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GATE(略) 第2話感想

アニメ『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』の感想。

 自衛隊が突入した特地の帝国は、実に6割の兵を失ってなおも陣取った自衛隊に向かっていた。周辺の諸国から集めた30万の兵を集めて攻撃を行うが、自衛隊にはあらゆる戦術が通用せず、実に10万ほどの死者と行方不明者を出す惨敗。

Aパートまるごと、異世界の人間の視点で動き自衛隊が完全に敵扱いという、前回の今回でなかなか強烈な展開。敵は持てる装備と知識を駆使して戦うも、自衛隊がそれを圧倒的な火力で蹂躙していく様は、前回同様露骨にグロ描写などを抑えているもののインパクト抜群です。

そして実は、これは自衛隊を使って近隣諸国の力を奪い、多大な被害で弱まっていた帝国の権威を維持するための皇帝モルトの策略だった!さらに帝都までの全ての町を焼き払い、井戸への毒と食糧を奪う焦土作戦に出るという悪辣さ。

まあ視聴者の視点からすれば通用するはずがないんですが、元老院も皇帝降ろそうとする動きがあることが示唆されてるし、思いっきり内部分裂で崩壊するフラグだ!

一方自衛隊は、特地の人間と友好関係を結ぶべく伊丹を筆頭に偵察隊を派遣。

すごいダルそうな伊丹の安定感。

あまつさえ、小隊内の無線入れたまま倉田とアニメのOP熱唱して、女性隊員の栗林二曹、ドン引き。

そんな調子だけど、あくまで目的は友好関係を結ぶことだと割り切って、村人を脅かすわけにいかないからと野営の提案を受け入れたり、特地の言語を独自に勉強してたりと、細かいところでの好感度上げが秀逸。

伊丹には若干「ぼくのかんがえたさいきょうのじえいたい」なやりすぎ感がありますが、オタ趣味とかダルそうな態度を栗林の視点によって欠点として扱った、この手のキャラ造形で悪手である「周囲が伊丹を持ち上げる言動を繰り返す」「伊丹を優秀にするために、他の人物が頭悪くなったりダメになったりする」というポイントは回避しているので、嫌みを感じません。まだ2話なのでどうなるかわかりませんが。

だが次の村のある森が、盛大な火事を起こしていた。その原因はドラゴンの火炎。

「首一本のキングギドラか?」

あ、あれ?桑原陸曹長のおやっさん?あなたそういう人に見えなかったんだけど?!

アレを見て「竜」「ドラゴン」ではなく「首一本のギドラ」は、さすがに無理があると思います(^^;いや多分そこまでディープなオタではなくて、アレを伊丹他のオタ趣味に合わせて怪獣になぞらえたらそうなった、という気もしますが。「羽の生えたゴジラ」と、どっちがましな表現だろうか、「火を噴いて飛ぶからガメラか?」とか言わないだけマトモなのか。

当の伊丹の返答「おやっさん、古いなあ」ですし(笑)

ドラゴンが何事もないのに火を噴いて山火事を起こすのか?と疑問に思った伊丹たち偵察隊が駆けつけると、そこにあったのは通り過ぎたコダの村で教えてもらった、行先の村だった。焼き払われた村で生存者を探す偵察隊は、井戸に浮かぶ金髪のエルフ耳の女性を発見する――

Aパートがまるまる異世界視点だったこと以外は1話ほど強烈なインパクトがありませんでしたが、落ち着いた雰囲気ですんなり見れる2話。

本作で心地いいのは、設定の細かい部分(自衛隊の陣地の異世界にとっての重要性や、何故旧式装備を使うのかなど)を冗長になりすぎない程度に説明してくれて、かつその差し込み方もあまり不自然にならないようにしていること。

もう一つ、前回第1話からそうですが、伊丹たちのオタトークや戦闘の残虐描写、政治関連の話題(今回は特地の資源を狙うアメリカ大統領の描写)などのちょっと踏み外すとすぐ嫌な感じになってしまいそうなネタを、あまり逸脱しない程度に抑えてくれていること。全体的にバランスがいい。

それはそれとして本作のメインヒロインらしき人が今回も最後に出てきただけで一言もセリフなしというのがまた潔いというかなんというか(^^;次回から話に絡んできそうなので、期待。