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仮面ライダーゴースト8話感想

仮面ライダーゴースト』の感想。

  妹の名前が……かのん?

 マコト兄ちゃんもフォトカノ勢だったのか?!(違う)

 ……という冗談を飛ばしでもしないとやってられないほどに、きつい(^^;

 前回からの続きでさっくりインセクトをやっちゃった後に御成とアカリも助け、一件落着かと思いきや肝心の依頼主・恒男の幼馴染である智則が戻ってきていない。捜査に乗り出すタケルたち。

 一方、マコトは西園寺から過去の実験がタケルの父による眼魔の世界とこちらの世界をつなげようという研究から来たものであり、さらにマコトは長い期間眼魔世界をさまよい、妹の命を救うために戦っていることが判明。

 タケル父は西園寺の話が本当ならド外道ですが、西園寺自体がまるっきり信頼できない人なので保留。

 マコトは西園寺にけしかけられ、タケルと戦闘。しかしタケルはスペクターの正体がマコトだと知って、ますます戦い挑むことができなくなってしまう。

 (現在の)タケルの性格を知ったうえで、自分の正体がマコトであることは話すけど、それ以外のことは全く説明する気なく質問されてもキレて返し、兎に角タケルの精神的動揺を誘って攻撃するマコト、超姑息。

 前回正面からやって負けたからこういうセコい作戦に出たとしか思えません(^^;

 ニュートンで攻撃回避して撤退したタケルに対して「卑怯者」呼ばわりできる筋合いはないと思います。

 とにかく登場人物に共感できる要素がろくすっぽ描かれないまま、タケルなどが勝手に共感していく本作ですが、スペクターも全く同様。

 「お前が幸せに暮らしている間俺たちは地獄を生きてきた」と言うだけは言うのですが、視聴者は当然マコトの言う「地獄」が何なのかはさっぱり知らないので、共感も何もできません。

 また、今回タケル=仮面ライダーゴーストと知ったことで今後の戦いの目的はタケル父に対する恨みなども混ざっていくことが想像できますが、すると今まで完全に接点がない赤の他人だと思っていたゴーストに一方的に「お前は甘い」だのなんだのイチャモンつけてぶん殴ってきたアレは何?

 まずスペクターの当面の目標は眼魂を探すことである以上、それを作り出す眼魔を放置してタケルの相手をしている意味も余裕も全くないはずなのに、何故かゴーストを執拗に狙う→でも眼魂はなんだかんだ奪わない、で「スペクターも甘いから」とかなんとかで片付かないレベルでやることなすことがおかしいです。

 眼魂の入手に人の死が関わるからなるべく避けたい(それも甘さ故に)、とも見えますが、それだとタケルと対峙する前のツタンカーメン他の眼魂はどこからどうやって出てきたのか不明ですし。

 この人、幼馴染と戦うことになる運命に苛立っているのではなく、元からイライラしている厄介な人にしか見えんのですが、というか電波と呼んで差し支えないような。

 苛立ちの原因をその「地獄を見てきた」期間に置くとして、それを後から描く予定かもしれませんが(例えばスペクター以外にもライダーがいて、その死を目撃した、とか?)、今のところ話の構造としてうまくかみ合っているように見えません。

 平成ライダーシリーズ、特に井上敏樹脚本や『鎧武』で度々「少し話し合えば改善できる状況を、あえてそうせず争いに持ち込もうとする」という批判がされますが(だいたいは劇中描写や設定の無理解による誤解が多い)、スペクターは完全にそれを地で行っているとしか思えなくて、辛い。

 ……えー、総合すると、これまでのスペクターに対する私の認識は「命わずかな妹の存在と、地獄を見てきた(自称)ことが原因で常に精神状態が不安定であり、決して拭えることのない苛立ちを解消するためゴーストに八つ当たりしてきた」というハタ迷惑な通り魔状態。

 そして、仮面ライダーゴーストの正体が元凶と思しき人物の息子だと知る、それは幼馴染であり自分が行方不明になって10年間幸せそうな人生を送ってきた……って、通り魔状態の人間に付加したら立派な殺人の動機になりうる要素なのですが、仮にも複数人ヒーローの片割れがリアルな殺人鬼一歩手前の狂人って、意図してやっているのだとしたら常軌を逸していると思うのですが。

 今のマコト兄ちゃんに必要なのは眼魂ではなく、適切なカウンセリングだ!

 今後のスペクターの動向には悪い意味でハラハラします(^^;

 

 一方の御成とアカリたちは、人々が集まる怪しげな廃工場を発見、その中に智則を発見する。眼のマークが浮かぶ石板を中心に何らかの作業をしている模様。

 「なんと気味が悪い……なんですかアレは?」

 モノリスよ。見てわかんないの?」

 わ か る か

 少なくとも日本の日常会話で頻発するような言葉ではありませんし、というか「モノリス」って単語の存在さえ知らない人がいてもおかしくないんですが。少なくとも視聴者層の子供が知っている言葉ではないと思いますし、それこそ偉人豆知識みたいなテロップで解説したっていいような用語。

 それを見逃しても、「モノリス」とは単一の大きな岩の塊からなるものを指す言葉で、明らかに複数の岩が固まった形をしている上に青い光を放つ謎の物質が埋まっている時点でどう見てもモノリスではないのですが。

 恒男は智則に呼びかけるも、眼魔に恒男を始末させようとする智則。そこにタケルがやってきて対決、分裂するインセクト眼魔に一匹だけ大きなハチを発見し、あれを攻撃すればと気づく。

 「よし、クモランタン!」

 え?

 アカリの持っていた照らすことでゴーストが見えるようになるランタンが変形し、クモの糸の網で眼魔を捕らえる。

 一匹だけの本体を狙う話なのに、なんで本体を捕らえたら他のハチも集まって元の姿に戻る、というめんどくさい演出にしたのか(^^;

 「クモランタン……おっちゃんが書いてた通りだ。確かにすごく使える!」

 知らないよ、そんな話!

 「すごく使える」は確かに書いてたけど、こういう道具だよってこともそもそも「クモランタン」って名前さえも今いきなり出てきた話で、どうしてそれをタケルは何の疑問もなく使えるのか、そういう説明は完全に放棄。

 演出・脚本共に、どうしてここまで視聴者に理解してもらうことを投げ捨てられるのか、不思議でなりません。

 工場は崩れ、モノリスは行方不明に。依頼は解決したが、タケルはマコトのことをアカリに話すところで次回。