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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

5年3組魔法組 23・24話感想

特撮感想 魔法組

5年3組魔法組』の感想。

23話

 脚本の名前をどこかで見たことがあると思えば、『美少女戦士セーラームーン』(旧アニメ)のメインライターである富田祐弘さん。田村多津夫さんの後輩ということなのでその縁だと思われますが、辻さんと同じくアニメ界隈の脚本家という印象なので、特撮ドラマに出てくるのは珍しい(後に『仮面ライダースーパー1』に参加するそうですが)。

 ガンモの家では母が得意先の注文を忘れてしまったことから盛大な夫婦喧嘩となっており、そのことで遅刻してしまう。慌てたガンモは女子を転ばせた上にお尻を触ったことでビンタされ、そのことで軽口をたたいた男子にもビンタしたことから盛大な男子対女子の喧嘩が始まることに。

 女子のビンタがすっごい痛そうな音(笑)

 いつになく5年3組がぎすぎすした空気になり、これを叱るカンザブロー先生の胃の調子が心配になる展開。

 男子のよいところと女子のよいところを尊重しろ、と真剣なカンザブロー先生は和解するまで自分が外に立っていると頑固にも主張。

 今回のエピソード、このカンザブロー先生の主張を軸に男女の性差別への問題提起をしている話なのですが、ガンモの家では堂々と「店の仕事は男、家事は女」と(それもえらく古典的に)割り切った上での「男女の得意分野」を押し出すため、テーマの回答としては疑問符が浮かぶ内容。

 なおガンモの家は、実は注文ミスをしたのはガンモ兄で、母が庇っていたことが判明するとあっさり和解。

 その上でガンモは全面衝突に至る5年3組(持っている武器がバットとか熊手とか本気で危なく、過激)を阻止しようとするが、男女それぞれの長所とは何か、それを認め合うようにさせるにはどうすればいいのかを考えた末に、マンガンキーで落とし穴を作り全員を転落させ、憎まれ役を演じて打開策を考えさせるという明後日の解法へと着地。

 扱っているテーマの難しさに、脚本家が振り回されてしまったような印象に(^^;

 男子がベルトをつなげてロープ代わりにすることで全員脱出に至り、先生は和解を受けて自分罰を中止、一方ガンモは高みの見物を決め込んだために落とし穴に叩き落とされ脱出不能というしっぺ返しを食らうことになった。

 なお今回のベルバラ、魔法で掃除道具を飛ばして攻撃するなど喧嘩を煽り立てた末にそのことに対するしっぺ返しなど全く受けておらず、完全に今回は独り勝ち(笑)

24話

 偶然からハテナマンの母の買い物かごにメタモライトが紛れ込んでしまい、そのメタモライトとユタカによりペットショップの猿がかわいらしい少女に変化、逃げ出してしまう。

 交通ルールを知らない猿の少女を、ガンモは保護し、記憶喪失と認識して「花子」という仮の名前を付けて家を探すことに。

 猿を人間に変えたら少女になった、という某艦隊や某刀剣などで最近人気な、擬人化の先駆け(多分違う)

 ガンモのお人よし大発揮エピソードですが、いかにもな不良生徒に絡まれたときに女子二人(ショースケ&花子)を庇ってボコボコにされるのでなく返り討ちにしてしまえるほど強い設定なのがちょっと特異かもしれません。

 そんな中の見どころは、猿まねが得意な花子、ガンモの真似をして不良の延髄に鉄拳食らわす。

 花子役の子役、猿であることから高いところに上らされたり格闘させられたりと、かなり忙しそう。

 無邪気な花子をガンモは好きになるが、最終的に猿であることを受け入れ、彼女を元の姿に戻すことに。

 「人間であることの大変さ」をガンモは説くのですが、宿題とか家の手伝いとかわかりやすいものを持ってくる一方、今回のエピソード単体だとガンモがそれらに悩まされる場面が一切ないため、結構唐突な感じに。

 ガンモが別れを告げた後、花子が元に戻るシーンは一切見せないあたりは意図的な演出なのでしょうが、流石に魔法組がそこで花子をそのままにするという選択肢をとるとは思えないのですけど、元に戻ったら戻ったで元のペットショップにはどういう風に扱われるんだろうという疑問が浮かんでなりません。

 流石に、猿を戻したらそのまま山に放すわけじゃないだろうし。

 花子と星を眺めるガンモのイメージとか、追い詰められた花子が薬品投げつけまくって爆発する理科室とか、映像は面白いのですが、画を見せることが先行しすぎて話がまとまり悪い、という感じでした。