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美少女戦士セーラームーンcrystal 27話(第3期1話)感想

美少女戦士セーラームーンcrystal』の感想。

 天王はるか(皆川純子)の声が男にしか聞こえない……!

 結構な衝撃でした(^^;

 いや、皆川さんは男役の得意な方とは知っていたのですが、個人的に最近あまり声を聞く機会がなかった(記憶の限り一番最近は2011年のゲーム『エルシャダイ』でのイシュタール役)ことと合わせ、一瞬本気で男の人が演じているのかと思いました。

 EDテーマも歌っているのですが、この声で無理なく歌えていて、恐るべし。

 肝心の内容ですが、以前、私は第2期終了時点でものすごく批判的な感想を書いていた(→こちら)のですけど、格段に面白くなったと思います。

 「聖域」を守ろうとする悪の存在をまず示し、その悪の動きに反応する新しいキャラと衛たち、平和な日常に起きる怪事件、その存在に気づいて行動開始といった流れがとりあえず無難に収まった感じの1話。

 うさぎは前期の印象としては「運命に対して都合のいいことしか受け入れない」「自分が中心の運命しか肯定しない」という感じだったのですが、衛やちびうさを交えた日常の中で「どんな困難が待ち受けたとしても自分の試練なら乗り越えられる」と明確に示し、主人公の態度として大きく前進

 これを最初に置いておくのは、これから覆される可能性もあるということなのですが、とりあえずここをしっかり描いたことに一安心。

 今回は話が動く前ということで、細かく謎をちりばめつつも日常生活に焦点を当てる感じになったのですが、会話によってセーラー戦士各自の個性を明確に分けていくという第1期・2期ともに抜け落ちていたこの点を真っ先に埋めに来たのも良かったところ。

 特に美奈子(セーラーヴィーナス)にはミーハー属性が付加(原作読んでないのでこれがどの時点からあったのかは知らないですが)され、天王はるかなど無限学園の話に表情を目まぐるしく変えながらはしゃぐシーンが入って急激に面白くなりました。

 容赦なく「うさぎには縁のない学校」とつきつけるレイと「はっきり言いすぎ」とフォローしたつもりでむしろ傷を広げていく亜美といった会話も面白かったところ。……こういうの、本当は第1期や第2期で見たかったのですが(^^;

 表情と言えば、今期からキャラクターデザインが変更になったのですが、前期の独特の線では難しかったデフォルメ表現が上手く交えられるデザインとして仕上がっており、上記のような表情の変化を画面の賑やかさとして楽しめるようになりました。

 そんな平和な描写に力を入れた&全員の新規変身バンクフル搭載のためか、新たな敵との戦闘自体はあっさり気味だったのが残念なところ

 戦闘自体のテンポとかテンションがかなり平坦な感じなのですが、衛の「なるちゃんと海野は俺が。ここは頼む!」に当のなる&海野が何も疑問を抱いてなかったり、街のど真ん中で変身している一方で戦闘終了時に結構な人が周囲にいたり、内部に人が囚われているのに思いっきり全力の攻撃技だったりと、あちこちの整合性が取れず色々首をひねる内容。

 やっぱり解説役のマーキュリー(しかも分析結果を踏まえた上で上記の戦闘……)、悪霊退散が全く通用しないマーズという扱いの微妙さも気にかかったのですが、とりあえずセーラームーンではなくヴィーナス&ジュピターの撃破で締めてくれたので、今回はそれだけでいいか(笑)

 人に落ちる闇の存在、それによる「先祖返り」という怪物の出現、その被害者が無限学園の生徒ということを知るセーラー戦士たちは無限学園への潜入を決意する、というところで引き。

 期待値をかなり下げた上での視聴だったのですが、予想を遙かに越えて面白かったので、今後期待してみたいです。