読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

Go!プリンセスプリキュア36話感想

『Go!プリンセスプリキュア』の感想。

 豪華客船での海藤家のパーティに呼ばれたはるか達。今回はきちんとゆいも参加、トワやカナタまでついてきてますが、16話でゆいが呼ばれなかったのは本当にいったいなんだったのだろう(^^;

 海藤家の父に対して

 「このたびはお招きいただき、ありがとうございます」

 と、すんなり言える王子は実に王子なのですが、年頃の少女の中に一人混ざるいい年の美青年を見た海藤父の心境やいかに?!

 トワの兄ということで保護者扱いかもしれませんが。

 海藤家とのあいさつをひと段落させたところで、女子トーク。

 「みなみさんも将来、海藤グループのお仕事するんですよね?」

 「ええ。私も、両親や兄のように人の役に立てる人間になりたい。それが子供のころからの夢だったから

 それが本当に「夢」なのかどうか、本当は使命感とか外部の作用とかでそう思い込んでいるんじゃないのかというところに突っ込んでもらいたかったのですが、いつの間にか「子供のころからそういう夢だった」になってしまいました(^^;

 そんな彼女たちの前に現れた女性・北風あすかは海洋動物専門の獣医。その仕事に興味を持ったはるかたちは、パーティが始まるまでの時間にその仕事を見学・体験することに。

 ペンギンに餌をやろうとして餌の魚に「ごめんなさい」と言うはるか。それに命をいただくことの尊さを説くあすか。どうもこの流れははるかが今までそんなことを考えることがない人物だったために、メッセージ性強調しようとして強引にねじ込んだような印象に。

 だってはるか、実家は和菓子屋さん(食品産業)な上、むしろ食い意地張りまくっている子ですから!(笑)

 そんな食事のチェックなど、動物の管理を徹底するあすかに、彼女がいれば動物も安心とみなみは言うが、あすかはそれでもわからないことはいっぱいあるから日々勉強だと話す。

 「とてもやりがいのある仕事ですね」

 「興味ある?」

 「え?」

 「みなみちゃんはどう? この仕事、向いている気がするけど?」

 今回、ここまでメイン事項となるはずの海藤家が意外に出番少ないこととか、先に述べた流れなどのために、またみなみの家と夢から外れて、適当にごまかして終わってしまうのかな……とテンション下がってしまったのですが、ここにきて急に面白くなってきました。

 その後、海藤家のパーティにて父に紹介されるみなみだが、その会場に来ていたあすか。実は彼女は海洋学で有名な博士で、海藤グループからも一目置かれており、協力を要請されていたのだが断り続けていたのだ。

 「博士の研究も、全面的に援助しますよ」

 ものを言うのは、金!

 「いやー、そういわれると心揺れるなあー。でも、自分の心に忠実でありたいので」

 「自分の……心?

 あ、突っ込んできた! 突っ込んできましたよ!

 前半時点で、ここをごまかしておしまいにしちゃうのかと思っていたら、予想外の角度から抉ってきた(笑)

 「会社の中で力を尽くすのも立派な仕事だけど、でもそういう中にいるといろんなことに縛られて、自分の夢を見失ってしまうことがあるから」

 「夢?」

 「私は、海を知りたい。何にもとらわれず、自分の目で見て、自分の心と体で感じたい。だから、いつでも大海原に飛び込めるように、自由でありたいの」

 動かないみなみの瞳の光、対して揺れ動くあすかの瞳の光、大きな海原に溶け込んでいくあすかの眼、その言葉を聞いて波の音で衝撃を示すみなみ、と演出が海に関連して統一され、いい仕事。

 このセリフの中で、あすかが「会社の中で力を尽くす生き方」を否定しなかったのも、よかったところ。

 そんなあすかだが、パーティ終了後にフリーズとストップに襲われ、ペンギン型ゼツボーグを生み出してしまう。戦うプリキュア達を見て、飛び出してくる海藤父。

 「先に逃げなさい! 私には、この船を守る義務がある! 貴様! 何者だ!」

 どうしてこの作品の老紳士は、どいつもこいつもこんなアクティブで男らしいのか(笑)

 王子と言い、こういうところで飛び出せるのが紳士の紳士たる所以、みたいな価値観になってきてる気がします(笑)

 ペンギンゼツボーグを撃破したプリキュア達。パーティ終了後、みなみは再びあすかと出会うが、あすかはみなみの夢を理解して自分から身を引き、去っていく。

 黄昏の中、みなみの感情の揺れ動きを風に揺れる髪の毛や微妙な表情で示し、余韻を残したまま終了。この辺のみなみの声の調子も、きっぱりとした調子でないのがいい。

 ここまで家族と夢について、話を進めてくるのかこないのかと微妙な雰囲気だったみなみですが、今回はそこに大きな揺らぎを見せました。それが今回で結末が出ず、揺らいだまま終わり、とすることで余韻を持たせましたが、こうなるとまた今後拾われることがあるのでしょうか。

 個人的にずっと抱いていた疑問に進んでくれた今回のエピソードは、それだけで面白かったのですが、さて、これが上手くまとまってくれるのか?

 次回、演劇。