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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

アクマイザー3 第27話と第28話感想

youtubeで配信された『アクマイザー3』の感想。

第27話

後頭部にもう一つの顔を持つアクマ族・フランゲンは、世界一の頭脳を持つ大久保博士の脳を自らに移植しようと博士を襲う。アクマイザーに妨害されたフランゲンは博士の息子マサルを人質にして頭脳を要求しようとするが、光彦がマサルのメガネと帽子で遊んでいたことから勘違いされ誘拐される。高い防御力と怪力の前にアクマイザーの攻撃は歯が立たない。ザビタンは弱点を調べ、それが後頭部の頭と知ると光彦を奪還してフランゲンを倒すのだった。

うーーーーーん、伊上勝は70年代東映特撮を支えた偉人ですし、筆者も『変身忍者嵐』『仮面ライダーX』などをツッコミ入れつつも楽しんでいるのですが、どうもアクマイザー3ではぱっとしません。シリーズが結構進んでから入ってきたので、カラーをつかめなかったのか。

光彦とマサルを取り違える展開に理由を持たせたり、ザビタンとダルニアが頭脳労働(弱点調査)でイビルとガブラが先陣切って突入という役割分担など、細かい仕事は光るのですが、全体としてはいまいち。

ます気になるのが、弱点調査のためにザイダベックのコンピュータにザビタンが分析させるシーン。

分析結果、

「フランゲン ノ ジャクテン ハ アクマトショカン ノ アクマメイボ ニ アリ ダイ4カン 440ペイジ ヲ ミテクダサイ」

そんだけの情報出せるんだったら最初からコンピュータに弱点情報入れておいてください(^^;

「ジャクテン ウシロノカオ」の方が短くて済むじゃないですか!

これだけ大掛かりなことをやって判明するのが「後ろの顔が弱点」って、すごい骨折り損感。このポイントでがっくりくるので、調査と突入分担もいまいちな感じに。

で、もう一つ気になったのが、最初にフランゲンに敗北して逃げたザビタンが南雲健二の姿で東都タイムズに戻ってきたとき。

編集長はいい加減、アクマ族を信じてください(^^;

あれだけ姿勢を騒がせるアクマ族の怪奇事件を「目で見ないと信じない」はまだいいとして、南雲くんは直接ぶん殴られてるんですよ?!

編集長がアクマ族をこの段階になって欠片も信じてないの、もう「お約束」でどうにもならないレベルで不自然にしか見えません。

さらに、健二が一平に対して、光彦がさらわれたことを謝罪した時の一平の態度。

「お前その顔のケガでノコノコ帰ってきたのかよ?!」

あの、なんで南雲健二がアクマ族と戦って勝つことがデフォみたいな怒り方してるんですか?

肉親のことなので頭に血が上る気持ちは理解できなくもないですが、前々回も光彦が誘拐されたことについて無反応だったし、何よりこの直前に「喧嘩の相手を俺がぶっ飛ばす」と息巻いてそれがアクマ族と知るなり「やめた」と引き返すギャグを挟んだりしているせいで、ただ感じ悪い。

それだけならともかく、一平は南雲健二=ザビタンだと知っていたらそんなセリフを言わないだろうと思えてしまうのも難点。「ザビタンでも勝てないほどの強敵」ということに驚きと焦りを覚えこそすれ、多分糾弾はしない。

このワンシーンで、『アクマイザー3』の抱えている「アクマ族の世間の認知度」「理由のない南雲健二秘密主義」の問題点が一度に噴出してしまいました。

そして、一平の出番はここだけ。つまり、このシーンのフォローなしで投げっぱなし。

全体的に特に面白いと言えるところがなく、残念な話でした。

第28話

息子テングラーの復讐を誓うアクマ族オニテングは、自分の出す角弾丸が刺さった人間を操るアクマ力でザビタンたちを襲う計画を企てる。

これで子供を操りガブラッチョを狙うのですが、子供に拳銃持たせてヒーローを集中攻撃させる絵面に、良くも悪くも70年代のおおらかさを感じます……!(笑)今だったら絶対こんなシーン撮影できない。

ザビタンは道端で気絶していた女性を助けるが、女性は記憶喪失。記憶を取り戻そうと遭遇した道を歩くと、女性はどこからともなくナイフを出して襲い掛かる!

ナイフを払い落とす→正気に戻ったように見せかける女性→2本目を出してまた刺そうとする→ナイフが払い落とされる→また正気に戻ったように…の流れ、シリアスなはずなのに変な笑いを誘います。

これがオニテングの仕業だと知ったザビタンたちはオニテングを追うが、アクマ力の暗闇の上に子供を差し向けられて見失う。そして光彦・一平・ジュン・ダルニアまで操られてしまった。

「魔法力・まねるんだら~」

催眠術で阻止。

ザビタンが万能すぎて、作戦が通用しない…。

角弾丸に原因があると知ったザビタン、女性の記憶が戻ったことでオニテング基地の場所を知る。死体を確認したわけでもないのに「仇は討ったぞ」と酒盛りしているオニテングの基地へ乗り込み、これを撃破するのであった!

今回の見どころは多分、イビルの魔法力変化だと思うのですが、古風だからと電灯になれず提灯(暗闇を晴らすのに使用)になったイビルが、デカい送風機にはなれるのはなんとかしてほしかったところ(^^;デカいうちわになってオニテングとうちわ対決するザビタン&ガブラの方が、画としても面白そうですし。