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仮面ライダー(新) 7・8話感想

仮面ライダー(新)』の感想。

7話

 ネオショッカーヨーロッパ会議では、エジプトやモスクワなど世界各地の代表が集まり、各国で人口削減計画が順調に進んでいることを示すが、仮面ライダーが計画を妨害する日本を憂えて、日本支部に強力な改造人間カマキリジンを送り込むことを決定する。

 計画が遅れているのは日本だけであり世界各地ではむしろ成功している、ということでネオショッカーのスケールの大きさを見せていく一方、余りに大きすぎて仮面ライダーの戦いがいかに絶望的なものであるかも示してきたのは上手いところ。

 送り込まれたカマキリジンは山奥の家でひたすら祈るが、山にドライブにやってきたカップルに発見され、その口封じをする。

 ……確かに、口封じは成功したんですが、追い詰められたカップルが車で逃走を図るとハンドル操作を誤り崖に転落して死亡したというもので、男とタイマン勝負を挑んでおきながら殺すどころか一撃も食らわすことができていないカマキリジンに、早くも実力面でケチがついているのですけど、大丈夫か?!

 カマキリジンの計画は、大量のサタンカマキリを生み出してそいつらに人々を襲わせること……って、スカイライダーはどうしたんだ(^^;

 ヨーロッパ会議で達した結論は「スカイライダーはどうしようもないから、邪魔するより先に全滅させればいいんじゃね?」なのか。若干、ネオショッカーの情報共有にも不安が漂ってきます……。

 それと、映像だと子供のサタンカマキリもカマキリジンと同型改造人間っぽい姿なのですが、親がこいつで、生まれてくる子供にどれだけの実力が期待できるのだろう。

 サタンカマキリはサタンへの祈りをじっくり捧げることで孵化するのだという謎のオカルト仕様で、そんなに待てるか! と怒るゼネラルモンスターに、カマキリジンは孵化を早めるための手段を答える。

 「13歳の兄と、7歳の妹を、この卵の餌に与えれば、それだけ早く生まれてくるのです」

 オカルト、めんどくさい。

 そんなわけでカマキリジンはこの兄妹を探すための行動を開始するが、その方法は自らピエロに扮して子供たちにいちいち年齢を聞いていくという回りくどい手段だった!

 ネオショッカーのことなので、該当する家庭のデータとかコンピューターに記録されていそうな気がするのですが、ほら、ここんところライダーに基地を吹き飛ばされているので予算が足りないんですよ、きっと!

 それは置いといて、1979年当時の風俗はよく知らないのですが、ランドセル背負っている子供確実に13歳(中学生)未満だと思うぞ(^^;

 (1979年当時、中学生だったけど自分の学校ではランドセル背負って登校していたという方がいましたら、コメントお願いします)

 カマキリジンは海外出身と考えると、日本の習慣を知らない可能性はありそうですが、どうやらネオショッカーの情報連絡に難があるのではなくカマキリジン個人の知能に問題がある模様(笑)

 本当に、大丈夫か?! この怪人で?!

 そんな怪しいピエロの情報を知る志度会長、曰く「13と7はネオショッカーが好きな数字」だそうですが、この人もいい加減、ネオショッカーに毒され過ぎてないか。

 遊園地で該当する兄妹を発見したカマキリジンだが、怪しげなピエロを追って遊園地に来た洋(ここで唐突にピンチに駆けつけられる強引さが、どうにも70年代を未だ感じるところ)は、変身してカマキリジンを撃退。

 カマキリジンは伊上脚本にしては珍しく、ペラペラと作戦内容を洋に語ってしまうのですが、やはり知能に問題があるのではないか。

 その後兄妹の家で護衛することになるが、ハングライダークラブのユミが誘拐され、それを追いかける隙を狙って兄妹が誘拐されてしまう。

 家に迫るカマキリジンはホラー演出なのですが、窓やカーテン閉めるだけで対応されているあたりが前半部の間抜けさと合わせると、むしろギャグ(笑) ドアを切り裂いて侵入してくるのは意地を見せますが。

 空からカマキリジンの屋敷を探し当てたライダーはライダーブレイクで突撃し、カマキリジンを撃破して計画の阻止に成功。カマキリジンの必殺であるカマキリブーメラン(?)は両手に鎌を持ったまま回転して迫るという見るからに隙だらけな技で、実際あっさり撃破されてしまっており、最後まで実力に疑問符の付く怪人でした。

 話としてはグダグダもいいところですが、カマキリジンがあまりに頭悪すぎて別方向に面白く感じさえする内容(笑)

