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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面ライダーストロンガー 31・32話感想

仮面ライダーストロンガー』の感想。

31話

 ユリ子を埋葬し、その墓前にデルザー軍団壊滅を誓う茂と藤兵衛から開幕。自分としてはその辺ドライな印象だった茂なのですが、ユリ子の死に哀しみ己の無力さを恥じるセリフでフォロー入りました。

 その後、襲い掛かってくるドクロ少佐の忍者部隊をあえておびき寄せ、戦闘員に変装して少佐を不意打ちする茂。だが少佐は鎌に仕込まれた武器や火炎の魔術、身体を分離させる能力で翻弄し、ストロンガーの電キックも通用しない。

 前回のドクターケイトとの協力などもあって、直接戦闘よりも頭脳の方が強いタイプだと思っていた少佐ですが、多彩な能力で意外と難敵。原作者お気に入りのドクロデザインだからなのでしょうか(笑)

 大ダメージを与える少佐だが、そこに落石が来てストロンガーは海へ。それは岩石男爵の妨害だった。

 「ジェネラルシャドウがよ、ドクロ少佐の最期を見届けろと言っちょるんよ。ところが話は落ちない、ストロンガーの方がやべえ、んでまあ、あっさりおめえに手柄立てさせたんじゃ、俺としちゃつまらんじゃろうが」

 この後、本人の口から「スフィンクスの血を引き継いだ」と紹介されるのですが、何だろうこの訛り、「そこら中で派手にやったる」的なアレなのでしょうか。

 それは置いとき、面白さを作戦に求めるのは危険ですよやっぱり!

 この後、男爵とその配下の攻撃を受け、逃走した茂は野菜を運ぶ車に隠れて男爵をやり過ごすが気を失う。目を覚ました時、謎のカプセルに拘束されていた!

 彼を助け出したのは、ブラックサタンから脱走した科学者マサキヨウイチロウ。マサキ博士は悪と戦うために超電子の研究を続けており、ストロンガーを強化するために超電子ダイナモ搭載を提案する。

 主人公の明確な再改造描写による強化は『仮面ライダーX』以来となるのですが、一応先輩ライダーとして尊敬されある程度の交流があった風見志郎による改造として展開された『X』と違い、いきなり出現した元悪の組織の科学者が突然に強化を提案し、茂も特に考える様子なく受け入れてしまうという展開に、すごくガックリ(^^;

 まあ「改造電気人間」から「超電子人間」と言葉に微妙なつながりを持たせている分、「マーキュリーパワー」なる謎エネルギーよりはマシなのですが、例えば博士が以前登場した立木博士(藤兵衛役の小林さんと二役)だった、とかならもうちょっと話のつながりとして納得はできたのですけど。

 改造を受けた茂だが、超電子ダイナモは制限時間1分でそれを1秒でも過ぎれば爆発するという危険な装備。その改造が終わったことを藤兵衛に伝えるマサキ博士だが、藤兵衛を見張ることで茂の手がかりをつかもうとしていたドクロ少佐を研究所に招き入れてしまう。

 マサキ博士は少佐に殺され、藤兵衛を助け出した茂はストロンガーに変身、さらにチャージアップで強化形態に!

 明確に姿の変わるパワーアップ形態変化はシリーズ初で、ストロンガーは胸部アーマーに銀のラインが入り、触角が銀色になるという変化。角の銀色が輝きすぎなのは違和感あるのですが、銀と赤は正義の象徴!

 欲を言えば、ライダーは基本必殺技がキックだし、ストロンガーは上半身がごつい造形なので下半身にも手を加えてほしいなあとは思ってしまうのですが。

 そこから新必殺技・超電子ドリルキック発動で、ドクロ少佐の首がすっとんだ!

