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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

変身忍者嵐 31・32話感想

特撮感想 変身忍者嵐

youtubeで配信された『変身忍者嵐』の感想。

31話

見どころ:タツマキの生足。

毎度追い込まれると「殺せ!」と叫ぶとことか、今の時代なら色々ネタにされそうです(おい)

うーん、グダグダ。

西洋妖怪ドーテムに木こりの父親を殺された姉妹は、ハヤテ一行を仇と思いこまされ狙うが失敗、妹とツムジが誘拐されその命と引き換えに忍者大秘巻を渡せと迫る。

ツムジが何の役にも立たず誘拐(または拘束)され、人質という展開は、流石にもういい加減にしてほしいと思えて来ました(^^;妹がハヤテを父の仇と誤認する部分も、ドラマの盛り上げに使われませんし。

戦闘・アクションシーンも繋ぎはおかしいし、とにかくずっと適当で杜撰。ただ分量が多いだけで、特に面白い動きはしませんし。何の脈絡もなく登場して血車忍者をボコボコ殴っていくファイティング原田は、もう話が全部おかしいのでちょっと笑えてしまった(笑)

と、ドーテム撃破までここまでロク楽しめなかったところで、最後にとんでもないどんでん返し。

「ドーテムが死んだんで、魔力が切れ、みんな元通りの体に戻れたんだね!」

あ、あれ?!

お父さんが生き返ってるーー?!!!!

「忍者が倒されると忍術が解ける」というお約束を確立したのは本作メインライターの伊上勝という話ですが、これはもしやその極致ではないか(笑)今回の脚本は違いますが。

ていうかドーテム、何故殺さなかったのか、意外と優しいのか?!

「俺の目的は忍者大秘巻だ。他のことに興味はない!」って人だったのか?!

全体がいろいろひどかった話でしたが、最後の最後でどうでもよくなりました(笑)

32話

渡し船の船頭に化けて人を襲う妖怪モズマ。演じるのは潮健児

「この船が行くのは地獄の底。ま、そうだな…さしずめするとこの川は、三途の川になるかな」

潮さんの語り方だと、こういうシャレの入った大げさな台詞も嵌っていてとてもいい。そして妖怪になっても顔はメイクしているだけでほぼ顔出しなのですが、本人の容貌が洋風の彫の深い顔のため、西洋妖怪として違和感ないのがすごい。

宿にてモズマに襲われるタツマキ、外でこれを撃退するが、宿の中でもハヤテが襲われ、これを撃退すると逃げ込んだ部屋にいた老婆が傷を負っており、屋根裏から竜巻が探すとある部屋の女性がモズマの顔に…外で斬り伏せたモズマを調べると、全く違う人間の顔!

敵はただものではない。そう警戒するハヤテは、前日にけがを負った老婆が命の危機の孫のために急ぎで薬を運んでいるのだと聞き、送り届けることに。しかしその老婆がモズマの変装であり、宿で寝ていたモズマに変わった女性は、すでに女性の死体にすり替わっていた!

モズマ関連の動きはわかりづらいですが、最後の一騎打ちシーンで嵐が「罪もない人をモズマにして向かわせる」と説明したことで、どのように動いていたのかが分かりやすくなり、同時にハヤテに斬られた傷を被害者となった老婆の変装で隠していたとつながって、妖怪の特性についてしっかりと組み上げた作劇。

また、老婆の変装中のモズマが死んでいった西洋怪人に思いを馳せる描写を入れることで、西洋怪人側に一個の人格があることを表現していくのもよいところ。合間のシーンがこういうところで埋められることで、前回みたいに長くダラダラした戦闘が続くこともなく、いい効果。

ハヤテの危機を知り、走るツムジは血車忍者に襲われるが、そこに現れる高見山関!

テロップまでついて、怪人みたいな扱いにされちゃってますが(笑)

血車忍者に米俵をブン投げる絵面は面白かったですが、前回のファイティング原田に今回の高見山と、何故に格闘家ゲスト出演祭なのか(^^;テコ入れ策の一環でしょうけど、どうにもならない異物感があって一発ネタ以上の面白さにはならないのは困ったところ。

正体を現したモズマと戦う嵐だが、モズマは罪なき人を分身にして向かってくる…そこに月ノ輪登場!

「聞け、嵐よ!モズマの実態はあくまで一つ!それを探すのだ!」

……それだけ?

もっと具体的な対策とか弱点とか教えてくれないんですか(^^;あるいは分身を解くために力を貸すとか。

今まで月ノ輪は具体的な対策や弱点武器の提供などしてくれましたが、積極的な戦闘はしないので、やっぱりなんだか持て余し気味な雰囲気が漂います。『アクマイザー3』みたいに嵐と並立するほど出張ってこないので、集団ヒーローとしては弱い。人質の解放とかはタツマキやツムジ・カスミでなんとかできてたところなので、もっと明確に「月ノ輪の力が必要な場面」があってほしいのですけど、そもそも月ノ輪は何ができて何ができない人なのか、意味不明なままですし(^^;

そして嵐は忍者大秘巻を投げて、本物だけが必要とするから向かってくるはずだ!と強引に処理し、刀の激突!嵐とモズマが相打ちになったか!と思わせて、嵐は掌で切っ先を止めていた、という流れのカット割りはかっこよかったです。

そこでタツマキも月ノ輪の存在を知る…ん?今まで面識ありませんでしたっけ?ゴルゴンの話とか、助けてくれたような気がするんですが。とにかく月ノ輪も正義なんだ、と強引に納得して次の話へ。

月ノ輪の扱いに不満を感じるところはありますが、モズマの能力を使った怪奇色の強い脚本と演出、潮さんの演技力、全体的なテンポのよさなど、面白い話でした。