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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

変身忍者嵐 21・22話感想

変身忍者嵐 特撮感想

Youtubeで配信された『変身忍者嵐』の感想。

21話

血車党は日本征服のため西洋の悪魔道人と手を組み(対価は日本半分)、化身忍者以上の力を持つ西洋妖怪を嵐に差し向ける策略に出た!一番手はドラキュラ。彼は江戸の人々を吸血鬼に変えようとするが、西洋から彼らを追ってきた正義の戦士・月ノ輪の協力を得た嵐により、十字架型に組んだ刀で攻められ倒される。ハヤテ/嵐は西洋妖怪全滅の意志を固めるのであった!

露骨なテコ入れが入りました。

wikipediaなどで調べると、この時期『ウルトラマンA』との視聴率競争が激しくて、こういったテコ入れなどが度々行われていたとのことで、これまでも潜水艦やら鉄人大王やら血車れんじゃあ部隊やらにそれが現れていましたが、今回はそれらと比べ物にならないぐらいの大胆な路線変更。

難点から挙げると、この変更により「化身忍者を倒すことで父の過ちを償い、血車党を本来の理想に改めて向けさせる」という当初の目的および「力での排除のみではないヒーロー像」を打ち立てる試みは、完全に失敗に終わった、と言わざるを得ないこと。この数話ほど、ハヤテは火薬を手にしたことで魔道に踏み込み、その理念は形骸化していた、と言える状況だったのですが、今回で完全に切り捨てられたことが明白になってしまいました。

エンターテイメントとしては火薬の爆発などがあって派手な方が、楽しいのは確かですが、この『ライダーとは一線を画す新しいヒーロー』の決着も見たかった。…まあ、何より嵐の必殺技は直接攻撃での撃破しか存在しないため、そのまま進んでもいずれ破綻が来たと思いますが。

時代が進んだ現在、この『変身忍者嵐』が目指したと思われるヒーロー像を追及する作品も見られるようになってきたのですが(『ウルトラマンコスモス』など)、この時代に打ち立てるのは難しすぎる試みだったのかもしれません。

ただ、このテコ入れは悪いことばかりでもなく、良いところを一つ上げると人物の衣装が一新。これまで派手な色のテカテカした忍び装束だったハヤテやツムジたちは全体的に地味な色の着物に変化。忍び装束も黒くなりました。

ハヤテの衣装は遠巻きに見ると一般人と紛れ込んでしまって見失いそうな服装になったので、見た感じ一発で主人公とわかる前の服とどちらがいいか、というところは悩みどころですが、個人的にはこちらの方が「忍び」っぽいしカッコイイと思います

テコ入れについて他に触れるところは、新ヒーロー・月ノ輪。うーむ、ダサい。顔は丸い目に人の口に近いデザインでいかにも石ノ森ヒーローなのですが、この色彩感覚がなんとも……。

そして、ここまで散々ポンコツ幹部路線を突っ走ってきた骸骨丸がついにリストラ。アジトの石に潰されながら再起を示すセリフを吐いてますが、正直もう出てこなくても問題ないような(笑)

テコ入れ以外だと、アクターが慣れてきたのか、今回の嵐は動きがキレッキレ。こういう路線でのテコ入れなら、アクションはかっこいい方が当然いい。

22話

日本にピラミッド作って、エジプトから第二第三のミイラ男を連れてくるのだ作戦。

すみません、本気で意味がわかりません。

ピラミッドがワープ装置ってことなのか、説明はろくにされないまま。

んで、今回の西洋妖怪ミイラ男。

ミイラなのに池から棺で流れて登場。

ミイラなのに透明人間能力。

ミイラなのに血を流して後をつけられる。

ミイラなのに水中から不意打ち。

ミイラとは何だったのか、根本的な意味を問いただしたい。

悪魔道人と対面したハヤテはミイラ男との連携で倒されたかに思えるが、影からツムジにアドバイスしつつ、ツムジとタツマキが捕まってピラミッド地下に連行されると、笑い声と共にその部屋の棺の中から登場伊上勝、『仮面ライダー』でも棺からライダー出現!というネタやってましたが、この整合性完全無視の登場はまさに伊上式忍法。

それはさておきまたツムジを囮捜査に利用したな、嵐。

ミイラ男に苦戦するが、月ノ輪の助けを借りて撃破。それによってピラミッド爆破。うーん、前回からとどめに必殺技を使ってくれなくて、地味になってしまったような、この路線で行くならそこはむしろ切っちゃダメな部分かと。

路線変更2話目でこちら(視聴者である筆者)がまだテイストつかみ切れてないのもありますが、あまり面白いとは言い難い出来でした。