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魔法つかいプリキュア! 第19話感想

魔法つかいプリキュア!』の感想。

 はーちゃんの謎の力を知るために校長先生を探す二人だが、見つからない。アイザック先生と教頭先生が言うには、急に姿を消したとのことで、先生たちも探していた。難しい占いの結果が出たのではないかとアイザック先生。そこでモフルンが見つけてきた伝書ポットをつついてみると、その中にはしばらく学校を留守にするとの伝言が。

 「校長先生は昔から何事もお一人で抱え込まれる人ですからねえ」

 ハハハ、またまた御冗談を。

 目の前の二人の少女が、現在進行形で巻き込まれているじゃあないか。

 ここまでの校長先生の設定をつなげると、どう考えてもド畜生と言うのさえ生ぬるいレベルなのですが、今更フォローしようとしてももう手遅れだと思います。

 そのころバッティは、ドクロクシーのことを疑ってかかっていたが声を出したので納得と、ほんのちょっとの味付けさえ軽く流される始末。

 ドクロクシーの声は秋元羊介さんですが、衝撃波出すの?

 で、校長先生の手がかりを探すため、補習メイト&リズから七不思議を聞いたみらいとリコはその一つである「学校を支える木の頂上に開かずの扉があり、それを開けられるのは校長だけ」という話を受けて向かうことに。

 木には「登るべからず」の看板があり、校則で定められているなら仕方ないし危ないからとよそよそしい態度で阻止するリコ。

 ……この子が校則云々で話を展開しても、説得力ないのですが。

 考えるみらいは、登るべからずの文面からあることを思いつく。

 「登っちゃだめなら飛んでいけばいいんだよ」

 ……「氷の魔法は上級者でも難しいから合格」(6話)とか、「見られなければナシマホウ界で魔法を使っていい」(11話)とかそうなのですが、本作でこういう問題を乗り越えるときに使うのは「頓知」でも「発想の転換」でもなくて「屁理屈」または「詭弁」なんだよなあ……。

 屁理屈で乗り越えるように話ができているのかと言えば、そうでもないですし。

 「大人の思惑を乗り越えていく子供たち」の描写として考えるには「そうしてまで乗り越えた先にどれほどの重要性があるのか」を見せてくれないため、ただ単に「みらいが自分の楽しみのためだけにズルをしている」という印象で悪目立ちしています。

 いや本当だったら「魔法界の要」と言われる校長先生の行方不明事案など世界の根幹にかかわる超重要事項であるべきですが、それを「考えている間に手遅れになったら」で正面突破するのではなく「登るのがダメなら飛べばいい」と屁理屈を持ち出して越えようとするので、却って「校長先生の行方不明は大したことではない」という印象まで強めてしまい、全体的なスケールがただただ小さくなるばかりでしかありません。

 その重要性を薄めてしまう原因がリコにもありまして、ここでリコがやけに拒絶するのはこれまでのリコの性格描写などから考えると「以前にも登ろうとして失敗したために怖がっている」というものだと思っていたのですが、本当にただ毛虫が怖いだけだったというどうしようもない拍子抜け。

 魔法界の毛虫は巨大、とされることで誤魔化しているのですが、

 毛虫の恐怖>校長先生の行方不明案件

 という、ひどい話(^^;

 校長先生の重要性抜きでも、リコのこれまで(補習を解決するためリンクルストーンを求めて飛び出す、見られなかったらいいと魔法を連発)を見ていけばここで校則がどうとかで阻止するのはあまりに不自然すぎるため、もう一つ理由がつくことでキャラの動きとして説得力(リアリティ)を持たせられるという重要ポイントを、ただ単なる「毛虫が怖い」というタテにもヨコにも広がらない刹那的設定でつぶしていく辺りに、どうしても本作のキャラや世界観設計は上っ面ばかりという印象を受けてなりません。

 あと、毛虫に対して杖を振ったらすっぽ抜けて、飛んでいった先(毛虫だと思ったもの)のみらいに当たるというシーンがあるのですが、その後回収した描写などまるっきりないのに後で何の説明もなく手元に杖が戻っているあたりも、地味ながらひどい部分。

 どう考えても、リコのポンコツっぷりを見せるため「だけ」の描写でしかなく、そのため「だけ」に杖の無二性などの根幹設定を破壊しているわけで、全く褒められた内容ではありません。

 毛虫に追われた二人は偶然扉を発見するが、扉全体が倒れてしまう。そこにバッティが現れ、ドクロクシーから力を授かった彼はガメッツとスパルダの杖を使い、それぞれの力も得て向かってくる!

 ガメッツ・スパルダ両名の退場に感慨がないので、二人の力を手にして向かってくるバッティにも何も感じられません(^^;

 戦闘の途中、リンクルスマホンを狙うバッティに立ちふさがるプリキュアサファイア)。

 「あなたの目的はエメラルドでしょ?」

 「どうしてスマホンを?」

 今 更

 無視するバッティは二人を網に捕まえて奪いに向かうが、そこではーちゃんが叫ぶとまたも光が湧き出て、木がバッティを攻撃、その隙を突いてプリキュアが決め技で撃破。

 退場と思ったら元の姿に戻って逃走のバッティ。

 はーちゃんが木をなでると扉は再び立ち、そこからエメラルドを除けば最後のストーンとなるアメジストが出てきた。

 「扉のリンクルストーンって、その場の勢いでつけたような肩書を……

 モフルンの中のリンクルストーン知識はどうなっているのか(笑)

 スマホンから出てきたペンがカギを描いて扉を開け、続く。