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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

変身忍者嵐 19・20話感想

youtubeで配信された『変身忍者嵐』の感想。

19話

化身忍者・キバギツネがだるまに爆弾を仕掛け、日本中にばらまいて混乱させる計画を企てる話。

んー……場面のつなぎ方とか台詞のテンポの悪さとか、説明しづらいですがなんか妙。つり天井に嵌めたのに何故か殺さないでいたタツマキ・ツムジとか、変身の瞬間を見ていないのに「キバギツネは嵐と戦っている」と言い出すカスミとか、徹頭徹尾場面やセリフがつながってません。今回の小道具であるだるま爆弾も、下忍が抱えて嵐に特攻しただけで、うまく扱えてませんでした。

唯一面白かったのは、キバギツネが分身してU字磁石で刀を吸い寄せる忍法を繰り出したこと。

モチーフの狐もだるまも関係ねえ?!

そしてその対策は「磁石に吸い寄せられない刀にした」というもの。……前回のこと考えると、素手で殴った方が早い気がしますが。

20話

伊賀忍者を襲う化身忍者・カワウソ。襲われた伊賀忍者は洗脳され、伊賀忍者の本拠地に向かい、翌日の夜明けに伊賀忍者VS血車党の決闘を申し入れた後、爆死。その背景には血車党の伊賀忍者全滅作戦があった!

いつもの作戦と比べるとかなり狭い範囲の作戦になった気がしますが、協力者である伊賀忍者を標的にすることで違う危機感を演出。なかなか面白い展開。

血車党の疑いがある男2人の家に、役人を送り込むことで追い出し、後をつけて本拠地を暴こうとする作戦に出るタツマキたち。役人が家に潜り込むと、カワウソと下忍が天井に張り付いており、忍法油火薬であたりを火の海に!

火の勢いがあまりに強すぎて、慌てているのが本当に演技なのか戸惑います。昔の特撮は割と容赦ないけど、この火の海は見てるだけで超危ない。

化身忍者を伊賀忍者・小猿と追うタツマキ。だが小猿の正体は血車党の幹部忍者であり、カワウソとの連携でタツマキは囚われてしまう。

関節を外す拷問に出るカワウソ。「殺せ」と言うタツマキへの返答「死にたくば自分で舌を噛み切って死ね!だが死んでも顔は残るぞ」というセリフが、渋い。

顔盗みの術により、タツマキになりすましたカワウソは、決闘の場所を視察に行くとしてハヤテを誘い、隙を見て崖から突き落とす。その始末は小猿に任せ、伊賀忍者の屋敷に向かうカワウソでAパート終了。なんと、Aパートで一度も嵐が登場しませんでした。

カワウソは伊賀忍者に毒を飲ませ、決戦に向かう伊賀忍者はそれで体調を崩して不利に。……直接死ぬ毒を飲ませないのは妙な美学なのか、それとも公然と伊賀忍者を倒すことでモチベーションアップする作戦なのか。

本物のタツマキは小猿に対し自分が何をしているのかわかっているのかと説得を試み、それを受けた小猿はかつての仲間として死ぬなら戦いで死なせてやろうと拘束を解こうとするが、戻ってきたカワウソは容赦なく小猿を切り捨てる。「自分は血車党の一員なのに」と呻く小猿に「お前は利用しただけ」と、すごい月並みだけどカワウソがまさに外道。同時に友を裏切った小猿には一切の救いなしという、非常にわかりやすい因果応報

用済みのタツマキをも切ろうとするカワウソだが、殺したはずのハヤテがその時登場。「捕らえましたぞ」と一旦は自分が本物だと主張してシラを切ろうとするカワウソだが、タツマキの「申し訳ない」という言葉を聞くなり逃走。って、まだ正体割れてないんですケド。バカなのか潔いのか。

追いかけるハヤテだが、カワウソは無刀取りの技を用いて刀が通用せず。そこでハヤテは嵐に変身。今回は初めて鍔鳴りを省いた変身となりましたが、そこに説明も何もなく、唐突。伊上勝の脚本は『仮面ライダー』でも変身シーンを省くなど実験的な手法を凝らしていて、今回もその流れだと思いますが、ちょっとこれは飛び道具過ぎたかなあ。

伊賀忍者と血車党の戦場に乗り込んだ嵐とタツマキ。嵐はカワウソに旋風斬りを繰り出すが、逆旋風を繰り出したカワウソにまたも受け止められてしまう。そこで嵐が繰り出すのは、

「指目つぶし!」

ヒーローの技ですかそれ?!

そしてやっぱり素手の方が強いんじゃないだろうか嵐。

目つぶしを食らったカワウソは呪詛の言葉を吐きつつ爆散。伊賀忍者もカスミの治療を受け、血車党の伊賀忍者全滅計画は失敗に終わるのであった。

ちょっとアイディア重視・実験的すぎて飛びすぎているようには感じるところがあるし、一番メインイベントであるはずの伊賀忍者と血車党の対決が盛り上がらないのですが、ところどころのセリフに切れ味があるし、やはり監督も脚本を扱いやすいのかテンポがいいです。まあ、今回の実験的手法も裏番組対策のテコ入れの一環でしょうが、しかし鉄人大王とかそれほどのぶっ飛びっぷりは感じられなかったなあ。

そんなこと思っていたら次回なんとドラキュラとか西洋の妖怪とか言われたんですけど、どうなってしまうんだこの番組。