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手裏剣戦隊35話感想

『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の感想。

  かつてオオカミオトコとの対決で左腕に傷を負ったキンジは、左腕に違和感を覚える。生き延びていた九衛門と対峙したキンジは、その時の九衛門の術とオオカミオトコの爪から入った妖気で徐々にオオカミオトコに近づきつつあり、あの時の力も超絶ではなくその妖気によるものだったと説明を受ける。

 一応伏線としてそういう描写は確かにありましたが、それについてとにかくひたすら九衛門がセリフで説明するばかりで、さらに当時の回想映像の使い方が微妙におかしい(超絶ではなく妖気によるというなら、眼の色が変わるシーンなどはもっと強調するべき)こともあって、非常に面白くない展開。

 前から思うことですが、どうして本作はこうも伏線の回収の仕方がヘタクソなのか(^^;

 回収しなくちゃいけないものだという意識はスタッフの中であるのだろうと思いますし、もちろん回収した方がいいに決まっているのですが、とりあえず拾うだけで面白く見せようという工夫が欠如しており、これが本作の難点の一つ。

 キンジは九衛門に従い、ある建物に保管されている妖刀浦鮫を手に入れようとする。そこに九衛門捕縛のため現れた妖怪オオムカデ。建物内を正影の妖力で迷いがある者にとって迷路になるよう作り変えられながらも、浦鮫を目指すキンジ。

 そんなキンジに疑惑を抱きつつも、キンジの懇願を受けて信じようとする凪。そしてそれを信じる天晴。天晴は「凪は空気読めるし人のことを一番理解できる奴だから俺は信じる」と述べるのですが、本作の家族の階級構造は未だに天晴>>>>>>他の印象が強いので、天晴がそれを言うと他の家族も従わざるを得ない、みたいな空気になってしまっており、どうも釈然としません。今回冒頭のキンジと凪の修行で「年下の苦労なんてキンさんにはわかんない」とぼやいてしまっているので、尚更そう感じます。

 凪が自分を信じることを実行でき、それに天晴が答えて……となってますが、一番に天晴に肯定させたのはマズかったんじゃないかなあ。

 この会話で道標が消失するのに「俺たちの迷いが消えた」と八雲は勝手に納得してますが、今回の君たちは何に迷っていたのかわからないし、すぐオオムカデとの戦闘のために外に出るので意味ないですし(^^;

 凪の超絶化により、サイコクラッシャー……じゃなかった、新必殺技黄忍斬でとどめ。巨大化もまさかの磁雷神で跳ね飛ばしつつ、ゲキアツダイオーにより撃破。そして浦鮫を手にしたキンジだが、妖気を刀が吸い取った……かと思いきや、キンジがオオカミオトコに変化した?!

 オオムカデの行動目的とか迷いがある者の行き先を迷路にするギミックとか、いろいろなものが入り乱れすぎていて落ち着かず、本筋のはずのキンジがオオカミオトコに! という点も盛り上がり切らず、とても微妙なエピソード。

 次回、キンジ、パワーアップ。