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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

変身忍者嵐 29・30話感想

Youtubeで配信された『変身忍者嵐』の感想。

29話

忍者大秘巻を狙う妖怪マーダラは人を白骨死体にする死の煙をもってハヤテたちを襲う。マーダラに襲われていた少女と老婆を助け、ある農家に逃げ込んだハヤテたちは、その少女ユキが家老の娘であり、母を亡くして肉親は父だけだと知る。だがユキはマーダラによって父を人質に取られており、ハヤテの持つ忍者大秘巻を狙って襲い掛かってきた!

若干説明台詞が過ぎる気がしますが、ユキの肉親が父だけであることを示すことでマーダラの悪辣さを強調。時代劇のテンプレと言えるベタな構成で手堅くまとめてきました。

そんな中で、ハヤテたちを匿った農家のおばあさん、初対面では不愛想に見せかけてユキの事情を知るや同情してお茶を入れようとするなど、普通にいい人だったのにマーダラによってあっさり白骨化。

モブの死は近年の作品にもあることですが、ちょっといい人アピールをした途端に強烈に叩き落とすという容赦のなさに70年代特撮の恐怖。

ユキの父(重要な人のはずなのに劇中で名前すら設定されず)を人質として嵐に忍者大秘巻を渡すよう要求するマーダラだが、人質は月ノ輪によって解放済みというオチがついて、しかも死の煙は月ノ輪には無効と、悪辣ではあるけどマーダラがちょっとかわいそうにさえ見えてきます。

で、マーダラが通常の刀で斬れなかったのが、最後に理由なく必殺旋風斬りで倒せたのが謎。劇中描写を見る限り「マーダラは煙の体なので斬れない」って話に見えるのですが(煙に姿を変えて壁を抜けて隠し部屋に移動する描写あり。嵐にあっさり見破られた上、月ノ輪が侵入してたけど!)、最後の戦闘を見るに実際は「煙で惑わしているだけで実態を消せる道理はないので、旋風斬りで煙を吹き飛ばせば敗れる」なのか。

あと、戦闘能力のほどが謎な月ノ輪は、どうやら積極的に戦いを挑む性分ではなく、基本的に自分(と庇っている人)に危害が及んだ時だけ攻撃して、積極的な攻撃を嵐に任せている、みたいです。本来は不殺精神とかなのだろうか、でもそれだったら自分は理念があるので殺せないから嵐に殺させる、ってことになってしまうのでは……。謎が謎呼ぶ月ノ輪の正体。

30話

前半の、伊賀忍者を殺して操り、それをさらに殺して信頼を得て忍者大秘巻を奪うという魔女ザルバーの戦術はなかなか面白かったです。ザルバーが何故秘密のヤマビコの印を知っていたのか不明ですけど。

そして、「お前を生け捕りにして悪魔道人をおびき寄せる!」とか言い出したり、「悪魔道人を倒したらお前を故郷に帰してやる」とか説得する嵐の姿が超邪悪。

なんかメインライターの伊上さん、路線変更で半ばやけっぱちになってて、嵐を意図的に悪辣に描こうとしてるんじゃないのかという気さえします(^^;流石にそれは無いと思いますけど、ここ数話のムチャクチャがあまりに過ぎるので邪推したくなります。

まあ実際のところ、悪魔道人はザルバーの通信を受けても助けに来ないし、ザルバーが死ねば「次がいくらでもいるから安心して死ね」なので、本当に悪質なのはあっちですが。

戦闘面は、後半最後の嵐との戦闘では第三の眼もマントも猫も特に生かされず、残念。第三の眼なんてツムジが「それが弱点だって月ノ輪が言ってた!」と言うなり、唐突に振り向いて嵐にアピール→あっさり突かれKO、という有様。

で、前回から専守防衛だと思っていた月ノ輪さん、今週では一応ザルバーに刀を投げますけど、逃げる姿を長い時間眺めてからやる気なさそうに投げるので、やっぱり積極的に殺意はない模様。