読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

手裏剣戦隊27話感想

特撮感想 ニンニンジャー

『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の感想。

  最後の西洋妖怪・オオカミオトコはキンジの父と兄を殺害した犯人であり、キンジに戦わせようとするニンニンジャーだが、人間の攻撃が通用しないオオカミオトコに苦戦し、撤退することに。

 普通にオオカミオトコが仇ってことにされましたが、あの回想映像のシルエットがどう考えても重なりません(笑) 時間か、時間がなかったのか。

 その夜、目を覚ましたキンジは家族の写真について、

 「この写真は、一度だけ三人で旅行に行ったときの写真でございやした。唯一の思い出でございやす」

 と、誰に向けてか知らないけど説明

 思いっきり視聴者に説明するための説明なんですが、それを口に出して言う(口が動いているので、回想とかじゃないです)のはどうか(^^; まあ、キンジほど精神が不安定なヒトなら、独り言ブツブツ言っててもわからんでもないですが。

 一人飛び出すキンジに、好天は私情を優先する者に忍など出来るはずがないと破門を叩き付ける。翌朝、キンジを探す天晴達は、好天からその話を聞く。

 「キンジのやつは、見ていてどうも危なっかしい。力はあるが、心の方が……まるで、昔の九衛門をみておるかのようじゃ

 一方、キンジは九衛門に見つかり、変身して戦っていた。

 「落ち着きなと言ってるだろう、スターニンジャー。そのせっかちなところ、まるで昔のラストニンジャのようだ

 この両者から見たキンジの姿で、弟子と師匠の関係やその意識のズレを見せたのは面白かったところ。

 オオカミオトコにそのままでは勝てるはずがない、と九衛門は妖怪の力を注ぎ込むことで、キンジを強化。

 メンタル弱いキンジは忍者になどできないという好天に食って掛かる天晴達。

 「もっとキンちゃんのこと信じてやれよ! なんだかんだ言って一番恐れているのはじいちゃんじゃんか!

 天晴に核を突かれた好天は逃走。

 実際のところ、キンジはメンタル弱いんじゃなくて笑顔でお命頂戴できる危ない人なのではないかと思うのですが、作中世界ではメンタル弱いことになってるから仕方がない。

 オオカミオトコを発見した霞の連絡で向かうニンニンジャー、キンジは恐れをなして逃げたと言うオオカミオトコに怒る。

 「キンちゃんは弱くないし、情けなくなんかない! お前みたいなやつだって、絶対乗り越えるはずだ!」

 「めでたい奴らだ。あの妖怪ハンターにそれができると思うか?!」

 「そうしてくれないと……仲間として、忍びを続けてくれないと、俺たちが困るんだよ!!

 ……えー、素直に見れば仲間を信じ続ける天晴の熱い言葉ですが、これまでのニンニンジャーを見ると、

 「キンちゃんというおでんのタネがないと、卵(俺)が美味しくならないんだよ!」

 と聞こえてしまって、素直にいい台詞と受け止めがたいのですが(笑)

 天晴の叫びを聞いたキンジは妖怪パワー注入を振り切り、駆けつける。

 「あっしは仇討ちどころか、父と兄を復活させるため、終わりの手裏剣を手に入れる私情で、好天さまに弟子入りを願っておりやした」

 と、ここにきてこれまでキンジが終わりの手裏剣を狙った理由と好天へ弟子入りを志願した理由とを、超説明

 この設定は本来、キンジというキャラを引っ張るための重要な事項であったはずで、ここまで謎のまま引っ張ったのだからもっとドラマチックに絡めて欲しかったのですが、映像も特に乗らないまま日常会話のごときテンションで投げ捨てるように明かしました。

 重要事項っぽい設定を、特に盛り上げもしないまま投げ捨てるように説明する本作の姿勢は以前から気になっていましたが、なんか作り手もキンジ関連ひっぱるのがめんどくさくなって投げたような感じがして、これまでのそういう展開と比べてもあまりに酷い(^^;

 ラストニンジャの弟子として戦うことを決意したキンジに天晴は超絶ブレスを渡し、キンジが超絶スターニンジャーに! と、この辺の流れもサブタイトルにされている割にはさっくり流れ作業で進められていまいち盛り上がらず。また、超絶形態がほとんど鎧シルエットなのでアカとスターで見た目に大きな違いがあまり出ないというのも惜しいところ。

 戦法とかで差別化するのかと思ったら八雲が忍者一番刀を投げ渡し、それによる二刀流と、超絶の利点もキンジの戦法の特色もいまいち発揮されない展開にされますし。

 超絶になったことで文字通り目の色が変わって別人のごとくノリノリになるのを凪がツッコミ入れる、というのは面白かったですが、やっぱりこれ「心が弱い」んじゃなくて分裂とか多重人格の類ではないか(笑)

 撃破後、己の過ちを好天にわびようとしたキンジだが、好天も孫たちに気づかされたことがあると言い、己の過ちを認め、キンジを正式に弟子に昇格することを決めるのだった。

 夏休み最後のエピソードで、サブタイトル他はお祭り回のような雰囲気なのにメインのエピソードを進めたのですが、色々と強引に処理した感がぬぐえませんでした。

 次回から新展開と銘打ち、牙鬼軍団も忍者を繰り出す……!