8話

 青年・進藤誠の改造手術中に基地の電源に故障が発生。手術途中で脱走する誠は、ライダーに助けられるが改造人間の力は借りないと去ってしまう。

 上半身裸で怪鳥音を上げながら戦闘員アリコマンドを撃破する誠の姿はよくあるブルース・リー意識なのでしょうが、役者さんがアクション苦手なのかぎこちなく、今一つ(^^;

 ハングライダークラブでそのことを話す洋は、バイクで移動中の誠を見つけ追いかける。会話の内容が微妙で、洋は一応正体隠す意識を持っているわけではないようなのですが、クラブの会員女子がどれだけ洋の正体に感づいているのかあいまいでモヤモヤします。個人的に、こういうのははっきりしてくれた方が見やすいのですが。

 あ、飛田は正体知ってようと知るまいとどっちでもいいです(笑)

 (今回・前回共に1シーンの驚き役でしかなく、本当何でいるのかわからない要素)

 誠は銀行の頭取・村上に「ネオショッカーに今夜狙われる」と注意。

 「はは、そんなバカな」

 「ネオショッカーが襲う」って言葉を聞いて「ネオショッカーって何?」じゃなくて「そんなバカな」なのが怪しいと思ったら、その夜襲い掛かってきたムカデンジンの台詞からするにかなり以前から脅迫を行っていた模様。

 やっぱり、アジトをつぶされて深刻なのか資金難。

 ムカデンジンを追い返す洋だが、その後アリコマンドとの戦闘中に誠出現。その時の会話で洋は誠がネオショッカーの脱走者と知り、その後網にかかって捕まった誠を助けて協力者になってもらうことに。

 誠の知るネオショッカーの次なる計画は、ダムに毒作戦!

 定番も定番のところを突いてきたのですが、使われる毒の名前がノムコロンっていうのは、さすがにもうちょっと考えられなかったのか(笑)

 ダムに向かった洋はまたもムカデンジンと対決するが、これを退け毒作戦を阻止。そこで誠はムカデンジンのアジトを知っていることを話し、その中に改造手術室があると聞いたライダーは誠との協力で内部の侵入に成功する。だがそのアジトは洋が最初に捕まったところではなく、どうやら改造手術室が複数の拠点に散らばっているらしいと悟る。

 そこでゼネラルモンスターの声が響き、手術室に閉じ込められる二人。実はこれこそゼネラルモンスターが誠を泳がせた理由であり、誠がライダーを引き連れて戻ってきたところを閉じ込めて殺そうと考えていたのだ!

 「おのれ、ゼネラルモンスター!」

 「……芝居は終わりだ、誠。いいや、ムカデンジン!」

 だが、実は誠の正体こそムカデンジンであり、ライダーをここにおびき寄せて殺そうと考えていたのだった。罠だと知りつつ誘いに乗ったのは、この手術室を破壊するためだというライダー。

 ……ん、あれ?

 ゼネラルモンスターのセリフから察するに

 誠は手術失敗して脱走者となった→それを逆手に取り、ライダーと協力させて基地におびき寄せる→基地自体を罠としてまとめて殺す

 だと思うのですが、誠(ムカデンジン)の方は誠で基地を罠としておびき寄せ、ライダーを殺そうとすることを考えていて、両者のセリフとこれまでの動きがつながっていません。

 そもそも、誠の正体がムカデンジンでは、冒頭の改造手術が本当に失敗したっぽい演出や、途中網に捕まった誠を思いっきり寄ってたかって蹴り殺そうとするアリコマンドとか、あちこちの演出がおかしなことになります。

 「誠がいるときはムカデンジンがいない、逆もしかり」をトリックとして組み込もうとすることと、脱走者をあえて泳がせてライダーを呼び込む作戦と、二つのアイディアを強引に合体させた結果、整合性が取れなくなってしまったのか。

 無理矢理解釈をするならば、どこかの時点(多分ダムあたり)で本物の誠はきちんと捕まって殺されており、基地に連れてきた誠はムカデンジンの変装、というのが妥当な線か。

 そして、悪と戦える力を授かったのだから改造されたことさえ誇りに思えるという洋が、今回何だか急に改造手術室撲滅マンみたいな雰囲気になっており、ネオショッカーが憎いというより手術室が憎い、みたいな印象に(^^;

 ムカデンジン撃破後、ゼネラルモンスターがつぶやく。

 「ムカデンジン、口ほどにもない……! 仮面ライダー、お前がネオショッカーの一員であれば、どんなにか頼もしいことよ」

 洋=仮面ライダーが特別な存在らしきことは度々示され、ゼネラルモンスターは抹殺よりもできれば仲間にしたい路線なことが出てきますが、前回今回と見てるとむしろ普段の怪人どれだけ頼りないんだとか余計な心配をしてしまいます(笑)