ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

手裏剣戦隊29話感想

『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の感想。

  今、好天によって明かされる九衛門の真実。彼は旋風から忍タリティと記憶を奪って逃げたのだ!

 以前の描写だと、「才能がないから修行させてもらえなかった」→「才能を見込まれて修行を重ねていたが、ある日突然忍術が使えなくなった」と事情が変化したのですが、どうやら修業時代の記憶が奪われたことにより、一部辻褄が合わなくなってしまっていたようで、なんとか説明がついた……のかな?

 新たに九衛門が繰り出す忍者イッカクサイは、双六空間で子供たちを誘い、恐れの力を集める。だがその双六は奪われた旋風の記憶から作られており、最後は夢を奪われ闇に閉ざされるというあがりのない代物だった!

 サイコロを振った数だけ戻るマスで脱出に成功(ここ、魔法でイカサマとかじゃなく普通に振って偶然戻れただけなのはどうなのか)した八雲は、例え真実を伝えたことで旋風が傷ついても、子供たちを救うためにと旋風を呼んでくる。

 双六の中で過去を思い出す旋風。かつて九衛門と修行を積んでいたが、好天から優しすぎるから忍者に向いていないと叱咤されたことで心が揺らぎ、そこを突いて記憶と力を九衛門が奪って逃げたのだ。

 ……その過去の流れはいいとして、さらっと敵が襲ってきたところを兄弟弟子に救われたとかいう話が出てるのですが、「敵」ってなんだ?!

 この世界、もしかしてニンジャが戦うべき相手が妖怪の他にいるのか(^^; 見た感じ明らかに忍び装束なので、かつて運動会に参加していた流派の刺客の気がしないでもないですが。

 真相を知るも、かえって気づくことができたと語る旋風。

 「ライバルが現れようが、爺さんになんと言われようが、そんなの、諦めちゃいけなかったんだ! 反論して、戦うべきだったんだ! だから皆、俺みたいになっちゃいけない。夢なんて、最初っから真っ暗で見えないんだ。だから自分で切り開くしかないじゃないか!」

 家族はいいとして、見ず知らずの少年たちも見ている中で自分のダメな経験を基に説教を始めるお父さん。

 言ってることはなんとなくかっこいいですが、素直にかっこいい展開と受け止めがたい(^^;

 そして魔法忍者のビジョンも見えているのかと八雲に詰め寄り、それを受けた八雲は見えないならこうするだけと、魔法で光を作って協力も受けて脱出。

 何か考えているように見せかけて、実は何も考えていない力技の強引プレーなの、いかにも『ニンニンジャー』らしいのですが、それでいいのか今回。

 イッカクサイを撃破後、巨大化したイッカクサイは町中を双六にしようとするが、唐突に双六の起源から語り始めた挙句、待ちきれなくなった八雲の怒りで何もしないまま粉砕。

 『激走戦隊カーレンジャー』の「技の名前が長いんだよ!」を思い出しますが、イッカクサイが語りだすところに脈絡がなさすぎて、ネタとして素直に受け止めにくく、ただニンニンジャーが空気読めてないだけみたいな雰囲気に。

 屋敷にて、好天と旋風が会話。真実を知った旋風に謝罪する好天。

 好天はここ数回ほど急に自分を下げる展開が目立つようになってきたのですが、初期の何考えているのかわからないタヌキな雰囲気に比べると飲み込みやすくなってきたことに加え、ここでの会話で弟子をとらない&積極的に修行に関わろうとしない理由も見えてきたので、印象は良くなってきました。

 まあ、今取っている弟子たちは互いの足を引っ張り合いつつ他の皆の長所で俺の味を引き立てるんだ! という非常にアレな集団ですが!

 そして、色々な要素を撃ちすぎてどうも据わりの悪かった本作ですが、この数話ほどの間でメインテーマがだんだん「夢」に固まってきたようで、ここを軸にどれだけ上手く展開できるか、期待してもいいのかどうなのか。

 次回、天晴を狙う謎のくノ一。