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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

5年3組魔法組 11・12話感想

特撮感想 魔法組

5年3組魔法組』の感想。

11話

 「わかりやすく言うとだな、人間は誰でもそうなんじゃが、幸せを求めて生きているものなんじゃ。気の合ったもの同士が一緒に暮らし、立派な家庭を築き、幸せを求めて分かち合い、人間らしゅう生きていく。それの第一歩が結婚なんじゃ」

 田村脚本回に「別れ」をテーマに使うエピソードがかなり多い印象なのですが、田村さんの中でこだわりでもあったのでしょうか。

 チクワは厳しい両親に対して優しい姉を慕っており、その縁談に反発していたが、結婚相手の話を調べることに。その結果、結婚相手のクボタはカンザブロー先生の後輩にあたることが判明し、先生からもお墨付きをもらう好青年だった。クボタは未熟な自分を恥じ入り結婚をためらっているのだと聞いたチクワは、逆に姉を結婚させようと考える。

 前作『ザ・カゲスター』でデビューした長石監督の演出ですが、クボタを好青年に書くのに、おでん屋で話すカンザブロー先生がすごく悪い酒の酔い方をしてしまっているところとか、ぱーっと燃やせ! という先生にクボタが巨大ライターでタバコに火をつけるギャグなど、今回の演出はちょっと過剰すぎる気がします(^^;

 遊園地デートで、マンガンキーを使って幸せな夢を見させることにより結婚の意志を強めようとするチクワだが、日曜は休みたい行き遅れ魔女ベルバラによって悪夢に変えられてしまう。しかしベルバラの思惑とは違い、互いに未熟さを打ち明け、笑いながら縁談を先送りにするというハッピーエンドに収まってしまうのだった。

 この後のチクワの態度が「姉さんが結婚しなくてよかった」で、それでは何も変わってないのでは……と首をかしげていたところ、最後に独白で「いつか結婚するのだからそれまでに自分はしっかりしないと」と決意させることで、とりあえずまとまりました。

 話としては程よくまとまってましたが、ここまでの話、チクワはどうもフワフワした感じで、今一つ軸に座らせるには弱いと感じているのですが、うーん、今回も正直そんな印象に……(^^;

12話

 ショースケの父が風邪をひいてしまい、焼き鳥が食べたいという話を聞いて、彼が好きだった焼き鳥屋を探すことに。しかし焼き鳥屋の主人は引退して田舎に帰ってしまっていた。

 ここで話の軸が焼き鳥屋の主人を探すところに移るも、魔法アイテム(マジッカー)であっさり解決することが見え見えだし、前半部分はこれだけで片付くので正直間延びした感じに。ここで主人が味には心が必要という、後半の伏線を用意しているのですが。

 帰るときに主人を振り払うためにバスを呼び寄せたらお風呂を呼んでしまったというギャグは、どなたの趣味なのでしょうか(笑)

 マジッカーで帰ろうとする魔法組だが、ガンモが味見しようとタレのツボを開けたら、手を滑らせてこぼしてしまう。偶然にもそれがベルバラの顔にかかり、怒るベルバラはガンモに誘導されてまったく同じものを作ってガンモの頭にぶっかける仕返しを実行することに。その後、マジッカーをカンザブロー先生に目撃されたことから先生が理化学専攻だと知ったハテナマンたちは、化学分析でタレを作ってみようと考える。

 魔法対科学という対決構図にレギュラー陣を上手く転がしますが、カンザブロー先生にマジッカーを目撃された件は何もフォローせず、今後どうしていくのでしょうか(^^;

 ベルバラは釜をかき混ぜるといういかにも魔女っぽい行動を見せてくれますが、作っているのは焼き鳥のタレというのがシュールです(笑)

 魔法と科学、双方のタレをショースケ父に味見させるが、ショースケ父はどっちもどっちと返す。そこでショースケが作ったタレを味見させると、ショースケ父は大満足。おいしい焼き鳥でショースケ父は風邪を治して復活するのであった。

 前半、「味には心が大事」という話を転がしたのですが、ここで「心」をあやふやな概念で片づけず、「父は風邪をひいていて口と鼻が利かないから、濃いめの味付けをした」という実態のある気配りで表現をしたのは綺麗に纏まりました。