん、正義の使者なの?」

なんでそっちは信じるんだ?!

鳥かご(?)被った骸骨頭のマントとタイツの男って、ザビタンやイビルやガブラよりこっちの方が100万倍不審者のオーラを放ってるように見えるんですが

ザビタンを襲った少年たちを、勇気があるとほめたたえ、ドグラー少年隊として正義の使者にするドグラー。

少年ライダー隊とか、勇気ある少年を正義の使者の仲間として認める展開は多くのヒーローものがやる展開ですが、おもむろにそのアンチテーゼ。

正義を叫んでもアクマ族ゆえに人から虐げられたアクマイザーの姿を描いてましたが、そこに「正義」という言葉が孕む危険性を打ち出してくるのは面白い展開。

肝心のドグラーが不審者全開でなかったら、完璧なんだがな!

そして、東都タイムズでは石油不足でどんな影響が出るのかを、光彦少年の「どうして?」を交えて、わかりやすく説明。前回に引き続き、今回はメインの長坂秀佳さんじゃなくて久保田圭司さんが執筆してますが、この「どうして?」のやり取りの扱い方はこちらの方がやはり面白いなあ。

一方そのころ幽霊船で、やはり子供たちに会って話したいというザビタン。

「なんで子供らに言い訳せなあかんのや!」

「ガブラの言う通りだ!我らアクマイザーは、ただ戦うのみ!それでよいんじゃ!」

「わかった……だが、イビル!ガブラ!君たちは、それで寂しくはないのか?!

アクマイザーの側からも、ザビタンの問いかけにより「本当に力で勝つだけで『正義』なのか?」というポイントを抉り出していきます。序盤で「人を殺してないから」とイビルを助けたザビタンだからこそ、上手く効くセリフと問いかけ。

……それに対して「女々しいぞ」とバッサリ切り捨てるイビルは、どうも好きになれません。 確かに現在進行形でドグラーが作戦展開中である以上、そちらの阻止に注力するのは当然のことではあるんですが、前回と今回、どうも久保田さんの書いたイビルに妙なトゲがあるような

ついでに「良い子の味方」を自称するガブラがそのセリフはどうなのか、と思ったりしたのですが、相手は悪い子だから味方する気ないってことなのか

新たに油田が掘り出されたニュースを見て考えるドグラー。潰すのは簡単だがアクマイザーが待ち伏せている可能性が高い、そうなると我が隊に損害が…って、意外と慎重だなこいつ。その読みの通り、アクマイザーは先回りして待ち伏せ。しかし通り過ぎていった戦車は、丘の上に兵士らしきものを投下。それを追いかけたアクマイザーを見て、地上から侵入したドグラーは油田を爆破。だが…

「しまった、これは油田ではなかった!アクマイザー3の仕掛けた罠だ!

ええーーーーーーーー?!

この超巨大な施設をどこからアクマイザーは調達したのか、どうやってこの短時間に組み上げたのか、そもそもドグラー、油田の場所を正確に把握してなかったんかい?! いやそもそもあのニュースから罠なのかもしれないですが、罠が大掛かりすぎてどこまでがどうなのかわかりません。

トンデモ展開に唖然というか、すさまじすぎて笑ってしまいました。

もう今回、これだけで十分お腹一杯だよ!

降りた兵士を攻撃に向かうザビタンだが、様子がおかしい。覆面をはぎとると、ザビタンを襲った少年たち!怒りに燃えるイビルを抑えて、「君たちはすぐ、お母さんやお父さんのところに帰りなさい!」と子供たちを諭すザビタン。

「拙者は許さんぞ!たとえ子供でも、我らの敵を名乗る限り殺すべきだ!

おい、イビル、おい!

話の流れでイビルがどんどんどんどん危険人物に変貌していくぞ?!

イビルの武器を叩き落とし、俺たちの敵はダウンワールドの侵略者だけだと主張するザビタンに、怒りの表情のイビルと困惑するガブラは去ってしまう。一人残されたザビタン……だがその背後には、武器を拾い上げて突きつける子供たちの姿があった!

子供によって本拠地に連行されるザビタン。だがドグラーはザビタンもろとも子供を処刑しようと連行する!

「ザビタンは子供に捕まるほど弱いやつではない!大方、捕虜を装って俺たちの本拠地を突き止めるつもりだろうが!」

やはり慎重なドグラー、恐るべし。油田の下調べをしなかったことがどうしても引っかかるけど!

処刑されそうな子供たち、母を呼んで泣き叫ぶ。

「これで誰が正義の味方か、わかっただろう?」

ちゃっかり自分たちが正義だとアピールし始めるザビタン。このセリフはさすがに余計だったような

処刑を始めようとするドグラーの前に、またも魔女ダルニア、降臨! ダルニアビームには物理攻撃だけでなく武器を空間転移させる能力があることも判明して、いよいよどうにもならなくなってきてるぞダルニアの強さ。

子供たちを解放し、戦うザビタン。だが子供たちはまた誘拐され、それを追うザビタンにイビルとガブラが加勢。うーん……ここでイビルとガブラが戻ってくるのに理由も何も示されないのが、また残念。

そしてここからのシーンのつながりがよくわからなくて、何回も見直してしまったんですが、ドグラーの指示に従いギャリバードを襲う別のジープ→それをロケットで吹き飛ばすギャリバード、でいいのか。一回見ただけだと繋がりがムチャクチャすぎて、ドグラーの乗る車がギャリバードを攻撃→それをロケットで子供たちごと爆破!フォー・ジャスティス!に見えました。

ザビタンのセリフ(ドグラーは子供たちを連れて行った)がつながらなかったので、それは無いだろうと思い直して見返したんですが、 この車爆破のあとのセリフが「しかし、戦いは負けた!」だったので、一瞬本当に子供たちを「フォー・ジャスティス!」しちゃったのか?!と心配してしまいました。

子供たちを誘拐して本拠地に戻ったドグラー。その音を聞いて駆けつけた一平とジュン、双眼鏡で本拠地が島にあることを知る。

そんな近距離にあるんか、本拠地。捕虜にならんでもいつか見つかったんじゃないか、というか実際にアクマイザーと別口で見つかってるし!

やってきたザイダベックに、ロケットで迎撃するドグラー。着陸は不可能と見たアクマイザーは、飛び降りて白兵戦を挑む。ガブラが囮に、イビルはトーチカの破壊に、ザビタンは子供たちの救出に、と役割分担で一気に潜入アクションに変貌。ザビタンに救出された子供たちはザイダベックへ…はいいけど、救出用に出てきたゴールデンアームが子供たちを握りつぶしてそうで怖い。懸念事項がなくなったアクマイザー、思う存分大暴れ。魔法陣アタックで吹き飛ばされるドグラー。子供たちはザビタンに感謝して大団円。

どちらも話の大筋は粗いし、この2話でイビルの印象が悪くなったりもしたんですが、突っ込んでくるテーマやネタとしては悪くなかったです。

とりあえず、ザビタンがいつでもヒーローとしてかっこよく描かれているのはとてもいいことだと思います。まあ、本作で最大のヒーロー(にしてラスボス)は間違いなく魔女ダルニアだけどね!