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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

5年3組魔法組 9・10話感想

5年3組魔法組』の感想。

9話

 ユタカの担任である近藤先生が産休を取ることになり、代わりに高牧先生の先輩でもある森本先生が着任。はっきりと怒るときは怒る先生だが基本的に人の好いことからすぐ人気者となり、カンザブローとのあだ名で呼ばれることに。

 トマトが嫌いなユタカはその日、給食のトマトジュースとトマトを持たされた状態で説教を受けることに。

 この対応がいいのか悪いのかで言うとあまり良くなさそうなんですが、ユタカの持つそれらを魔法組がバンノーダーで引き寄せてしまうと、怒る森本先生。

 「先生は何も嫌いなものを無理にでも食べろと言ってやしない! 好き嫌いは段々に直していけばいいんだ! お前を立たせたのは、食べたように誤魔化そうとしたからだ、そうだろう?! そんないっぺんに押し込むようなことするな!」

 一見正論を述べているのですが、食べずに残したらどう対応したのか怪しい上に、すごく面倒くさいぞこの人って印象が強く(^^;

 そうして給食を食べなかったユタカはその夜食べ過ぎたことで腹を壊しながら学校へ。そんな小原家へ困ったおばさんが登場し、ユタカとショースケの父を煽る。

 ベルバラの変装から至る流れの演技、曽我さんは芸達者だと改めて感じるのですが、森本先生が無理矢理嫌いなものを食べさせようとしたためにユタカは腹を壊したのだと煽り立てて学校に突撃させるという、割とシャレにならないことやっているぞ今回のベルバラ(^^;

 さすがにイタズラ通り越して、タチが悪いと思うのですが。

 そんなわけで校長室で激突する二人を魔法で翻弄して遊ぶベルバラは、バンノーダーで引き寄せられて高牧先生とぶつかり気絶という展開に。

 高牧先生だけ心配して、ベルバラには全く気にかける様子なしな上に、高牧先生が起きた後はベルバラだけ床に転がして放置しておく魔法組が地味にひどい(笑)

 結局ユタカが入り込んで父を説得し、誤解が解けた上で森本先生を慕っていることもはっきりして感涙する先生となってめでたく収まることに。和解の象徴が「相手のタバコに火をつける」なのはちょっと時代を感じます。

 一方、高牧先生は分校へ転勤(実質的に左遷)することになり、別の涙を流す羽目に。

 何故に子供向けの特撮番組でおでん屋でヤケ酒する先生という映像を見なければならんのだ(^^;

 高牧先生の転勤(降板)がどの段階で組み込まれてきたのかわかりませんが、森本先生の話とは完全に別の場所で転がってしまっている(本筋だけ見るなら、高牧先生の出番丸ごとカットでも成り立ってしまう)ので、どうにもねじ込まれた異物感が漂います。

 その日、森本先生は小原家で歓迎会が行われ、酔いつぶれたためにマジッカーで送られることになり、そのことは翌朝夢として処理されて魔法組とも仲良くなるのであった。

 前半部で問題提起されたユタカの好き嫌い問題とか放り投げられてしまい、森本先生に対する意識の変化とかピンとこないままユタカが先生を慕っていることになっているなど、もう一つ物足りない内容。第4話が面白かったので田村脚本回のハードルを少々上げ過ぎているかもしれませんが、高牧先生の件も合わせてまとまりに欠ける印象になってしまいました。

 森本先生はこれからレギュラー化するみたいなので、彼の印象をいい方向に描けたのは良かったと思いますが。

10話

 前回から高牧先生の転勤の話を引っ張り、先生の朝礼で転勤の挨拶。

 泣いているのは先生だけ、それどころか森本先生の紹介を見越して拍手の準備をしかけたりと、泣き虫先生との対応の差に高牧先生の扱いが見て取れます(笑)

 とはいえ魔法組は個別に思い入れがあり、最後の荷造りを手伝おうとするが、ハテナマンがボールを飛ばしておっかねえばあさんの家の窓を割ってしまい、魔法組は家の手伝いをさせられる羽目に。

 全て終わってクタクタの魔法組に、困ったおばさんベルバラは魔法で仕返ししろと迫るが、魔法組は一斉に拒絶。

 「イヤよ、このごろうまくいったためしがないんだもん、フン」

 「そう、やったと思えばしっぺ返し!」

 「幸せの隣は不幸せだもんね!」 

 さんざんひどい目に遭ってきたためか、妙なリアリズムに走っているのがかえって子供っぽく、辻脚本の魔法組のセリフは味があります(笑)

 「そんなに使ってほしかったら、ほら!」

 「なんだいこの手は?」

 「見物代、ちょうだい」

 最高に最低(笑)

 ベルバラを追い返した魔法組はハテナマンの妹ルリ子がキューピーをなくしたということでバンノーダーで引き寄せるが、ルリ子という名前だけで呼び寄せたために無数の「ルリ子のキューピー」が押し寄せる羽目に。魔法アイテムを使ってなんとか返す魔法組だが、最後の一つはなんとおっかねえばあさんの孫娘のキューピーだった!

 ひねくれ者のおっかねえばあさんが孫思いだったことを知り、高牧先生の見送りに間に合うよう頑張りつつキューピーを返すことを考える魔法組、ハテナマンがルリ子に変身して返そうとするが、少女だと思っていたルリ子は大人で戸惑う。

 この展開は面白かったものの、長い間顔を合わせていない孫を一目で認識するおばあさんとか、ルリ子のことを知らないハテナマンにルリ子の昔の習慣をペラペラしゃべってやらせようとするとか、以降の展開が今一つ面白くならず。

 一見厄介なおばあさんのトラブルに巻き込まれた様を装っていますが、事件の発端が自業自得な上にルリ子に化ける行為が思いっきりおばあさんを傷つけている可能性には言及なしなど、色々釈然としない展開。

 最終的に本物が電話してきた隙に脱出し、おばあさんは孫恋しさに夢を見たと決着しますが、魔法諸々を「夢を見た」で解決するのは前回と重なってしまっており、その点でもあまり良くなかったと思います(脚本が違うので、この辺行き違いがあったようにも思いますが)。

 結局、魔法組は見送りができなかったために、マジッカーで追いかけて別れの挨拶をすることに。高牧先生はあくまで魔法を信じないながらも、魔法組の想いだけは信じると手を振るのであった。

 というわけで高牧先生は今回で降板の模様。本作に登場する大人の立場のキャラとしては役者・位置づけともに結構好みだったので惜しいのですが、番組的にも後任の森本先生に期待したい。