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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

魔法つかいプリキュア! 第12話感想

『魔法つかいプリキュア!』の感想。

 うーん、脚本上の意図は理解できると思うのですが、これまでの設定と実際の描写がそれを許してくれない感じが、なんとも……。

 「魔法界を代表して」こちらでの勉学を完璧に行わなければならないとはりきるリコだが、集中しすぎてクラスメイトと近づけなかったり、黒板に図を大きく描きすぎたり、魔法界での呼び方で星を呼んでしまったりと失敗続き。

 リコには友達がいないことが劇中で台詞付きで示されているところ、勉学に集中しすぎて人づきあいが悪いという形ですごく納得はできます(笑)

 その後夕食で、過去に星を見に行ったみらいが迷子になったが発見時笑っていたと話す朝日奈父だが、その後夜中にリコを連れ出すみらいは、本当は寂しくて泣いていたのを星を見て元気を取り戻したという話を伝え、視野を広げて見方を変えれば楽しいことが見つかるかもしれないと諭す。

 人魚のエピソードを担当した伊藤さんが、同じテーマでナシマホウ界に戸惑うリコを基に話を書いてきたのですが、しかしこれ、1クールの締めでやるのは遅すぎるよなーと。

 12話も話を続けてきたのに、まだリコが立っている場所はそこなんだ、という(^^;

 またリコの意識についてもふらふらしていて、「魔法界を代表して励まなければならない」という努力の根底を一応は示すのですが、肝心の魔法界と魔法の存在は秘密なので、魔法界の代表としての在り方を誰に示しているのか。

 魔法を見られてはいけない設定ゆえに、モフルンが喋ったのをごまかしたりもするのですが、一方で河原(屋外)でモフルンとバレーの特訓したり、夜中だからみらいと空を飛んだりと、見られなければOKを貫くのでとてもタチが悪く、定めた理想への努力よりも誤魔化しの姿勢が悪目立ちするようになっており、どうもうまく座ってくれません。

 やっぱり、「魔法を見られてはいけない」設定はやってしまったのではないか。

 また、みらいの示すのは「迷子になってもきれいな星が見れたからいい」というもので、「迷子になって帰れないかもしれない」という状況に対する解決は何も用意されておらず(解決したのはお父さんが偶然発見できたからで、やっぱり運命が選んでくれているから)、「視点を変え視野を広げた」ではなくて「悪いことから眼を逸らした」のマチガイの気がする(^^;

 今回スパルダが雲と看板からヨクバールを生み出し襲ってきて、これが雲なのでルビーの力が通用しないと持ってくるのに、

 さらに雲を吸い込んで巨大化したから敵の力が強くなった→見方を変えれば巨大化しただけ動きがのろくなった→こちらがスピードで勝てるし攻撃も当てやすい! と腕に乗る力が通用しなかったことなど無視してストレートに体を貫きダメージを与える

 と、戦況の変化が意味不明。

 吸い込んで重くなっただけ密度が濃くなって敵に実体ができた、とかかもしれませんが、映像もセリフもその点に触れたような描写じゃないので、「見方を変える」が「戦況を大きく変化する」と噛み合わず、説得力を生んでくれません。

 そもそも、雲の敵を見てから変身するのに、肉弾戦パワーでゴリ押すルビーを選んでしまうのが変なのですが(^^; サファイアで飛び回り引っ掻き回して散らしてしまうとか、トパーズで掃除機作って吸い込んでしまうとか、そちらの方が楽な気がする(笑)

 敵の出現と能力がそもそも話に噛み合ってくれないのでバトルもよくわからない展開が続くのですが、フォームチェンジが劇的に活きてくれないのは相変わらず厳しいところ。

 新たなリンクルストーンを宇宙から授かり、翌日のリコはクラスメイトと会話できるようになり、成長したところを見せる決着は悪くないのですが、途中の蛇行っぷりが今一つ。

 次回、バーベキューにリズ出現。