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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面の忍者赤影 33・34話感想

youtubeで配信された『仮面の忍者赤影』の感想。

33話

 カブトムシ怪獣を操る虫寄せ風葉と、ムカデを操る人百足矢尻は、赤影打倒のため協力することに。前回宿の女中として潜入していたため顔を知られていることを利用する風葉は、実家に帰る途中に路銀を盗まれたとして赤影についていく。それを疑う白影は宿に確認をとるため走る。

 怪獣アゴンで白影を襲う風葉だが、赤影は不穏に思って彼女を見張っており、救援に駆けつける!

 ……という展開はいいとして、何故にアゴンの触覚の上でポーズ取って登場するのか(笑)

 振り落とされて微妙に情けないことになってるし!

 一方、信長を襲う矢尻の部隊が障子を開くと、待ち構えていたのは火縄銃の連射。

 この人たちを日本のリーダーにして、本当に平和が来るのだろうか(^^;

 そこで矢尻は百足怪獣ドグマを呼び出し、宿を襲う。ドグマは火を噴き、街中を火に包む。逃げる青影と信長、火の見櫓に上ることを提案……って、火事の時に高台は余計危ない気がしますが。

 一方の赤影はアゴンを笛で操る風葉を捕らえ、笛を奪う。気絶させるために容赦なく腹パン見舞う白影、すっごく怖い。

 笛を奪った後は女だから捨て置くという赤影。伊上さんの中では「女子供は斬らない」が一つ通したい倫理としてあるようですが(『変身忍者嵐』では妖怪の女をバシバシ斬ったけど)、一応根来忍者の一員だから放置しても変化するのは望めない気が。

 青影の危機を知った赤影たちは、ドグマ撃破のためになんとアゴンを笛で操ってぶつけようと考える!

 今回、ここまでどうもしっくりこなかった話なのですが、ここで急にテンション上昇。

 果たしてうまくいくか……と、最初はアゴンを上手く操れず櫓の青影たちを却ってピンチに追い込んでしまう流れになるのですが、絵面の緊迫感がすごい割にBGMがなんだかほんわかしているため、今一つ盛り上がり切りません(^^;

 だが赤影は操ることに成功、白影は櫓から青影と信長を助け、アゴンとドグマがついに激突!

 この根来編、卍党編以前と比べて赤影たちのトンデモ能力が薄れたために、赤影たちの弱体化の印象が強く、故に彼らが怪獣と激突して勝利するとかえって怪獣が大したことがないような印象を受けてしまうという大きな問題を抱えていたのですが、今回は敵から奪った怪獣を操ってぶつけることにより、敵の強さとこちらの強さのバランスがしっかりとれるようになって、かなり盛り上がってきました。

 これですよ! こういうのやってほしいんですよ『赤影』!

 もとより普通の時代劇ではないので、こういう無茶をやって吹き飛ばしてナンボ、みたいな空気はあります(笑)

 怪獣特撮という観点で見ても、明確に怪獣を操って敵怪獣にぶつける、いわばカプセル怪獣や後の大怪獣バトルのような発想は先進的ではないかと思われます(ちなみに『ウルトラセブン』は本作と同年の放映)。

 アゴンはドグマとの激闘の末敗北。しかし町の人と信長はなんとか助かり、喜ぶ面々。

 自分たちの操った怪獣が負けて死んだのに思いっきり喜んでいる影たち、ドライだわー。

 「しかし、あの大百足まだ生きておりますぞ」

 「急ごう!」

 え? 放置すんの?

 まだ火を噴きまくってるし、街中えらいことになると思うんですが(^^;

 結末にちょっとずっこけましたが、途中の怪獣バトルは面白い展開で、盛り上がった話。

34話

 もはや京都まで18里というところに迫る信長に、しびれを切らした弾正は自ら出陣しようとするが、鬼堂が制止。

 峠を越えようとする信長一行を襲う風葉と矢尻。矢尻は赤影をおびき寄せ痺れ薬で弱らせたところでドグマに襲わせるが、赤影は火薬を投げて姿を消す。風葉は白影をおびき寄せ、忍術で拘束して安全確認の狼煙を上げる。

 矢尻の目的は信長を地雷原に誘い込むことで、もはや怪忍獣も使えず一度失態を犯した風葉は作戦に必要ないと放置。さらに山小屋に白影を監禁して火薬で吹き飛ばし殺そうとするが、赤影参上。

 白影を人質に取って赤影を脅す風葉、その油断を突いて刀を蹴り飛ばす白影が秀逸。

 だが矢尻が戻ってきて再び痺れ薬で赤影を弱らせる……対策も何もなしですか、赤影(^^;

 矢尻を説得して今度こそ作戦に参加しようとする風葉だが、矢尻はなんと風葉を切り捨て、小屋で赤影たちと一緒に爆破しようとする!

 風葉は赤影に解毒剤を飲ませ、一緒に脱出した後矢尻の持つ根付のドクロについて話して、それからこと切れるのですが、解毒剤を飲ませるシーンが妙に元気在りすぎる動きで、脱出後白影が介抱しているところや抑えている部位(腕)を見るに、全然死にかけているように見えません。

 風葉の死は「私も裏切ってしまった」という言葉の後なので、本当は脚本に自殺するシーンがあったのかもしれませんが、どうも傷で死んだようにしか見えないので妙な展開に。

 地雷原で馬を失い、さらにドグマの攻撃で部下を殺される信長……

 毎度、信長の家来は全滅しているように見えるのですが、人員大丈夫か。

 赤影たちも死んだ家来には目もくれないし、彼らの命の価値は道端の石ころと同格です。

 矢尻と対峙し、ドクロを奪う赤影。命は取らないと言うが、その後不意打ちしてきた矢尻を回避すると、転落する矢尻。

 赤影ルール:積極的に女ニンジャを殺すことはないけど、事故死はOK☆

 そしてドクロの使い道は、ドグマめがけて投げる。

 前回は操るのに笛という凝ったギミックなのに、今回は普通に爆発でちょっと……(笑) ドクロでトドメ刺しきれず、追撃見舞いますし。

 矢尻はしぶとく生きていたが、信長への呪詛を吐きながら自殺。失態を犯した忍者は……ということなのでしょうが、これならなおのこと風葉の死も丁寧にやってほしかったなあ。