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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

変身忍者嵐 17・18話感想

youtubeで配信された『変身忍者嵐』の感想。

17話

指人形劇の男が見せる演劇によって、変身忍者への憧れを抱くようになった少年たちを洗脳し、少年忍者隊として江戸を混乱させる計画をたくらむ化身忍者ドクダヌキ。

……「江戸を占領」とデカいことを魔神斎様が申しておられるのに、こんな小さな計画が始まったばかりのとこで順調だとご満悦の骸骨丸が、もはや完全にダメ幹部に。

そして、少年たちに丁寧に忍法を授業してやるドクダヌキの姿が、悪の組織とは思えないほど微笑ましい。

骸骨丸はこの少年忍者の実力をハヤテ一行を標的とすることで試そうとするが、案の定付け焼刃の忍術授業は、ハヤテはおろかタツマキすらも殺せないほどでしかなかった!

それにしても、『アクマイザー3』でも少年をだまして悪の組織の配下にして、ヒーローたちにぶつけるという構図がありましたが、今の時代だったら実践できるんでしょうか、これ。何しろ少年が悪の幹部を銃殺するエピソードが一部地域で欠番になってしまった超光戦士シャンゼリオン』という例がありますし。

まあ、近い時期の『ウルトラマンレオ』ではラスボスを少年たちがリンチして倒しちゃったし、70年代恐るべし

ドクダヌキを追うハヤテだが、血車忍法「五輪固め」で動きを封じられる…その名の通り5つの輪で動きを封じる技ですが、色がオリンピックのマークのそれなのは、この年がオリンピックイヤー(1972年)だったことの時事ネタのようです。で、肝心の忍法の効果はいかほどかと言うと、動きが固まっていない足で文字通り蹴散らされる下忍、輪をかぶせられて動きを封じられる下忍、輪で殴られる下忍……て、何も弱体化してません。むしろ武器を提供しちゃってるんですが。

少年忍者隊を救うため、策を練る一行。嵐の提案により、ツムジが忍者隊に紛れて侵入することに…って、おとり捜査じゃないスか、嵐さん。少年たちに手は出せないけど、ツムジには容赦なしというところに見える嵐の暗黒面。

そして、ツムジの潜入はあっさりバレており、あわや手裏剣実技の的にされそうになるが、嵐登場。女子供は斬らない主義(?)の嵐は子供に手を出せないが、タツマキが催眠を解く火薬玉を投げたことで少年忍者は解放される。

逃げるドクダヌキを追う嵐は様々な罠が仕掛けられた屋敷へ。どんでん返しで逃げるドクダヌキを追って嵐が突っ込むと、反対側からドクダヌキが出てきて、嵐が入った部屋は罠、というのは面白かったです。つり天井に押しつぶされそうになる嵐だが、「奥の手」と言って竹筒を取り出し、覗いている導火線に点火

からくり屋敷、大爆発。

あー、うん……確かに罠から脱出する一番手っ取り早い手段かもしれないけど、前回色々危ない考えを示したところで、早くも本当に吹っ飛ばすとは。

ドクダヌキは火炎霧と分身の術(と言ってますが、切ったドクダヌキが狸の置物になっているので、変わり身の術のような)で嵐を翻弄するが、最期は稲妻落としなる新しい必殺技でKO。全て終わった後、ツムジたちの前に姿を現したハヤテは、化身忍者がどうなったのか聞かれて爽やかな笑顔で「死んだ!」と返答

「血車党を今でも愛している」とはなんだったのか。

もしやハヤテ、前回ヤバい火薬を手にした影響で色々弾けてしまったんじゃなかろうか

力が正義だ!愛とは爆発だ!

ジャン○ーソン・フォー・ジャスティス! 

屋敷の仕掛けとか爆発とかで見た目には楽しめた話ですが、なんというか、色々黒くて怖い。

18話

金山の地図を山賊から奪おうと、その砦を攻略しようとする血車党だが、大砲が届かず、逆に上からの銃撃と地雷により撤退を余儀なくされる。

あのー、前々回あたりから火薬の量が増えてきてませんかいこの番組?

映像としてはそりゃ派手になっていいんだけど、代わりに何か変な方向に進んでいるような。

金山の地図を仲間で分割した山賊。その内の一人が山の中で化身忍者イノシシブライを食おうとして(!)銃撃するが、イノシシブライは鉄以上の強度の皮膚で銃弾を跳ね返す能力を持っており、跳ね返った銃弾で倒れてしまう山賊。その山賊のリーダーもその能力でまた倒れてしまうが、その銃声を聞いて駆けつけたハヤテたち。イノシシブライを追うハヤテだが、それは罠だった!

「血車レンジャー部隊!」

れんじゃあ?

