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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面ライダーアマゾン 5・6話感想

特撮感想 アマゾン

youtubeで配信された『仮面ライダーアマゾン』の感想。

5話

 前作でサブライターを務めた鈴木生朗さんが脚本参加。先に放映リスト見たのですが、前回までの大門勲はプロデューサーの平山亨さん、助監督の平山公夫さんと長石多可男さんの共同ペンネームらしく、専業の脚本はこれが最初。

 (鈴木さんの代表作など、詳しいプロフィールが気になったので検索したのですが、2014年の12月に亡くなられていたと知りショックを受けました。ご冥福をお祈りします)

 ゲドンはモグラ獣人を繰り出してアマゾンを襲う。一方のアマゾンは森で活動中に、ハトを撃った逃亡中の強盗殺人犯と遭遇。ハトを撃った理由がわからないのですが、ハトの羽ばたく音を人(警察)の動きと勘違いした、とかそんなところでしょうか。

 モグラ獣人を追い払ったアマゾンは殺人犯を逮捕するが、言葉が通じず自分も逮捕される羽目に。

 「警官がいるから逃げてきた」と言い訳して怒られるモグラ獣人。

 ゲドンの獣人はあれだけの数の警察に対抗できない模様(^^;

 藤兵衛が身元引受人となることで釈放されるアマゾンだが、奇異な者を見るマスコミの眼に耐えられず、逃走。人間への嫌悪を露わにしながら、都会を走るのであった。

 地下街はゲリラ撮影のようですが、70年代とは言えこんなの走ってたら驚くだろうなあ。

 翌日、まさひこはアマゾンと知人だという理由でモグラ獣人にさらわれる。藤兵衛は海に佇むアマゾンを発見するが、人間不信のアマゾンは育ちの故郷であるジャングルに帰りたがっていた。しかし「トモダチ」であるまさひこを助けるため、りつ子の説得も受けて走る!

 アマゾンの心情をセリフで表現するのが難しい都合もあるのか、本作は全体的にナレーションが多く、それによって心情を補完というよりも細かく説明してしまうのが難点。

 アマゾンは故郷に帰りたがっていたという件のナレーションはいらない気がするのですが、ここで「アマゾンは日本に懐かしさを感じている」ということも説明されており、こっちはナレーションがないと難しいだろうなあとも思えるので、本当困る設計(^^;

 アマゾンはモグラ獣人と対決し、回し蹴りで喉を切り裂く! アマゾンには特別な必殺技が今のところありませんが、こういう致命的な一打はスローモーションなどで強調してくれた方が気持ちいいです。ただガシャガシャ暴れてたらいつの間にか致命傷を与えていて怪人が倒れた、というのはやっぱり面白くない。

 まあ、流れる液体が色とか質感とかあまりにグロテスクで、それが売りとは言えどやたらに強調され過ぎる気もして、難しいところではありますが(^^; 私は平気なのですが、子供たちに見せていいのかなあ、とか思いはします。

 今回のモグラ獣人、生きていて逃げますけど!

 まさひこを救い出すアマゾンは夕日の海を背に友達のサインを見せる、という画はとてもきれいな締め。オーソドックスな展開ではあるのですが、抑えるところをきっちり抑えた好印象のエピソードでした。

6話

 前回の戦いでアマゾンを始末し損ねたばかりか、ギギの腕輪を狙っていることを知られてしまったモグラ獣人は、処刑されそうになる。

 この当時通説だった「モグラは光に弱い」を利用して、河原に縛り付けて天日干し。

 死にかけのモグラ獣人にアマゾンは水を与えて救出。まさひこはそれを知り驚く。

 まさひこからして見ればアマゾンを殺そうとした上に自分を誘拐した犯人で、それは作中でも言及されることですが、

 「チェッ、アマゾンって人がいいんだからさあ」

 あっさり吹き飛ばした(笑)

 モグラ獣人は腕輪の秘密を吐くよう迫られるが、逃走。そこにアマゾンとモグラ獣人始末のため繰り出されたヤマアラシ獣人が現れ、アマゾンとまさひこは逃げることに。

 まさひこの家にて、藤兵衛が城北大学にインカ文明の資料があると情報を持ってくる。ここでアマゾン、まさひこに皮をむいてもらったバナナを食べているのですが、第1話では丸ごとそのままかじっていたのがこうやって変化しているのは意図的なものだと思います。こういうセリフの入らない変化を描くのはいいところ。

 大学の研究室で、インカ帝国の縄文字キープに興味を示したアマゾンだが、ヤマアラシ獣人が襲来してキープを奪ってしまう。それを追いかけるアマゾン。

 逃げるゲドンのバイクを、ジャングラーの先端からワイヤー飛ばしてひっかけて転ばす。

 使いこなせているアマゾンに疑問を抱きますが、

 何搭載しとるんだ、藤兵衛(笑)

 しかしゲドンがこれで倒せるはずもなく、アマゾンを殺そうと迫るヤマアラシ獣人だが、

 「オマエ、トモダチ」

 とりあえずこれ言っとけばOKと言わんばかりのセリフと共にモグラ獣人参加。

 シリアスに戦闘しているところに、何の前フリもなく唐突に出てきました(笑)

 以降、アマゾンに対して「アマゾン、オレ、トモダチ」ぐらいしか言わないのですが、身の振りように妙な微笑ましさを感じます。

 前回の話では普通の怪人デザインだと思っていた顔つきも、なんだか、だんだんかわいく見えてきた(笑)

 アマゾンとモグラ獣人に逃げられるも、キープを持って帰ったヤマアラシ獣人は大事にそれを保管するが、壁を破ってきたモグラ獣人がそれを奪う。

 警備がザルすぎるというか、これもしかしたらモグラ獣人とうまく協力すると早い段階で本拠地に乗り込めるのでは……。

 アマゾンはキープを手にして、ギギの腕輪とガガの腕輪の真実を知る。襲い掛かってきたヤマアラシ獣人も倒し、ギギの腕輪を渡さないよう戦い続ける決心を固めるのであった。

 ヤマアラシ獣人のトドメは前回の回し蹴りからチョップ二連で、いずれもスローモーション+アップで強調。ローテの都合で監督が同じという理由もありそうですが、前回に引き続きとどめが分かりやすく、敵を倒したカタルシスは増大しました。

 モグラ獣人の味方化に加え、アマゾンが敵の目的を知るという大きく動いた二話で、ようやく『仮面ライダーアマゾン』が始まってきたな、という気がします。

 正直、前作の鈴木脚本回は全体的にどうかと思うことが多かったのですが、今回二話は安定した出来で、内田監督の演出も素直にはまって面白かったです。