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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

胡蝶の夢(コメント返信)

雑記 コメント返信

 

 ◆巽★啓 さん

 >クリムがチェイスに人間を守れとプログラムするシーンがどう見ても洗脳にしか見えなかった

 あの音声、私は『特捜ロボ ジャンパーソン』のジャンパーソンの頭の中に響く声(悪を倒せ)を思い出してしまい、チェイスの意思決定の自由を縛り付ける悪の声としか見えませんでした(笑)

 仮に「自由と平和を守る」が仮面ライダーの永遠のテーマであるとするならば、いかなる内容であれどあの声とプログラムを善として扱うのは問題があると思います。

 >それもまた機械で命を補ってる事になるのでway-ohさんはあまりお気に召さないでしょうね。

 あの展開単品だけで見て、ただ復活、というだけならそんな問題に感じなかったと思いますが、「運転を代わる」のがどうしても受け付けられませんでした(^^;

 機械に「心」が宿るのか? ってポイントに注目する以前に、生身の人間の精神や記憶まで科学技術でホイホイ変えられるとなってしまうと、そもそも「心」はあるのか? って疑問の方が浮かんでしまって、それからは記事に書いたとおりです。今にして思えば、最大の躓きはここだったかもしれません。

 また同時に、蛮野の計画――人間の精神をデータ化して管理する、というものについて、劇中の通り精神をたやすくプログラム化・操作できるという前提が成り立ってしまうと、それがどうして悪いの? って疑問も浮かぶところで、劇中ではその前提に対する問題を指摘しないまま「管理社会は悪」という現実世界の倫理だけで進めていたように私は思います(もっと言うと、「蛮野に支配されるのが嫌だ」という蛮野個人への嫌悪感だけに集約されていたように見えました)。

 他の感想記事でも度々書きましたが、私はフィクションにおける「リアリティ」は現実と同じ倫理や物理法則が成立することではなく、作中世界でその倫理や法則が成立するということに説得力があるか? だと思っています。『ドライブ』においては生命倫理が根本から覆されて現実と同じ法則が成り立っていないのに、社会構造の善悪などは現実の生命倫理から成り立つものを無理矢理押し込めてしまっているので、全体的にチグハグしてるなあ、と。

 なお「人間の意識や思考をプログラム化して管理する」という設定やそれに対する是非というのは古くからSF作品の題材として取り上げられたもので、近年だと水島精二監督・虚淵玄脚本のアニメ映画『楽園追放』が扱っています。『ドライブ』でも深く突っ込まなくていいから、そこのアプローチが欲しかったです。

 >進ノ介が殉職した時、または復活した時世間の声がイマイチ描かれなかったのが当時不満でなりませんでした。

 進ノ介は「人間の本質は悪かもしれないが、だから頑張っている人間が輝いて見えるので、それを守りたい」との主張を軸に戦ってきたのですが、肝心の「進ノ介が守った輝く人」の描写がいまいち薄かったのも地味ながら大きな問題だと思います。「悪に飲み込まれる人」が多かったのに対して「頑張って悪に勝った人」は非常に少なく、バランスが悪い。

 この辺、最終回(ゴーストの事件)では「本当の悪は人間にあるが、それでもあきらめず戦うのが刑事の使命」としたことで、やっと一歩前進したと思うのですが、同時に「悪への根源的な対処は不可能」という諦めも混ざっているように感じました。最終回で変身せず事件に対応するのは良かったですが、一方で変身してもやれることは今起きた事件を解決するだけで、悪を倒したり犯罪が起きる前に解決することは不可能である、と。

 最終回は『仮面ライダードライブの最終回』としては高く評価したい出来だったのですが、「年間通じてドライブは非力だった」と改めて感じたところです。

 >ウルトラマンXの主人公は怪獣と共存する道を探してますが 

 感想は書いてませんが、『ウルトラマンX』も個人的に乗れる時と乗れない時の波が激しくて、ちょっと困った存在だなあ、と思っています(^^; テーマ性を過剰に推しださなくてもそれはそれで構いませんが、一度掲げたテーマにどこまで真剣にぶつかれるかは気になるところ。

 >way-ohさんの指摘はそこらの幼稚なアンチと比べて芯の通った物です。

 できることなら、アンチ記事を書くよりは素直に楽しんで見られた方がずっといいとは思うのですがねー(^^; そう言いつつも結構感想でボロクソ貶す作品は多いし、面白すぎると文章量多くなりすぎて困るので却って書けない、とかあったりもしますけど(笑)