以前13話でも「ちょっとしたショックで~」と骸骨丸が発言してしまったシーンがあるのですが、それは明らかに脚本のミスと監督の確認不行き届きと思われるものでして、今回の場合はどう考えても意図的どんどんハイパー時代劇化が進んでいきます

で、そんなたいそうな名前ついてるのに普通の下忍との違いがわからないんですが。

ハヤテがれんじゃあ部隊と交戦中の中、息も絶え絶えの山賊リーダーから地図を託されるタツマキだが、その妹・お杉から血車党の一員と誤解され一家そろって捕まってしまう。笛の音を聞いて駆けつけた嵐も、地雷に阻まれ囚われる。

えー、地雷にハヤブサオーで突っ込む嵐→血車党内での会話→捕まっているハヤテ、となっているんですが、どういう流れで嵐が捕まったのかがすっきりまとまりません。普通に地雷で吹っ飛ばされて捕まった、ということなのかもしれませんが、この流れで変身が解けてしまっている確実にツムジやカスミに正体がバレていると思うんですが(一応、ばれてないことになってるはずだよね?)。そもそも根本的に、前回秘伝の火薬で屋敷を丸ごと爆破して、その火薬に一番近いところにいたにもかかわらず無傷だった嵐が地雷ごときでダメージ受けると思えないし。

囚われた嵐たちの下に飛んでくる矢文。それをお杉が読むと「後ろを見ろ」、そして背後には血のような赤い文字で「そいつらに地図を渡せ、さもなくば皆殺しだ」という文章が、血車党の忍法で送られてきていた!……後ろですごい必死で印を結んでいる下忍がいるのですが、変な美学発揮しないで素直に矢文で全部送れ、と思えてなりません。

それを見てやはりハヤテたちは血車党の一員だと疑う山賊たちは、彼らを磔にして血車党に見せつける。それを狙うれんじゃあ部隊の弓。ええ、山賊が銃を使うのに弓ですよ、弓!そしてその弓が都合よくハヤテを縛る縄を直撃して、変身の機会を与えてしまう。

これを見たツムジがついにここでハヤテ=嵐であることを認識するのですが、いや、だから、さっき捕まった時点でわかってたよね?お杉からはやはり化身忍者、と疑われるも、嵐は自らは血車党ではないことを示すため、日没までに血車党の本拠地を破壊することを約束。

そして、イノシシブライとれんじゃあ部隊は、地雷を飛び越えるため大砲で打ち出され傘を持って降下する、という作戦に出る。

まさかの南斗人間砲弾!! 

(※時期的にはこちらの方が先)

正直、今回はここまでアイディア重視と火薬のゴリ押しもいいところで、微妙な気分だったのですが、さすがにここまでぶっ飛んでいると盛り上がってきました

そして、降下するれんじゃあ部隊を普通に狙撃する山賊連中。この人らも実は忍者じゃないんだろうか。

だがイノシシブライが打ち出されると、その反射能力によって次々と倒れていく山賊たち。その隙を突いてれんじゃあ部隊はついに侵入、さらに火矢も飛んできて、どんどん崩れていく砦。嵐はイノシシブライ発射に間に合わず、骸骨丸との戦闘にもつれ込むことに。

ついに一人になったお杉だが、危ういところを霞に救われたことでようやく誤解を解き、タツマキとツムジを解放。ツムジ、嵐の真似をして変身ポーズをとる(一瞬「吹けよ嵐」と言いかけてツムジに変更)も、当たり前だが変身できず。それを見てひるんだれんじゃあ部隊はやっぱりポンコツの疑惑

しかし、お杉は血車党に地図を渡してなるものかと、死に装束に着替え地図ごと地雷で自爆を図る。地図を渡せと慌てるイノシシブライだが…

「まず生きるんだ、お杉さん!」

嵐、お杉の自殺を阻止。そのままイノシシブライとの一騎打ちに。鋼鉄以上の高度を持つイノシシブライの皮膚には刀が通用しない!さあどうする、嵐?!

刀を置いて、普通に殴りかかりました(笑)

動きが超キレッキレで、もしかしたら嵐は素手の方が強いかもしれない。

最後は投げでKO。地雷で吹っ飛ばすのか?と思ったら大砲の方に投げて、イノシシブライの爆殺と兵器破壊&本拠地壊滅を図るという流れでした。

一人残されたお杉、もっと早くハヤテたちを信じていればと悔やむが、ハヤテたちはむしろ血車党から金山を守り通したことに感謝を述べ、死んだ仲間の分まで生き延びるんだと励ます。そして全く関係ない子供たちに見送られながら嵐は去っていくのだった。

時代考証が無茶苦茶なのは今に始まったことじゃないですが、大砲・鉄砲・地雷という火薬祭に加えて色々ネタが詰まりまくってすごい話でした。まさか人間砲弾が飛び出すとは予測できなかった。