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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

宇宙刑事シャイダー第17話感想

特撮感想 シャイダー

ニコニコ動画で配信された『宇宙刑事シャイダー』の感想。

 UFO関連雑誌に、沢村大の記事を発見した小次郎。大は2年前にナスカの地上絵を研究しに旅だった後、行方不明になった男だった!興奮する小次郎は、ナスカの地上絵を研究している知人の浅井画伯に大を会わせようとするが、ナスカの地上絵の悪夢を見て恐怖する神官ポーとクビライもまた地上絵について調べようと、浅井画伯を狙っていた!

浅井画伯は娘と共に誘拐され、地上絵の解読をさせられることに。それを探す沢村大は、かつてナスカについて調べたときのことを思い出していた。2年前の大は宇宙の研究者であった父の遺言に基づき、ナスカの地上絵について調べていた大学生だった。調査と研究の結果、イースター島に秘密があると感じた大は、そこで謎の遺跡を発見。その時、背後からバリア光線で撃たれてしまった!

目を覚ました大の前に姿を現したのが、銀河連邦警察のコム長官。長官はその明晰な頭脳と勇気、そして光線に耐え抜いた身体能力を買い、彼を宇宙刑事にスカウトしたのだ!

何やってるんすか銀河警察

……えー、なんだか言葉の上では「大が自分の意志でスカウトに乗って宇宙刑事になったんだよ!」と見せようとしているのですが、どう考えてもこれ、主導権握ってるの完全に向こうだよ!

命の危機にあったところを銀河連邦警察の宇宙船が拾い、介抱して「助けたんだから宇宙刑事になれ、さもなくば宇宙に捨てるぞ」と、脅しているように見えてならんのですが。

思えば伊賀電も、命の危機でバード星で手術→帰ってきたらスカウトに乗って宇宙刑事シャリバンになっていた!という、色々無茶な経歴ですが、銀河連邦警察の勧誘はとても温厚なものに見えません。

そして、フーマが何故地上絵について調べているのか気になった大は、コム長官にあの遺跡のことを尋ねる。

「ナスカの図形は原住民が描いたものではなくて、銀河警察の手で描かれたものだ。今から1500年も昔にな」

何やってるんすか銀河警察

曰く、銀河警察の暗号文字だそうで、地上絵とよく似た銀河警察のシンボルマーク(『ギャバン』から登場してます)を示すマリーン。

イースター島の遺跡の正体…それは「要塞」だと告げるコム長官。それは銀河警察でもトップシークレット。

「言えることは、銀河警察の危急存亡のときに、あの遺跡の扉は開かれるだろう」

ホントに何やってるんだよ銀河警察!!!!

何遠く離れた星にヤバい兵器を隠した上にでっかい文字で場所を示してるんだよ?!

ギャバン』第4話でもその力がバード星の争いの種となった魔人兜を地球に隠しているんですが、バード星人はヤバいものは地球に捨てるor隠すことに決めているのか

長官、今のうちに全部吐いとけ!後いくつ、地球にその手の兵器を隠したんだ?!

その要塞の秘密がフーマに知られてはまずいと、調査を続ける大たち。フーマは浅井画伯が単なるマニア程度で、暗号解読についての深い知識は望めないと判断し、親子を殺害しようとするが、地上絵の暗号を描いたボールで助けを呼び、それを見たシャイダーによって間一髪助けられた!

って、大がちゃんと解読できたのでその暗号は正しいみたいなんですが、解読できたなら何故教えなかったのかの説明がないですし(少なくとも「期限までに解読できなかったら死」は示されてますが、解読した場合はどうなるか示されてない)何より大以外が拾ったら解読できなくて詰んでたのですけど。絵を活かすために話が妙なことになってしまいました。

不思議獣・ギリギリをさっくり撃破するシャイダー。フーマは浅井画伯には解読できないと認識したため、おそらく狙われることはないだろうということが示され、さらに大は小次郎のペットショップで働く代わりに、二階に家賃タダで住まわせてもらうことに。って、この建物小次郎さんの所有物だったのか?!

ずっと懸念事項だったシャイダー/沢村大のオリジンが明かされるエピソードなんですが、うーん……そもそも「沢村大の過去描写がない」「大のキャラが薄い」ことについて私が問題視してきたのは「大が地球を守りたいという理由や、フーマと敵対する積極的な理由がない」ことにあり、今回のエピソードではそれが一切補完されることがないため、結局何も解決していないことになってしまいました。

前者は一応「地球人だから」と理由づけ可能だったのですが、肝心の「地球人・沢村大」は父の遺志を継いで宇宙を研究する人であることだけ示され、そこから他の人間関係などに全く広がっておらず(研究室に人一人いない!)、むしろ宇宙に興味を示す大は、地球という星にどんな思いを持っているのか?がぼかされているので、問答無用で地球は大切!とする根拠も薄まってしまいました。

そして、父以外の家族が全く言及もされないので、それを理由にすることも難しいのですが、第1話で実家を吹き飛ばしたのは、やはり失敗だったのでは。

特別に地球を守りたいと思う理由が沢村大にある。

あるいは、

フーマという存在に対して、個人的な因縁がある。

このどちらかがあるだけで、「沢村大という男が主人公である」ことの深みはかなり増すのですが、そこがサッパリないのでただ現れた敵を事務的に圧倒的暴力でつぶす鬼畜刑事シャイダーの図が維持されることになり、残念。

しいて言えば、トップシークレットのヤバい兵器の秘密に触れてしまったため、地球に配属されてそこから逃げらないという理由づけにはなったのですが!!

次回、諦めの悪いフーマは、大を直接狙いに来た!