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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面の忍者赤影 47・48話感想

仮面の忍者赤影』の感想。

47話

 陽炎を奪い返すべく、策を練る雷丸。今のまま飛騨の里で戦ったのでは地の利は赤影たちにあることから、自分たちのテリトリーである甲斐に赤影たちをおびき寄せることを考える。

 コミカルな描写の多い雷丸ですが、結構真面目に作戦を練っているのはしっかりしたところ。

 犬彦は猿彦に化け、魔風堂に赤影と白影をおびき寄せようとするが、一方で犬彦に不満を持つ足きり主水が猿彦に怪獣バザミを使った拷問をしかける。

 霊感でつながった双子は痛みも共有するのだ、という設定を明かし後半の伏線とするのですが、この後なんの説明もなく主水はこの場を離れており、そこで青影と陽炎が吊るされて重傷を負っている猿彦を助ける、という流れにされているのがどうにも雑と思います。

 魔風堂で死者に祈りを捧げる雷丸が再び出発しようとしたその時、赤影参上! 仮面を手にした赤影だが、犬彦は白影を人質にし、さらに自分を殺せば猿彦も死ぬのだから、そうすればお前は仲間殺しになるぞ、と脅されたことで仮面を下ろす。しかしそこに猿彦が乱入し、自害した上に犬彦を殺害するのであった。

 犬彦が死んだところで、白影は拘束中だしまだ雷丸と下忍多数がいる状況なので、どう考えても圧倒的有利なのに何故か撤退するという雷丸にも、首をかしげます。この後バザミが堂をつぶしに来るのでそれを見越してかもしれませんが、その中で黄金仮面を奪おうと考えすらしませんし、今回は話の筋が特にいい加減。

 襲ってくるバザミが崩した魔風堂に埋もれてしまう仮面。赤影は鋏で掴まれてしまうが、赤影スコープで主水の場所を発見し、仮面ビームで狙撃することによってバザミを撃破。

 仮面ビームには「忍法流れ星」という正式名称があることが今更ながら判明。

 堂から這い出た赤影は青影と陽炎と合流し、そのまま去っていく……

 ってあれ? 仮面を探さないの?!

 直後、泡の中に浮く仮面を手に取る雷丸……って、すぐ見えるところにあって、ちょっと探せば解決した話じゃないか(^^;

 基本、話の筋を気にしないで見るシリーズだと思っている『赤影』ですが、それにしたって今回は明らかにおかしいところが多すぎました。

48話

 息子鬼丸を忍者として鍛え上げる魔風忍者・引導坊。雷丸は鬼丸を人質にして、陽炎誘拐を引導坊に命令する。

 また今回、伊上さんの好きな抜け忍が家族を人質に取られてパターンなのかと思ったら、鬼丸が普通に強くてさらいに来た下忍、返り討ち。

 青影と陽炎のコミカルな日常会話を挟みつつ、今後について相談する赤影と白影。陽炎は眼が見えないので赤影の容姿に惚れるということはないはずなのですが(盲目が後天的なものの可能性はありそうだけど)、赤影に対する好意がどこから来たものなのか、そういう”ヒーローではない赤影個人”の人物像を探るポイントが踏み込まれそうで踏み込んでくれません。

 藤吉郎や信長に仕える身であった第3部まではこれで通しても良かったのですが、この部は明確に「父と里の仇」という私怨が軸となって動いている話なので、赤影個人が薄いと、どうにも弱く感じてしまいます。

 他の作品でも感じたことなのですが、やっぱり伊上勝はピンポイントでキャラを立てるのが苦手と言うか、こういう”ヒーロー”に”ヒーローでない人間”の軸を組み込むのが苦手だったのかなあ。

 ただ、この両者が相反する要素で組み込みにくいのはわかりますし、特に90年代以降この両者をどう組み込むかというアプローチを見せる作品が増加する(『カーレンジャー』『シャンゼリオン』『仮面ライダークウガ』など)ので、これはもうヒーロー番組の永遠の課題と言えるかもしれません。

 赤影によって、飛騨の里に陽炎と帰るよう指示されて膨れる青影は、その道中に鬼丸と遭遇し対決。

 鬼丸とカエルや龍に変身して取っ組み合ったりとコミカルな戦いの中で、挑発して鬼丸を小さくさせた青影、壺の中に鬼丸を入れて振る(笑)

 しばらく振って中の鬼丸を確認した青影、ダウンしているのを見て

 「へっ、くたばったか」

 邪悪だ……

 その後も忍術対決は続き、崖から落ちそうになる鬼丸を青影は助け、そのことで和解。一方の赤影と白影は引導坊に襲われ、矢で殺されたかと思いきや姿が消え、たき火から爆炎がでて白い塊に。

 引導坊が「これは何だ?」と言いますが、上に乗って赤影が参上の決め台詞を言うのと内部から白影が突然出てくるのとだけやって、以降は放置され一切説明がされません。

 本当になんなんだコレ(笑)

 引導坊を捕らえた赤影たちは富士の風穴に雷丸がいると聞いて向かうが、その中は火山性硫黄を利用したガス室という罠!

 罠を警戒して引導坊を先行させようとする白影が冴えているのですが、結局ひっかかるという(^^; 引導坊も基本ためらいがちだったので、下手すると彼も巻き込まれるギリギリの賭けみたいですが。

 青影と鬼丸は赤影たちを追ってそこに到着。陽炎を外に放置して入っていくが、あの青影さん、警備対象を何故放置していくんでしょうか(^^;

 ガス室の内部を見る方法が鬼丸の肩車なのでこの二人がいないといけなかったのはわかりますが、それにしたってこの流れは無理があります。

 ここ数回、赤影は青影に単独での警護を頼んでいる場面が多いのですが、ここ数回青影が単独で警護できない展開が多く、結果赤影の采配に疑問符が浮かぶ展開が続きます。

 ヒーローとしての赤影を見れば青影が100万回失敗しても100万1回目はまた信じる人であろうと思われるので、そこに違和感はないのですが、さすがにいい加減青影の戦力に疑問を抱いてもいいのではないか赤影。

 鬼丸の説得であっさり改心した引導丸が赤影たちを解放し、それに解毒剤を飲ませて青影が喜んでいる中、外で謎の花に襲われる陽炎。

 ……うんだから、放置したのは大失敗だったよね、としか(^^;

 引導丸から本当の本拠地を聞きだした赤影一行は、引導丸と鬼丸に手を振り旅立つ。

 引導丸は話の流れから言ってもう魔風に戻れないと思うのですが、今後は抜け忍状態ってことでいいのか。