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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面ライダーゴースト1話感想

特撮感想 仮面ライダーゴースト

仮面ライダーゴースト』の感想。

 うーん、『ウィザード』からその傾向が見えるのですが、第1話で要求されていることって多すぎやしないかなあ。

 冒頭から謎の儀式を行い怪人を生み出す男、そして主人公の父の死、寺、修行僧、オカルト信じない幼馴染(年上)のアカリ、偉人の伝記好きな主人公、とモリモリ要素を突っ込んでいきますが、展開早すぎてついていきにくい(^^;

 偉人の豆知識は気づいたら消えてそうな演出。

 そして、街中で暴れる姿の見えない怪人。どうやらゴーストの仕業だと騒ぐ住職の御成。御成役の人、なかなか貫禄あるなあと思って公式サイト調べたら1990年生まれ(25歳)と知って軽く衝撃。

 頭丸めてるのと、住職ということでリーダー(というより立花藤兵衛のおやっさん、戦隊でいうと司令官)の印象が強いのが原因でしょうか(^^;

 敵怪人・眼魔の行う悪行が、車を切断したり遊園地のアトラクションを持ち上げて分投げ大爆発させたりと、作風の明るさに対してとんでもなくえげつない

 劇中で言及されてませんが、確実に数十人単位で死人出てますよね、これ……。

 父から送られた眼魂(アイコン)を手にする主人公・タケルだが、それを狙って眼魔が襲う。どうやらタケルにしか見えないらしく、なら自分が戦うしかないと向かっていくタケル。

 「どうして修行してるのに私には見えないんだ!」と向かおうとする御成さん、人間的ではあるけど、この生臭坊主め(笑) それはいいとして、映像で眼魔が立っている方向にきちんと攻撃できているのが気になるのですが。

 修行の足りないタケルは死亡して、あちらの世界で仙人から眼魂の力を引き出せるようアイテムを与えられ復活。

 仙人役の竹中直人さんはいるだけでもうおかしいのですが、喋り方をころころシリアスにしたりおちゃらけたりに変えるのは「誰でもあって誰でもない」という仙人の発言を表現する演技でしょうか。わかりやすいですが、今回見る限り竹中さんの演技、シリアスが一本調子のシリアス、ギャグが一本調子のギャグなので、もうちょい変化がついた方が面白そうです。

 復活したタケルの肉体が消失し、その行方を求めて走り去る御成とアカリ。戸惑うタケルに、御成たちの走った方向と逆から現れる眼魔。

 このヒトら、タケルが生き返るまで何してたの?(^^;

 明らかに狼狽えていた御成たちとタケルの死体の持つ眼魂(それを求めていたはず)を完全に放置しており、いきなり眼魔の目的がよくわからなくなりました。

 ひょっとしたら死んでから生き返るまで一瞬だったのかもしれませんが、生き返る演出を夜のような暗闇があたりを包むというものにしたため、時間の感覚もさらに掴みづらくなり、この辺の流れはちょっとグダグダ。

 変身したタケル(パーカーが背後から襲い掛かってくる変身は面白かった)はライダーキックで眼魔の一人を撃破。

 ライダーキックがその場でちょっと上に飛んで飛び蹴り姿勢というもので、微妙にカッコ悪いのですが、そんなことよりまだ番組の時間半分しか使ってないよ?!

 もう一人が逃げるのを追いかけるタケル、何故か変身解除でバイクに乗っており、バイク変身。

 変身解く必要が全く示されない(話の最後にゴーストは気合入れないと実体化できないと示されるので、その関係もあるのかもしれませんが)ので、もう完全にやりたいだけです、この変身(^^;

 さらに無数のザコ眼魔と戦う羽目になるゴースト、父の形見である宮本武蔵の刀の鍔を使って、ムサシ魂にフォームチェンジ!

 『ウィザード』のように基本形態の一つ、という扱いではないフォームチェンジと思われるのですが、いきなり1話で披露するのは驚きました。

 怪人二体に前半ライダーキックで一体撃破と、設定の基本事項を説明しつつ従来なら2話かけてやってたことを1話に圧縮した感。

 監督の技量もあるのですが、東映特撮経験ない脚本家にこの要求はいささか酷ではないか、と心配になります。

 ちなみに、ここの流れで面白かったのはフォームチェンジ展開そのものではなく、空に浮かんだ仙人の映像がゴーストに襲い掛かるザコを吹き飛ばすところ(笑)

 竹中直人の仙人ってだけでアレなキャストなのに、濃すぎます。

 眼魔を撃破したタケル、それを見つめる謎の青年と儀式を行っていた男。彼らの正体と目的は?!

 寺に帰ったタケルは気合入れないと実体化できないことに悩みつつも自室へ。そこにいる引っ越し屋の姿の仙人!

 ぶっちゃけ1話は、この仙人だけで元を取った気分です(笑)

 そして、タケルは99日以内に14の眼魂を集めないと、今度こそ本当に死んでしまうのだ……と当面のノルマまで示されることに。

 先に述べたような意外と大被害も含め、いっけん明るい作風に見せかけて設定がとても重たい、というのがそこかしこに見えています。

 直接描写は少ないけど人の死を結構すっぱり書いてますし、えげつない。

 ゴースト(眼魔)は一般人に見えないということで、仮面ライダーでなければ眼魔と戦えない理由もしっかりついていますが、ここで気になるのはタケルがゴーストとして戦う理由が「父のようなゴーストハンターの夢」と「生き返りたい」で二つあって、このあたりの擦り合わせがどうなるか気になります。

 同時に、本作における「ヒーロー」「正義」の概念はまだ見えず、ここは様子見。

 総じて、1話に要求している量が多すぎる気がして、今後の展開に不安があるのですが、同時に設定とキャラ設計が意外と面白く期待もできる、と、プラスマイナスで平均という印象。

 あと第1話見る限り、ユルセンがそこまで面白いサポート役という感じがしないのは気になるところで、ここは強化してもらいたいと思います。第1話から結構人物が多いのですが、それぞれの個性付けがまとまるでしょうか。