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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

Go!プリンセスプリキュア29話感想

アニメ感想 プリンセスプリキュア

『Go!プリンセスプリキュア』の感想。

  キーを奪われ落ち込むはるかたちだが、夜中にキーの匂いを感じたパフに導かれ森の中へ。パフの変身にヒーリング以外の効果があることが判明しましたが、他に能力追加されたりするのでしょうか。

 パフを見失ったはるか・みなみ・きららの三人は、ある城の中庭に。そこにいた三人の少女からお茶に誘われ、会話の中で夢を守るための鍵を無くしたことを打ち明ける。

 「どんな夢?」

 と問われ、己の夢を見つめ直す三人のプリキュア達……で、上手く成長展開としてまとまってくれたらよかったのですが、18話以降キュアフローラがあまりにも無敵過ぎたことをはじめ、そもそもそこのぐらつきがこの三人にあまりなくて、ちょっと首をかしげる展開に。

 今期プリキュアの三名、すごい好感の持てるキャラではあるのですが、マイナスをあまり強く書いてこなかったことが逆に痛手に(^^;

 そこに現れる巨大ゼツボーグとディスピア。はるかたちは逃げ出すが、ディスピアの出すイバラとゼツボーグの攻撃に追い詰められ、万事休す。このまま逃げ続けるのは無理があるだろう……。

 「なんとかしなきゃ……」

 「どうやって?」

 「どうやっても。変身できなくても、逃げられなくても、なんとかしないと! でないと、全部終わっちゃう! 私たちの夢も、この人たちの夢も! そんなのダメ! 絶対みんなで、助かるの!」

 ここにきて、はるかにとって劇中初めてと言える「努力では乗り越えられない壁」が立ちふさがったのですが、その解決法がどこまでも諦めないなのが、恐ろしくはるからしいところ。

 三人の少女を逃がし、イバラに捕まってしまうはるかたち。

 「私たちは、諦めない!」

 「夢をかなえるまで、終わらない!」

 「そうだよ!私たちには」

 「守りたい夢が!」

 「叶えたい夢がある!」

 「絶望なんかに負けない夢、それが!」

 「「「私たちの力!」」」

 三人の新たな決意表明なんですが、均等に見せ場を与えるため長セリフを分割しすぎたような感じで、ちょっとモヤモヤ(^^;

 「守りたい夢」をみなみに言わせて、「叶えたい夢」をきららに、「絶望なんかに負けない」をはるかに言わせるところとか、各人の個性を踏まえた上での分割をしているのですが。

 突如、はるかたちが輝きを放ち、イバラが消滅。すると助けた三人の少女がドレスアップキーを差し出した。変身したプリキュアによってゼツボーグは撃破。このバトルがまたスローテンポで、やけに盛り上がらないのですが、作画も力尽き気味ですし、何があった今回。

 残ったディスピアに向かおうとするが、姿を消すディスピア。そして三人の少女に向き直るプリキュア達。三人は先代のプリキュアで、ここは彼女たちの記憶の世界だったのだ。

 「つまり、夢ってこと?」

 え?

 あの、ちょっときららちゃん、それは君たちの守りたい/叶えたい「夢」とは違うものなのだと思いますが、内実の違うものをごちゃまぜに(^^;

 はるかたちは先代三人の記憶に引き寄せられたが、先代の不安とはるかたちが今抱えている不安が結びついた結果、大きな絶望になったという。だが決意を改めて固めた現代のプリキュアを見て、もう不安はない、さらに強大な闇が現れてもそれはあなたたち次第だと告げて去っていく。

 「あ、あの! あなたたちの夢って、なんですか?!」

 「ホープキングダムが、永遠に、希望の溢れる世界でありますように……」

 そして、現実世界に帰ってきた三人の手には最後のドレスアップキーがそれぞれに握られていた。

 ……一度見ただけではこの「記憶の世界」とやらがどういうものなのかわからなかったのですが、まとめると「ドレスアップキーには先代の願い(夢)と同時にわずかに不安がこもっており、それがはるかたちと結びついたためにこの世界を具現化してしまったが、はるかたちが決意表明して不安を消し飛ばしたので世界が消えた」なのでしょうか。

 そう考えるときららの「つまり、夢ってこと?」も内実が違うものではなくなりますけど、えー、それってつまりはアレですよね、キーにとりついていた先代の怨霊を成仏させたってことですか。

 先代三名にはやりのこしたことがあって、でもそれは現代のやつらがやってくれるだろう、と納得したから成仏って、先代のみなさんに対する不信感が強まっていきます(^^;

 そして、これまで意志があることがなんとなく示されてきたドレスアップキーなのですが、今回のエピソード見る限りその「意志」というのは、やり残したことへの不安から宿った先代の怨霊と見て間違いないと思われます!(笑)

 やはりドレスアップキーは、呪いのアイテムだったのか……。

 おまけにそのやり口が「現代チームが自分の意志で立ち上がれるかどうか」を確認するまで無力な一般人を装い、いざ立ち上がったら力を与えて認めるとか、この「自力で頑張れるか」に重点を置くのはまあ確かにプリンセスプリキュア(というか、現代キュアフローラ)の理念と言えばそうなのですが、強烈なスパルタ。

 先代プリンセス、超怖い。

 帰ってきたプリキュア達。だがホープキングダムではロックが奪ったキーから絶望を吸い上げて一気にゲージを満タンにし、さらに城をゼツボーグに変化させていた。そして、突然はるかたちの世界の空が砕け、現れる城のゼツボーグ……。

 この「砕けた空から城が現れる」というカットは迫力があって、今回映像面で唯一面白いと感じられたところ。

 そして、その動き出す城を見つめる目つきの悪いカラスの姿。これはまさか、あの人が帰ってくるのか?!

 先週の予想通り、今週の脚本は香村純子さんが担当。本作では結構期待している脚本家なのですが、うーん、今回はいまいち。今回の決意表明の流れがこれまでの流れと微妙に噛み合ってなかったことや、先代の夢の世界関連の説明の大雑把さなど、どうにも首をかしげざるを得ないところが多いエピソードでした。

 かなり解釈で補完しましたが、その結果が「先代の怨霊」なのは、私の見方が偏りすぎなのかもしれませんが、うーん……(^^;

 次回、ロックとの決戦。……あれ、変身できないの?

 んー、次回脚本はローテで言えば成田さんか、それともメインの軸だから10話と11話のように香村―田中の流れかなあ?