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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

鉄血のオルフェンズ 3話感想

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の感想。

 CGS一軍への反逆の決意を固めたオルガたち。作戦を練る間に食事シーンが挟まれますが、単純に食事を通じた会話でなく、クーデリアの調理の過程も踏まえた会話なのが面白いところ。

 料理が下手なためにデカく切ってしまったズッキーニ入りのスープを「これぐらいでかい方が食ってる感じがして美味い」と食べる三日月。

 一見歩み寄っているように見せかけてるけど、「とても人様にお出しできるものではないので」とか言ってるのをしっかり聞いてから大きく口を開けて放り込む三日月は、とても意地が悪いぞ(笑)

 ちなみにこれより前、一人で黙々とレーション食べているところをオルガに「美味いか?」と尋ねられて、無言のまま差し出そうとするシーンがあるのですが、スープの感想を見ても三日月的には味がどうとかでなく「食べているという実感があるかどうか」が問題のようで、これは後に影響するのでしょうか。

 しかし、見れば見るほどデカいズッキーニなのが気になる(笑)

 ズッキーニは「つるなしカボチャ」とも言われるカボチャの仲間で、カボチャを細長くしたようなともキュウリとカボチャを混ぜたようなとも言える見た目が特徴。食感はキュウリとカボチャの中間みたいな感じでさっくりした歯ごたえを持ち、キュウリみたいなウリ独特の匂いや癖がなく、様々な料理で楽しめる野菜。

 あまり育てすぎると種が大きくなってしまい、舌触りが悪くなって美味しくなくなってしまうのですが、画面に出てくるのは明らかに種がデカくなるまで育っていて、すごいマズそう。が、ズッキーニの歯ごたえが好きな私は三日月の言い分もわからんでもないです(笑)

 ズッキーニの話はいいので、本筋に。

 その後、一軍にはビスケットが薬入りの食事を用意。一軍を縛り上げ、リーダーを三日月が射殺。

 自由と平和のために!

 フォー・ジャスティス!

 1話から人の命は割と簡単に吹っ飛んでますし、わずかに描写される三日月の過去から考えればこれぐらいなんてことはないとも言えますが。日曜5時放映の番組とは思えないほど容赦なしで、ちょっと衝撃。

 三日月が無言のまま一人二発で確実に仕留めてるのが、手慣れすぎていて超怖い(^^;

 一軍兵士を一掃し、会計士とトドだけが残ることに。しかし退職した一軍に退職金を支払うなど金銭をきっちりしたために、一気に金銭難。トドはクーデリアをギャラルホルンに引き渡すことで金銭の交渉を行うよう提言するが、そこにクランクがグレイズとクーデリアを要求し、決闘を申し込みに現れた。三日月はオルガの指示に従い、バルバトスで出撃。

 「ねえ、決着ってどうつけるの? どっちかが死ねばいいの?」

 「その必要はない! コーラル、いや、もともとこちらが欲していたのはクーデリアの命だけ! 大人の争いのために子供が犠牲になることはないんだ!

 「……散々殺しといて……まぁ、もういいよ。俺はオルガに言われたんだ。あんたをやっちまえってさぁ!」

 クランクの発言は一見理想的ですが、三日月が言うように既に何人も殺している上、そもそも狙っているクーデリアも「何も知らない子供」であって、結局単なる綺麗ごとであるという事実が浮き彫りに。

 「散々殺しといて」の言い方に混ざっている呆れの感情が、いい感じに印象に残ります。

 三日月の戦いを見ながら、自分も戦える力が欲しいと思うクーデリアに阿頼耶識システムの危険性を伝えるオルガ。そんな危険でも戦い挑む三日月……。

 「意地汚くて、だけど潔い。あいつは矛盾の塊なんだ。だけど、だからこそ強い」

 激しい攻撃を浴びせ続けるバルバトスに、これが子供かと洩らすクランク。

 「言っとくけど、俺は犠牲になんてなってないよ。俺と俺の仲間のために、できることをやっているだけだ。で今は、とりあえずあんたが邪魔だ!」

 三日月のオルガ絶対主義が非常に危険な空気だったのですが、ここで自分の意識をきちんと表明したことで、ちょっと修正。

 ここでメイスを構えるカットのパースの効かせ方が、実に大張正己。そこから激突する二人、メイスの柄を切断されて距離をとるバルバトスのポーズ、再び向かってくるクランクに折れたメイスを突き立てて赤背景にシルエット、とフルスロットルの演出です。

 前回までのバルバトスの戦闘シーンにいまいちときめかなかったのですが、今回の戦闘は満足。

 ところで、メイスを振り被ってジャンプのモーションがどっかで見たような……と思っていたのですが、『勇者特急マイトガイン』の縦一文字斬りでした。懐かしい。

 機能停止してなお生きているクランクに、降りて姿を見せる三日月。

 「なあ、俺が勝った場合はどうなんの? あんた、それ言ってなかっただろ。気に食わなかったんだ

 「……すまない、バカにした、わけじゃないんだ。その選択を、俺が持たなかった……それだけだ」

 子供たちが自由を奪われて戦っていると思い込んでいるクランクは、三日月が自分の意志で精一杯生きているということに気づけなかった。庇護「してやろう」という意識で戦いに臨んでいるのが、三日月には不快だった。

 クランクのセリフ、「バカにした」の部分が強く言われているので、真意は結局ここで、後は後付の言い訳のようにも聞こえるのですが(多分、三日月はそう受け取っているか、あるいはどうでもいいか)、クランクもまたクーデリアと同じで、理想を求めるあまりに現実が見えていない人間だったのか。

 クランクから介錯を頼まれ、彼を射殺する三日月。ここでクランクは「ありがとう」と言うのですが、三日月は言い切る前に発砲しているのがまた渋い。

 前回、クーデリアの「ありがとう」に対して「そういうのいいから」と冷たい態度で跳ね返した三日月が、クランクの謝礼にも全く省みないのは一貫してますし、上に述べたようなクランクとクーデリアの重なる要素が綺麗にはまりました。

 またここまで2発で確実に息の根を止めていた三日月が、クランクの射殺には3発使っているように聞こえるのですが、これは2発目に重なるエコーでそう聞こえるだけか、それとも何か感情が乗ったのか。

 そしてアトラのブレスレットの香りを嗅いで安らいだ表情を見せる三日月。バルバトスのコクピットにちゃっかり置かれていたのですが、何の疑問もなく嵌めてその香りに安らぎを見せ、クランクから介錯を求められて頭を掻く時にも意識するなど、三日月の心のよりどころとして重要なウエイトを占めるアイテムになりそう。

 決闘には勝利したが、資金難は解決せず。しかし戦いを通じて自分ができる戦いをする意思を固めたクーデリアが、護衛任務の続行を依頼。名称もCGSから改め「絶対に散らない鉄の華」をして「鉄華団」を結成するオルガたちは、新たなスタートを切るのであった。

 新たなスタートを切ったところで、どうもまだ火星から動くことはないみたいで、この周辺のことはじっくりやる模様。

 なお、現在のヒロインレース:1位オルガ(不動)、2位アトラ(ブレスレットの分だけリード)、3位クーデリア(食事で迫ったように見せかけてあんま寄ってない)

 次回予告、アトラがかわいい。

 そして、

 「俺だったら、もっとかっけー名前つけんのになぁ。ハイパーなんたらとか……エクスタシー……エクスタシー? あ、ジャスティス? おお、ジャスティス! びしっと来るぜ! これだろ?! なあ、オルガ!」

 やめろ(笑)