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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

アクマイザー3 第15話と第16話感想

特撮感想 アクマイザー

Youtubeで配信された『アクマイザー3』の感想。

第15話

ここんところ、妙に千葉治郎さんが押されますけど、テレビ局から何か要求でもあったのかしら。

バスごと人々を誘拐したアクマ族テングラー。その作戦を特ダネとして撮影しようとする一平だが、カメラを奪われてしまいピンチに。そこにザビタンが助けに来る。ザビタンは、テングラーは人間がかなう相手じゃないから俺たちに任せろと一平に告げるが…

「とんでもない。狙われてるのは俺たち人間なんだぜ!俺たちにはアクマ族のような力は無いけど、そのかわりに、正義の心と勇気があるんだ」

ああ、これは面白い切り口。これまでも一平やジュンなど、アクマイザーに加勢する人たちはいたのですが、基本的に戦っているのはザビタンたちアクマ族の脱藩者だけ。対抗できる力を持っていないことやその存在が明るみになってないことから、人間にアクマ族と戦う意志を固めている者は未だ少ない(怪物に発砲する人はいますが!)、そんな現状はいつか破らないといけない。

ヒーロー不要論、というほどのことはないですが、ここで一平がきちんと「ザビタンたちヒーローに頼らず、いずれ人間が人間のできることを見つけ立ち上がらなくてはならない」と示すのはとても良かった。

そのため、テングラーを追いかける一平とジュンだが、一平もまた誘拐されてしまう。テングラーの目的は捕まえた人間を改造して奴隷にすることで、力はないが勇ましい一平の心を惜しみ、仲間に加えようとするが、一平は拒否。牢番をうまく倒して脱出するも、テングラーの術で天狗のような鼻の高い怪物に変えられてしまう!

それを一平と認識できない光彦、ジュン、ガブラ。ガブラに攻撃されて逃げる一平。ガブラは一平を見失うが、ザビタンにそれを報告すると、何故かそれは一平じゃないかと理解するザビタン。

超理解は万能系ヒーローの必須スキルです。

「放っておいたら、味方であるはずの人間にやられてしまうかもしれん!」

ありうる、すごいありうる。

この街の人たち、怪物っぽい見た目の人に投石や発砲は当たり前ですからね!!

池のそばで、異形の顔に苦しむ一平を見つけたザビタン。

「すまん…俺たちに協力しようとしたばかりに。許してくれ!」

「何を言ってるんだザビタン…これは俺が自分で買って出たことだ。ただ…俺は…」

「ん?!ただ?」

「俺は…奴らが憎い!」

「一平、君の仇は、我々が必ずとってやる!」

ザビタン、かっこいいなあ…

異形になっても一平と認識し、普通に会話。とりあえず謝罪から入り、一平の思いを汲み取って怒る。ストレートなヒーローとしてのかっこよさ。

ザイダベックで本拠地を発見したイビルの連絡により、潜入するザビタン。一平(もちろん、異形にされる前)の姿になることでテングラーを惑わし、動揺させる。

もう一度術をかけようと必死のテングラーの前に、ひたすら笑顔で立っているザビタンが凶悪(笑)

正体を見せたザビタンはテングラーと交戦。異形のままの一平も参加するが、机をチョップして手を痛めたり、バランス崩して落ちそうになったりして役立たずなところを「何をやってるんだ!」とザビタンにまで叱られる(笑)せめて逆転の切り札になるかと思いきや、見せ場一切なしってすごいなあ。

魔法陣アタックでテングラー撃破。テングラー倒したら元に戻らないんじゃ…と思っていたら特撮のお約束で普通に元の姿に。こらガブラ、「奇蹟」とか余計なこと言うな。

こうして一平は元の姿に戻り、ジュンも光彦もそれを見て喜び、仕事の締め切りが来てるぞと怒る編集長にも笑う、と大団円。

Aパートで示した「人間にある力とできること」、例えダメでもそれを最後まで貫こうとする一平の姿がかっこよく、とても面白い話でした。

…あ、誘拐された人の行方はどうした?!

