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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面ライダーストロンガー 39話(最終回)感想

特撮感想 ストロンガー

仮面ライダーストロンガー』の感想。

 前回の続きで、マシーン大元帥&磁石団長&ヨロイ騎士VSライダー1号&2号&ストロンガー。1号とストロンガーはそれぞれヨロイ騎士と磁石団長を倒し、2号の救援に向かう。

 「動けば仲間の命はない!」

 おい?!

 突然大元帥がライフルを2号に構えることとか、やけに弱気な団長と騎士とか、前回終盤に引き続いて妙にコミカルな感じで進むのですが、監督に名を連ねた石ノ森御大のセンスなのか?!

 大笑いする元帥から、駆け寄ってライフルを奪って突きつけ「潔く降伏しろ」と迫る2号(笑)

 「貴様ら、忘れているな?」

 「何をだ?」

 「バカ者、よーく考えて見ろ。貴様らの仲間、V3と、ライダーマンが捕まっていることを忘れたのか?!」

 「なにい?!」

 忘れてたのか!

 放置されたかと思ったら拾われたかと思ったら、作中でも忘れられていたという酷い展開(^^;

 大元帥は人質の交換を呼びかけるが、Xとアマゾンが二人を助け、ライダー7人でデルザー軍団全員を取り囲む。デルザー軍団の最後かと思われたとき、奇岩山の眼からビームが飛んで、それに紛れて逃げる軍団。そして大元帥は、藤兵衛を人質に取ったことを告げる……。

 最終回だけに、これまでのライダー世界をつなぐ役目だった立花藤兵衛が人質となってそれを救うべく一致団結するという、劇場版でも通じそうな熱いプロット。

 ……まあ、奇岩山にやってくるとデルザー復活と称して何故かブラックサタン奇械人+荒ワシ師団長という謎チョイスでの再生怪人軍団との勝負で、マシーン大元帥以外はその中でポンポン爆死という、ちょっと無茶な展開ですが(^^;

 ライダーの人数が多すぎるので再生怪人なのでしょうが、デルザー軍団不死身の謎も設定も生かせず(もしかしたらデルザー限定全員復活プロットだったのを、シャドウとの兼ね合いか何かで変更になったのかも)、再生怪人チョイスが微妙なこともあって、ただ全員暴れるだけみたいな戦闘になってしまいました。

 大元帥をストロンガーが倒し(流石にこれは主役に譲る)、藤兵衛を助けたライダー一行だが、藤兵衛は人面岩が喋ると述べ、確かめるため動くライダーたち。はたして人面岩は動き出し、岩石の肉体を持つ巨人として現れた!

 「ふふふ……見たか、デルザー軍団の大首領の姿を。ふふふ……7人の仮面ライダーの諸君、それぞれわしの声に聞き覚えがあるのではないかな」

 「ショッカーの首領!」

 「そしてまた」

 「ゲルショッカー首領!」

 「あるときは」

 デストロン首領!」

 「そしてまた」

 「GOD!」

 「ゲドン!」

 「ブラックサタンの大首領!」

 「その通り。7人の仮面ライダー共通の敵、それがわしなのだ。一人残らず大首領が始末してやる!」

 何と、これまでのライダーの宿敵は全て、一人の大首領だった!

 と、全首領納谷悟朗さんの声だったという若干メタな要素を組み込んで、全員集合最終回にふさわしい「共通の敵」として登場。

 ……約2名、テキトーなこと言ってますが。

 もともと世界をつなげる意図がなかったということもあってか、『X』のGOD総司令と『アマゾン』のゲドン首領十面鬼ゴルゴスおよびゼロ大帝の声は納谷さんではなく、この両名に限っては何を聞いていたのだろうか(^^;

 あるいは、納谷六朗さんの本郷吹き替えみたいに、劇中人物には全部同じ声で聞こえているのかもしれませんが、メタな意図を持ちこんだら上手く合わなくなっているのは惜しいところ。

 で、ブラックサタンの大首領デルザー軍団到来を恐れていたのですが、全て自作自演ということになると、大首領そのものと言うよりも彼の振りまいた悪意に影響された人間とか動物がこれまでのボスの実際の正体なのだろうか。

 巨大な岩石大首領との対決は、『X』のキングダーク戦のリベンジのような気もしますが、これまでそういう巨大作劇に力を注いでこなかったシリーズということも影響してか、今一つ。

 そして力を合わせたライダーたちは、体内に飛び込んで大首領の正体を見る。一つの眼がついた巨大な脳、といった造形。

 「見たか、わしの正体を。わしは地球を捨てて宇宙の果てに帰る。その前に7人のライダー、死ねえ!」

 きちんとトドメを刺して決着かと思ったら、セリフからして打つ手の無くなった大首領が逃げたという感じに。大首領の正体が悪意そのものならば「ライダーが戦っても世界から悪意が消えることはない」という象徴とも取れますが、ライダーが大首領への有効打を与えることもないため、微妙に盛り上がりに欠けるラストバトル。

 実質的に本作ラストバトルとして相応に盛り上がったのはジェネラルシャドウとの戦い、ということになりました。

 長い戦いが終わったとつぶやく藤兵衛、過去の戦いを振り返る映像でライダー最終回であることを強調。

 ……何故にV3の主題歌(エフェクトなし宮内バージョン)なのか(^^;

 最後は子門版の『レッツゴー!ライダーキック』になりましたが、スタッフ的にも最高はV3との意識があったのか。

 とりあえず『仮面ライダー』の最終回として一応の区切りをつけるためか、やるだけのことをやろうという意気込みは見えるのですが、終盤ライダーが出そろうくらいになるとちょっと息切れした感じになる最終章でした。

 まあそれでも、youtubeで配信を視聴した前二作に比べれば試行錯誤しつつも盛り上げるところをきちんと盛り上げ、無難に纏まったかな、とは思う内容でした。

 『ストロンガー』としては最後にせめて、ユリ子の話を持ち出してもらいたかったところですが。軍団全員の首を墓に備えてやるという意気込み見せたぐらいなので、せめてユリ子の墓に花が供えられているカットとか、そういう余韻が欲しいとか思ってしまうのは無粋なのか(^^;

 残りはまた後に、総括で書きます。