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宇宙刑事シャイダー第34話感想

ニコニコ動画で配信された『宇宙刑事シャイダー』の感想。

  三神山の1万年前の地層から発掘されたピラミッド、その中から出てきた金属板に狼狽えるクビライはピラミッドの破壊を指示する。不思議獣カゲカゲを繰り出し破壊に挑むがシャイダーが阻止、なおも発掘品を奪おうと考えるクビライ。しかし、神官ポーにはそんなクビライの動揺が理解できなかった。

 「話したくなかったからだ。でも、もう黙っておくわけにはいくまい。話すときが来たようだ……」

 それを「過去の恥」とするクビライは、ついに真相を話す。

 「あのピラミッドは、戦士シャイダーの墓! ……そんな気がする

 何故そんな肝心なところが適当なんだ(笑)

 そしてついに明かされるムー帝国の真実。実はムー帝国は、フーマの植民地であり、悪の花が栄えた堕落と享楽の支配する国だったのだ! しかし、それを戦士シャイダーはたった一人で滅ぼし、人類を解放し世界に文明を広めたのだという。

 そして、神官ポーはクビライの孫だった!

 ……あんまりそのポイントは特別な謎として引っ張られたわけではないので、ここでそれが明かされても視聴者としてはどうでもいいのですが(^^;

 クビライが戦士シャイダーの墓を「恥」とする理由、それはかつてクビライが戦士シャイダーに敗北したからであり、彼に弱点を知られているからであった。人々が享楽に更ける今の世界こそ、第二のムー帝国を築き上げる絶好の機会、しかしそれを宇宙刑事シャイダーに阻まれることになっては……。

 これまでフーマの侵略計画は「核で人類を滅ぼせば地球が汚れるから、地球を美しいままで手に入れたい」という理由で回りくどい作戦に出ていましたが、ここでクビライとムー帝国の関わり、および「人々の心を奪って享楽と怠惰の世界を作る」という目的が明確化したことで、作戦の傾向に新たな意味が追加されて補強されました。

 道理で、征服後の世界で遊ぶことばっかり考えているわけです(笑)

 大は救出した発掘チームの本村教授から金属板を見せてもらう。古代象形文字で「戦士シャイダー、ここに眠る」と書かれたそれを分析しようとする大たちだが、教授の息子を利用したフーマに奪われてしまう。追いかけるシャイダーだがスライム状になってとりついたカゲカゲにより、コンバットスーツが機能不全に陥ってしまった!

 「我がムー帝国は、宇宙戦士シャイダーに滅ぼされた! もしかするとお前は戦士シャイダーの生まれ変わり?! 憎むべき仇!

 え?

 名前が同じというだけで、全く共通点がないのですが、ムー帝国を滅ぼしたのは銀河連邦警察だと根拠もなく主張したことと言い、神官ポーは思い込みが激しすぎるのではないか(^^;

 怒りを向けるポーに苦しめられるシャイダーは酸素ボンベを狂わされたことで酸欠状態に。そこで全エネルギーを一気に集めて放出するという賭けに出る!

 流れ出す『青いイナズマ』のイントロに、青く輝いていくシャイダーの姿、エネルギーをためたことの表現に炎の演出と、このシーンは震えるほどかっこいいです。

 脱出後、カゲカゲを倒すシャイダーはポーとさらに戦闘続行。ビデオビームガンを奪った金属板で受け止めたポーは撤退。

 不思議獣は倒したものの、本来の目的である古代金属板の奪還はならず、クビライとムー帝国、そして戦士シャイダーの真実に迫ることができなかった沢村大。ここにきて事実上の敗北と呼んでいい展開が飛び出してきました。

 ポー側の思い込みではあるものの、フーマが「宇宙刑事としてのシャイダー」ではなく「沢村大」に意識が向くようになったことが今回の大きなポイント。これまで個人的な因縁の構築ができなかったためにどうしても事務的・職務的に戦っている印象になりがちだったシャイダーが、これからは明確にターゲットにされることが確定し、個人的な因縁の対決という構図も組み込まれるようになりました。

 第3クールも半ばの34話にして、フーマ側の状況の変化により、「沢村大」が主人公である意味がようやく出てきました。

 次回、まさにいきなりの沢村大個人攻撃に出るようなので、ここからは真正面から掘り下げてくれるのを期待したい。