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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

鉄血のオルフェンズ 7話感想

機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の感想。

  突然通信を出してきたCGS社長マルバ。その先にあるのは名瀬・タービン率いるエイワズの下部組織タービンズだった。マルバを拾ったタービンズはCGSの資産と引き換えにギャラルホルンからの身の安全を保障したのだった。

 私が思うここまでの登場人物の知能ヒエラルキーはマクギリス>>>オルガ>ビスケット>ガエリオ>クーデリア=アトラ=三日月>その他大勢、ぐらいの印象なのですが、ここにオルガと並ぶ程度の知能を持ってそうな人が来た(笑)

 タービンズは鉄華団に対し艦船を含むすべてのCGSの資産を明け渡すよう迫るが、クーデリアを運ぶ依頼を受けているオルガはそれでは筋が通らないと拒否。エイワズの後ろ盾を得るためにも事を荒立てたくない鉄華団だが、真っ当な仕事を回してもいいという名瀬の提案に「バラバラになりたくない」とつぶやく三日月を見て、オルガはあくまで自分たちの矜持を貫くことを選んで、タービンズとの戦闘態勢に入る。

 この辺の会話で、オルガが意思決定に際して三日月の視線を気にしているのがポイントですが、前回からの流れで無闇に強調しすぎちゃったような気も。

 ただ、前回と合わせてこの辺でオルガの意思決定は重要な部分を三日月に委ねているというのが透けて見えており、やはりオルガの方こそ三日月に依存して、逆に三日月はオルガに対して依存せず自立できているという関係が見えてきます。

 オルガは自分の意志とかを実際のところはっきり持ってなくて、だから三日月や鉄華団に自らを縛らせる形で意思決定をしているのに対し、三日月は(それを理解しているのかは知らないけど)オルガのできることはオルガに任せ、自分は自分のできることをする、そして重要なことは自分で決め、それがオルガを縛る要素に……というのがこの数回で見えてきたところ。

 前回、オルガは三日月の指標(いわば「父」)になろうとしているのだと考察しましたが、実は三日月こそオルガの指標であり、彼の父の代わりとして引っ張っている存在だった!

 ……とまで見ると妄想が過ぎるかもしれませんが、本作で「大人と子供」「親子」「家族」といったテーマは一貫されていきそうなので、オルガと三日月の関係の変化には今後とも注目していきたい。

 昭弘と出撃した三日月だが、タービンズのモビルスーツは3機でうち一機が鉄華団の船イサリビに向かい、昭弘と三日月は分断されることに。まだ先の戦闘が修復されていないバルバトスは、高速で動くタービンズのモビルスーツ百里とそのパイロット・ラフタに苦戦する。

 クーデリアと共にノーマルスーツを着込んできたアトラが、三日月の危機を案じて左腕を握るのはいいシーン。

 イサリビはスモークを炊いた後、後ろから追いかけるタービンズの船に突っ込むという荒業を繰り出し、さらにそれに乗じて何人かの団員が船に飛び乗ってくるという無茶な戦術。それを見たマルバは彼らを宇宙ネズミと呼び、そこから阿頼耶識システムの強引な手術を行ったことを知って不快な表情を見せる名瀬。

 名瀬の嫌悪は次回に持ち越されるようですが、やっぱり見た目通りにアホだったよ社長!

 なんでこいつ、経営者やってられたんだ(^^;

 船から離されたタービンズのモビルスーツ百煉二機は追いかけるが、食らいつく昭弘のグレイズ改。

 モビルスーツ戦は2話ぶりですが、作品設定上実弾兵器と直接ぶん殴る攻撃が強いので、凄い泥臭い戦いを展開。私『ガンダム』をあまり見ない人間なのですが、銃撃以外は基本ビームサーベルとかトマホークの斬撃がメインという印象を抱いているところ、拳でズンズンぶん殴っていく昭弘の戦い方は、さすがに度肝を抜かれました(笑)

 「俺はあいつに任されたんだ……ここは退けねえ! 退くわけには、いかねえんだよおぉぉぉ!!」

 そして、昭弘もまた三日月の「前の二機は任せていい?」という言葉によって三日月の親父になりたい病を発症するのであった(笑)

 チョコレートの隣の人から奪ったワイヤー付クローで百里を捕捉するも、小惑星に叩きつけられるバルバトス、かと思いきやメイスをアンカーにして固定しており、逆に百里を引っ張って叩きつけた!

 速度で劣ることと、ラフタの発言から慣性制御が不十分なバルバトスは古い機体ゆえの弱点を見せてきましたが、異常に硬い装甲と圧倒的な出力は「ガンダム」の名を冠する機体ゆえの面目躍如か。

 メイスを突き立てるも逸らされる三日月、瞳が小さくなり本気のジャスティス殺意モードを展開するも、

 「もういいミカ! 話はついた!」

 ヒロインオルガの叫びにより、寸前で停止。こうして鉄華団もタービンズも犠牲を出さず、交渉のテーブルが置かれることになるのであった。

 今までの流れから言えばまた次回は戦闘無しとなりそうですが、名瀬の家族関連とかを掘り下げてきそうなので、本作のテーマの細かい部分の図式がここに出てくるかもしれません。期待。