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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面ライダーゴースト14話感想

仮面ライダーゴースト』の感想。

 広がる電波障害をアカリたちが担当し、タケルは今自分にできること……龍馬を説得するために薩長同盟を結ぶことを考える。

 アカリたちが電波障害の発生源を突き止め、マコトに連絡して協力を要請するのですが、電波障害が広まる中で連絡手段が電話なのは苦しい。マコトが持っているのは通常の電話じゃなさそうだし、タケルとも電波なしで通話はできそうですが、今回の話の軸だからなんとかならなかったのか。

 タケルは長正から、父との過去について聞く。長正には兄がいて、同じく宇宙開発を目指していたが父と方針で対立、喧嘩別れして飛び出したところを車に轢かれて死んだのだという。

 えー、引っ張った親子の確執ですが、原因が宇宙開発に直接付随するものではない、という話になって思いっきりずっこける私。

 生きている間に息子の夢をかなえてやれなかった後悔、というのはわかりますが、それが「死んだ後も宇宙開発を拒み続ける」という話にどうしてもうまくつながってくれません。

 回想見ると父は「嫌なら出ていけ」と言っているので、このセリフが兄を殺してしまったと考えている、という後悔の描写があるならまだしもそんなものはなく、またあるいは宇宙開発に携わるとどうしてもそのことを思い出すので逃げているのかと思えば写真に呼びかけるなどしてむしろ積極的に忘れまいとしていたり、やることなすことが噛み合っていません。

 そこから自分は宇宙開発しないけど、長正はお前の夢を引き継いでいるからいいよねと写真に語り掛けて自己正当化している薩之進さんは、いい人扱いされてますけど単なるダメ人間では。

 せめて、父が作った部品の設計に疑問を抱いた兄が父と口論の末、結局父の要求を呑んで開発するが、その考えの通りに事故を起こし、死亡した……って話ならまだしも、兄が死んだのは道に飛び出して車に轢かれた、というもので、全然関係ありません(^^; 飛び出した原因が喧嘩でも、死には直接因果関係がないですし。

 一見「過去に哀しいことがあったので夢を追えなくなってしまったんだよ」と見せかけているけど、「その哀しいことがあるとどうしてその夢を諦めようという気持ちになるのか」という一番重要なところがあまりに曖昧にボカされているため、そこから先の全てが全くまとまらず空中分解するという、地獄絵図。

 そんなダメ親父とピュア弟とを、夢は同じなんだし死んでる人間の意志を受け継ぎたいなら一緒にやるべきだ、となんとか強引に取りまとめるタケル。そこでプラネット眼魔が長正の衛星を乗っ取り、各地の電波使用機器を通じて魂を奪っていることが判明する。

 電話を使用するアカリは魂を抜き取られてしまうことで、やっと電話を使っていたのはここにつなげたかったのか、と判明するのですが、だとしたら、展開を作るために明らかに不自然なことをやらせていたもので褒められたものではない、と言わざるを得ません。

 事件解決に衛星基地まで向かうみなさんは誰もアカリの心配をしないので、ぶっちゃけなくても困らないですし、このシーン。

 なお、魂を抜き取ることについては、眼魔たちがこちらの人間の魂を必要としていることが途中で話をされましたが、その本質はまだ解明されず。ついでに眼魔には眼魂が肉体を得る力などどうでもよく、あくまで武器として使える力があればいい、とアランが回想での兄の会話で補強。

 衛星を奪還する手伝いをしたいという親子を連れて基地に向かいプラネット眼魔と対峙したタケル。

 「俺は自分の夢なんてわからない。でも俺はみんなの命、夢を守りたい! それで、仲間と笑っていられる世界を作る!」

 というセリフはそれだけ切り取ればかっこいいのですが、前半部はともかく後半の「仲間と笑っていられる世界を作る」はここまでの話に描かれてない要素で、どこから湧いて出てきたのか不明瞭なまま龍馬がそれを「夢」と認め、力を分け与えるというグダグダに流れていきます(^^;

 毛利さんは要素のつなげ方とかこだわる人だと思うのですが、噛み合わないときは本当噛み合ってくれなくて、見ていてつらい。

 マコトとタケルは変身し、戦闘に。スペクターはアラン(生身)にボコボコにされており、アランが強いのかスペクターの弱体化が著しいのか。一方新しい眼魂が「まだ使えない」描写もあり、これは以降パワーアップが来るのか。

 衛星は親子が奪還。眼魔は宇宙に逃げて直接、と飛び立つがキャプテンゴーストで追いかけるタケル。

 乗るのかなあ、と思っていたら腕がつかんだまま宇宙に行って真空をゴーストだから切り抜けるという無茶苦茶で、ここは本作の特色を上手く生かして面白かった(笑)

 プラネット眼魔は、なんだかグランドクロスを想わせる必殺技を繰り出そうとしたところで龍馬魂の技に撃ちぬかれるという残念な最期。地上に帰ったタケルは親子が衛星開発に乗り出したことを知り、めでたしめでたし。

 龍馬は普通に飛び道具も刀も使える万能型ですが、刀メインでいよいよもって武蔵の立場がなくなるのでは、と危惧していたら「次はムサシだ」と拾ってくれて安心。

 まあ次回、どうやらスペクター回なので当分お預けの予感ですが。