第16話

ザビタンに笑顔ってあったのか!

今回一番の衝撃です(笑)

目にラインが入るだけで表情を示すザビタンですが、怒りは正直わかりづらい(最近はバンクもなくて、戦闘中にいつの間にか怒りの顔になってたりする)のに対して、こっちは普通に笑顔に見えます。ただ……正直、気持ち悪い(笑)

話としては、出来悪し。いいのが来たなあと思った後にこれだから、『アクマイザー3』は油断ならない。

アクマ族・カサドラーの作戦は少女を使って傘を配り、人をその傘に閉じ込めて誘拐、奴隷にするというもの。今回と前回が同じ脚本家なのですが、二回連続で奴隷調達作戦なのはどうなのか。

その少女に傘をもらった光彦は完全に一目ぼれ。夕立を待ち続けていたが、ある日雨の中でその傘に囚われそうになり、イビルに救われる。イビルはカサドラーを倒そうと向かうが、カサドラーは少女を人質に。

……仲間だってことがバレたら容赦なしだから、かなり危険な賭けだぞ、カサドラー。

お前の前に立つ男は「例え子供でも、我らの敵を名乗る限りは殺すべき」な人だからね!

カサドラー撃退後、少女を介抱するアクマイザー。少女・ゆうこはジュンの近所に住んでいた少女で、一年前に行方不明になっていた、とのことなのですが、するとそんな昔からカサドラーのしもべにされていたのか。そうなるとこの奴隷調達、明らかにここ数日単位の話ではなくなるはずなのですが、そういうポイントについての説明が全くなし。父と子の再会のドラマについても全く掘り下げられず、この行方不明設定が活かされたとは言い難い作劇でした。せめて1か月とかならまだ理解できたのですが、何故一年なんて相当長い期間にしちゃったのか、脚本。

その後ゆうこは拉致され(一平の家が完全にアクマ族に認識されていて、明らかにどこよりも危険な場所と化しているように見えます!)、彼女を助けるためこれまでの事件から本拠地を割り出して向かうアクマイザー。本拠地では洗脳されているゆうこがアクマイザーに銃を乱射。そこに何故か入ってくるゆうこ父とジュン。

えー、警備がザルなのはおいといて、君ら何しに来たの?そして、どうやってこれたの?

この場所はザイダベックのコンピューターが割り出したもので、ジュンたちが知る由はないはずだし、この前にギャリバードは地雷原を走り抜けてきたのですが、どうやって突破したのか。一から十まで説明放棄で、いっそ清々しい。

その洗脳はペンダントにあることを知ったイビルは、ザビタンの指示に従いペンダントを射撃。ここの伏線としてイビルの射撃の腕前を示唆する場面は入るのですが、何の脈絡もなく特訓しているイビルに何の脈絡もなく一平の格好で張り合うザビタン、という、もうちょっと自然に話に組み込めなかったのかと首をかしげざるを得ない内容。そして、ペンダントが取れて洗脳が解け、父に駆け寄っていく姿もあまりに急に流れ過ぎて、微妙なことに。父を認識して駆け寄るまでにタメがなさ過ぎて、ちょっと意味の分からない映像になってしまいました。

最終的にいつも通り魔法陣アタックでKO。光彦は父と再会できたゆうこから新しく傘をプレゼントしてもらうのだった。

と、話としては色々疑問が山積みすぎてあまり楽しめなかったのですが、この最後にザビタンの笑顔が全てをかっさらってしまったので、チャラで(笑)

なお、今週の大魔女ダルニアの出番。

15話:誘拐された一平について光彦には全力で隠そうとするガブラとジュンの前に現れ、空気読まず「助けに行け」とのたまう。

16話:大魔法ダルニアビームでイビルの動きを止めた鏡に穴をあける(もうこんなに弱体化したのか……)、本拠地でガブラに水やりするも、足りなくて後から補給する羽目に。