 首の爆発とは別に本体も大爆発、強烈な爆炎を長く見せてきてパワーアップの描写もばっちり。ドクロ少佐はもっと見ていたいキャラでしたが、他の軍団員の撃破ペースと併せて考えるとこんなものか。

32話

 「うーん、おかしい……ストロンガーの電気パワーではあのドクロ少佐は倒せないはずだ」

 難敵だったドクロ少佐ですが、前回に前々回の会話も含め、シャドウからも実力の信頼はあった模様。そしてそこからストロンガーの強化にシャドウが勘付く、としてシャドウの賢さも強調してきました。

 戦えばわかることだと単純な岩石男爵、公園に岩を運んでそこで遊ぶ子供たちを捕まえ、人質にしてストロンガーを狙う!

 「飽きずにいつもいいカッコつけちゃって。やい人質ども、見とれ! 俺の方がつえーつえー!」

 子供たちの応援を受けるストロンガーを見て、対抗して子供たちにアピールする岩石男爵妙な愛嬌(笑)

 攻撃を潜り抜け、人質を助け出すストロンガーだが、力に変化が見られないストロンガーに呆れる男爵は、人質を失うと撤退。

 「おそらく、シャドウの差し金で俺の力を探りに来たな。だが、まだまだ超電子の力を使うわけにはいかん」

 ここで男爵を倒すのはわけない話だったのかもしれませんが、チャージアップの制限時間の短さと敵に手の内を読ませる危険性を考慮して、という理由づけでやみくもにパワーアップしないことの説明がしっかり入っているのが秀逸。

 そんなシャドウはストロンガーの変化がないことを疑問に思うが、何者かが彼を攻撃、そちらにトランプを投げると謎の毛がついて帰ってきた。

 「しゃきっとせえ、しゃきっと! たかがストロンガーごときに逃げるとはなんじゃろけ、なんじゃろとは、もう! ええい、うぬら全員改めて特訓だ!」

 そのころの男爵は戦闘員を特訓していた(笑)

 今の時代の感覚で行くと男爵の特訓はムチャなのですが、当時の感覚でいえばライダー側と同じスポ根的な特訓と指導で、何故こんな妙な愛嬌を持つヒトになっているのだろうか(笑)

 声を担当する沢りつおさんの軽妙なしゃべりも手伝い、凄く面白いキャラになりました男爵。

 そんな特訓中に狼長官登場。シャドウにいいように使われているデルザー軍団の流れが気に入らず、男爵を説得してシャドウを蹴落とす策謀を巡らせていた。

 その後、茂の前に現れ、休戦を申し入れるシャドウ。自分を狙う者の正体を確かめるまで、と告げに来た。

 「そいつは面白いな」

 「俺には面白くない」

 拒否する茂だが、狼長官の攻撃を受け、解決まで藤兵衛が人質だと連れ去るシャドウ。茂は狼長官と接触し、藤兵衛を助ければ話を聞くと答える。

 「よし、すぐに岩石男爵に連絡を取る」

 ……大丈夫か?

 男爵は牢獄に入り、藤兵衛の代わりに粘土人形を置いて連れていくが、騙されるはずもなくシャドウに気づかれる。

 やっぱダメだった!

 明らかに似ていない粘土人形を「藤兵衛にそっくりじゃろけ」と自画自賛したりと、面白いのは面白いですが、ギャグにしたいのか真面目にしたいのかどっちだ(^^; この後、シャドウが「食らえ」とその人形に意味もなく剣を突き立てますし(笑)

 約束通り藤兵衛を連れる男爵と長官だが、シャドウが現れ、ごまかそうとしているところの隙を突いて藤兵衛救出に成功するストロンガー。その後男爵との戦闘ではチャージアップを発動して、またも一撃で首を飛ばした後に三段キックで体も吹き飛ばすのであった。

 チャージアップを見たシャドウは、長官とストロンガーをぶつけることを考えて、次回に続く。

 うーん、幹部級を次々撃破していくストロンガーの強さの表現としてはいいのですが、面白くなったところで団員が消えていくのはもったいなく感じます。それだけデルザー軍団はキャラがしっかり立っていると言えますが。