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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面ライダー(新) 3・4話感想

仮面ライダー(新)』の感想。

3話

 改造人間コウモルジンにより、次々と誘拐されていく子供たち。毒ガスに必要な物質RHBが子供の血液に含まれていると説明を入れることで子供を狙う必然性を組み込んでくるのが伊上勝らしいリアリズム。

 洋はそれを追う過程で一人の少年と会う。少年は臆病な性格でいじめを受けており、彼に対して勇気をもって接すれば仲間にしてもらえると諭す洋。

 正直言って、「いじめはいじめられる側の心の問題である」という話があまり好きではないのですが、洋が少年相手でも対等に接することができる人間と描くことで嫌味に感じられないようにしたのはいい配慮だと思います。

 まあ、今回前半に少女が誘拐されていて、その母に「必ず助ける」と約束(ただのハングライダークラブがこれを安請け合いしてしまうのもどうなのか)しておきながら以降の話の軸をこっちに移してしまうため、どうも落ち着きのない話になってしまったのですが(^^; 少女誘拐の流れは全くなくても話が成立してしまいますし。

 いじめっ子たちの誘拐される現場を目撃した少年は、怯えながらも勇気を振り絞り、人間に化けているコウモルジンを追及。誘拐されてしまうもののスカイライダーの助けを受け、共に基地を破壊した。コウモルジンはライダーが倒し、少年は勇気を見せたことを受け入れられて友達ができるのであった。

 サブタイトルになっているコウモルジンの笛ですが、少年たちを催眠術にかけたりライダーにダメージを与えたりするものの、これが特別に話の軸を為しているわけでもなく、あまり目立たなかったのは気になります。

4話

 研究者を次々殺していく怪人サソランジン。その現場に現れた女性を洋は城北大学で見つけるが、彼女を姉と呼ぶ少女が現れたことで女性は逃げてしまう。その女性は美也といい、山で遭難し行方不明だった。洋は大学教授を護衛する中で現れたサソランジンと対決し、サソランジンがペンダントでリモートコントロールされていることを知る。サソランジンは美也が改造された姿だったのだ。

 美也を送り届ける途中、彼女は記憶を取り戻しゼネラルモンスターに改造されたことを思い出す。胸より下は隠しているものの、裸の女性がベッドに縛り付けられ改造手術を受けるという強烈な映像。

 妹の下には帰れないという美也に、洋は目の前で変身して見せ、己も改造人間であることを示す。

 「美也さん、例え体は改造されても、心はネオショッカーに売り渡したわけではない。私は、この命の続く限り、ネオショッカーの悪事を叩き潰すまで戦い続けます!」

 己が改造人間であることを通して、美也を励ます洋。だんだん洋には「どんな人間でも対等に接することができる人」としての描かれ方が定着してきました。

 ライダーだけではなく別の「心を奪われなかった改造人間」が描かれることで、改造人間の悲哀テーマを押し出そうとする試み自体は面白いのですが、ここに至るまでに設定が「何故か脳改造されずリモートコントロール」「でも一定時間後に怪人になるよう脳を設定」と、あまりにも話を成立させるための御都合すぎるのが残念。

 前者に関してはスカイライダーに「いずれお前も操ってやる」というゼネラルモンスターのセリフがあるので、サソランジンはそのためのテストモデルの可能性もありそうですが。

 そして怪人に姿の戻った美也は、ゼネラルモンスターを倒すべく一人で基地へ突撃。それを空から発見したスカイライダーも降り立つが、サソランジンはこと切れ、美也に戻ると消えてしまうのであった。

 こういう展開で相手が異性だとラブロマンス展開も期待してしまったのですが、全くそんな要素は組み込まれず。怪人態の声が八代駿だったので、元からそんなのは考えてなかった模様。

 で、ゼネラルモンスターは怪人になれば普通にライダーと戦うと思っていたらしいセリフと、サソランジン反逆にゼネラルモンスターが驚いた様子を見せたことからして、どうやらサソランジンはきちんと脳改造も施されていたのに機能しなかったようなのですが、特に愛とか絆とか強調されるものがないため、印象としては単に脳改造が失敗しただけに見えるのですけど。

 スカイライダーについては志度博士が意図的に脳改造しなかったと思っていたのですが、もしかしたら単にネオショッカーの服従回路が欠陥品なだけというのが真相なのかもしれない(笑)

 非道なゼネラルモンスターに怒りのキックを見舞うが、逃げられてしまう。演技が拙いなりに感情がこもっていてすごいことになっている村上さんの声が、今回ゼネラルモンスターへの憎悪のセリフを連呼しまくるのでこのままゼネラルモンスター倒しそうな勢いだなあと思っていたら、

 「ライダーブレイク!」

 で基地の壁を突き破り、止めようとしたのか逃げようとしたのかよくわからない格好で前に出て撥ねられるゼネラルモンスター(笑)

 怒りの鉄拳をぶち込まれたゼネラルモンスターが基地内の計器にぶち当たってあちこち爆発の連続、最後には大きな爆発で基地が崩壊し出てくるライダー。

 ナレーション「仮面ライダーに追い詰められたネオショッカーの大幹部ゼネラルモンスターは、基地爆発とともに散った」

 ええーーーーーーー?!!

 まだ第4話だし、どう見ても爆発に任せて逃げたとしか思えないのですが、本当に吹き飛ばされた(^^;

 そして、美也の妹は完全に放置でエンディングになだれこみ、こっちも色々吹き飛ばされた。

 話の展開自体は面白いけど色々物足りない部分があると思っていたら、最後の展開で全てがどうでもよくなりました(笑)

 すごいものを見た。