読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

激走戦隊カーレンジャー第4話感想

激走戦隊カーレンジャー』の感想。

 ガイナモをからかったことで追い出されたグラッチは地球に到着、せっかくだからと地球の美味しいものを食べていこうとする。

 「あの子供さんにチーキュの美味しいものを聞こう」

 と、そこで現れたのは『ペガサス』社長の息子である市太郎。姿を見せても怖がらない市太郎に、俺が怖くないのかと尋ねると、突然泣き出す市太郎。

 「ああ、泣くな、泣かないで! こんなところで泣くと、おじさんが泣かしたように見えるじゃないか!」

 「おじさんが泣かしたんじゃないか!」

 前回の「させません!」「させます!」もそうでしたが、浦沢師匠は同じ言葉を返すタイプの掛け合いの使い方が上手い(笑)

 そして頭を下げたグラッチに対して、棒で殴る市太郎。

 容赦なし。

 グラッチは市太郎から地球のおいしいもの、たこ焼き・フライドチキン・稲荷ずし・芋羊羹を聞きだし、それを電卓にメモ。それ電卓かというツッコミは入りません。

 市太郎を人質に母を脅し、全て買ってこさせたグラッチは、全部平らげると巨大化。

 怪現象にカーレンジャーが出動するも、一切の武器が通用せず、フォーミュラーノヴァですら尻で受け止められてしまった。前回まで背後からの攻撃ばかりだったのですが、グラッチがあえて背を見せることで今回も背面攻撃ノルマ達成(笑)

 だが、グラッチが元の大きさに戻る。強気になって迫るカーレンジャーだが、ゼルモダが助けに来てグラッチ撤退。帰還したグラッチはガイナモに巨大化の話を伝え、MM(モーモー)モグーを連れてもう一度市太郎を捕まえ、必要な料理を集めようとする。

 そのころ、カーレンジャーも対策を考えていた。ブルーレーサーは自分たちも巨大化だ! と進言するが、ピンクは「恥ずかしいから」と拒絶。

 さすがにグリーンはシャレだと言いますが、いざなったらなったでおかしくないのがこの宇宙の恐怖だ……。

 巨大な何かを作るしかない、と考える5人。レッドは車づくりなら負けないと模型の車を手に取るが、その時輝く車、そして5つの車型星座が合体するイメージ。ダップによれば正しく美しい魂の持ち主が力を合わせれば、星座は大いなる力を持つ戦いの神になる、という伝説が惑星ハザードにはあり、偶然にもカーレンジャーが作った車の模型はその形と同じだった。5人とダップが力を合わせ、星座にイメージを注ぐと、衝撃と共にまさに大型化した車が目の前に現れた!

 浦沢さんはある程度固まった筋の上にアイディアを盛り付ける作家であることを自負していますが、今回は敵の新たな力の出現に対しきちんと会議し、新武器入手の展開をしっかりと描くという、きちんと決まった骨格を定めたエピソードであり、普段の荒唐無稽さからは想像もできないほどにヒーロー番組としてまとまったエピソードが展開されています。

 ヒーロー側の強化がいきなり出てきた話ではあるものの、惑星ハザードに伝わる伝説であり、かつ清らかな5人の魂がそれを実現する、というポイントについては一切茶化すことなく誠実にやってのけている、というのが今回の見どころ。

 というか今回のエピソード、間違っているのは敵の巨大化が事故ってことだけだ(笑)

 まあ、このメカ出現の衝撃で5人組が倒れる中、ダップが足を思いっきり上に向ける形でのズッコケを披露するという細かいギャグ演出は入ったりしますけど。

 カーレンジャーが新たな戦力を得たころ、MMモグーは社長が買ってきた同じラインナップの料理を平らげるが、最後の芋羊羹を食べたところで逆に小型化。

 「あ! 小さくなった!」

 と言うなり、間髪入れずに石を拾って投げ始める市太郎(笑)

 うーん、ダップは外道という印象で見てきましたが、彼含め浦沢さんの描く「子供」っていうのはこう、倫理観が変とか道徳心がおかしいとかいうんじゃなくて、「自然状態」って呼び方がしっくりくる気がするなあ。

 悪人相手に平気で差別的なことができるし、嫌な奴を嫌な奴としてためらいなく殴れたり石を投げられたりする、というのは或る種純粋、というか。

 そんなこんなで、今回はここで終了し、次回、本格的に巨大戦開始。