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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面ライダー(新) 25・26話感想

特撮感想 スカイライダー

仮面ライダー(新)』の感想。

25話

 「バーカ、戦うときにはな、そんなもの必要ないんだ」

 「あーら、戦いの中でも優しさを失わないなんて最高じゃない!」

 今回、色々な意味で結構すごかった……。

 雨の中を外出中にエルザという女性がうずくまっているところに出くわした洋。聞けば子供が生まれそうとのことで、産婦人科に連れていくと元気な男の子を出産。おしめやミルクが必要と言われて、ブランカへ戻り調達する洋。

 看護師やブランカの面々に対する説明がヘタクソすぎて、完全に自分の子供が生まれたような扱いをされる上に訂正しない洋(笑) そしてハムスターを飼っているという割とどうでもよさそうなことが判明。

 だがエルザは赤ん坊にボンゴと名付けて失踪してしまう。追いかける洋だがネオショッカーに襲われ見失ってしまい、やむなく引き取ることに。明らかに普通の人間以上の速度で急成長するボンゴに「ママ」と慕われながらも可愛がる洋。洋がいないときは暴れることがありつつも、ハーモニカの音を聞けばおとなしくなるボンゴだが、ある日近所の少年を肩車で押しつぶそうとする。ボンゴの正体は怪人ゾウガメロンが産ませた怪人の子供だったのだ!

 エルザの方が通常の人間か怪人なのかは明かされていませんが、人間に怪人の子供を出産させるのは考えると結構グロテスクな設定。

 いずれ敵対することになるであろうボンゴを即座に倒すよう指示する源次郎だが、まだ子供のボンゴを倒すことはどうしてもできず、母であるエルザに返して成長したのちに自分の敵であるならば正々堂々と倒すと主張する洋。そんな彼の甘さと優しさにネオショッカーは付け込んでいるのだと叱責する源次郎。

 明らかに洋を狙う目的で怪人の子供を捨てて去った母親である以上、その下に返せば問題解決というのは流石に無理がある話ですが、ここまで洋が子供相手に目線を合わせて真剣に向き合ってきた人間として描かれてきたことと、ボンゴの親として真剣に向き合う洋を描いたのが、いい感じに作用。

 まあ、成長した時に敵なら正々堂々と倒すというのも、かなりムチャクチャ言ってますが(^^;

 エルザからの助けを求める手紙を罠だと知りつつもアジトに向かう洋は、バイクを破壊された上に足を怪我したボンゴを肩車することになり、ゾウガメロンと対峙した際にその重みによって地面にめり込みそうになる。このまま組み伏せられるかと思ったとき、源次郎が助けに現れ、ハーモニカを吹く。

 洋を叱責しながらも結局放っておけない源次郎のお人好しな面を描きつつ、ハーモニカの伏線を回収。

 洋との日々を思い出したボンゴは土壇場でゾウガメロンを裏切るが、自ら洋を殺そうと向かうゾウガメロンの前に立ちはだかり、それを庇おうとしたエルザもろとも押しつぶされて息絶える。

 「ゾウガメロン……自分の子供を暗殺の武器に使うとは! 許せん!」

 ここに来て今回初の変身。投げられる炸裂弾で火薬を結構使うのですが、ゾウガメロン自体は特に苦戦することもなく撃破。

 二人の墓(東映特撮名物、勝手に埋葬(^^;)を作った洋は、墓前でハーモニカを吹くというシーンで幕。ハーモニカのメロディに悲しいBGMを乗せながら、朝焼けの淡い光の色を見せつつカメラを引くというのはいい絵になりました。

 随所荒っぽいものの、怪人であっても子供に真剣に接する洋というのは、彼のキャラクターとして固まっている部分で、それを上手い具合に押し出した内容。ここまでの本作の中でも屈指の出来だったと思います。

26話

 「学校要塞」って聞くと「要塞(洋裁)学校」というしょうもないダジャレが浮かぶのですが(笑)

 猛毒鱗粉(毒を受けた人に触れるとその人も毒を受けるという接触感染型)をまき散らすドクガンバは、これによって東京各地の小学校を伝染病による隔離措置をされるように追い込み、その学校を要塞にして鱗粉をまき散らす大砲を設置、東京壊滅をたくらんでいた! 一人逃げのびた少年ヨシオの通報を受け、洋は阻止に向かう。

 感染者を学校に隔離する流れ、ヨシオ少年の通報を受けてもまともに取り合わない交番の警察官など、妙にテンポが悪い割にさして面白くもなく、一度目の戦闘で生き埋めになるライダーが前振りも動きもなく岩に飲まれてたり、その後学校に飛び込んだ茂&ヨシオを助けるために唐突にやってきたり(結構ダメージ受けていた描写だったのに、全く無視でピンピンしている)と、映像のつなぎ方などが引っかかります。

 東京各地の大砲をスカイライダー一人ではどうにもできない、という話で今回はXライダーとライダーマンが参戦するものの、これまたストロンガーやV3みたいに「この国にもライダーが」みたいな伏線とか用意されてないので、非常に唐突で都合よく出てきたような印象に。

 この登場・戦闘シーンも今一つ繋ぎが悪く、テンポが今一つなばかりか、学校ごとの特徴とか今一つわからないので単に砲台の下へライダーが来た映像だと別々の学校を攻撃していることが分かりにくく、正直、ライダーマンとXがドクガンバと戦闘中のスカイライダーと一緒に映るシーンが出るまで、この二人は同じ学校を攻略してるのだと勘違いしてました(^^;

 それぞれのテーマ曲インストが、交互に違和感なくつながって流れるのは良かったのですが。

 何より問題なのが、作戦司令図などで出てくる要塞にされる学校の数がかなり多く、それも広範囲に散らばっているために、Xとライダーマンの二人だけで全部を攻略するのは不可能としか思えないこと。

 二人どころか、7人ライダー全員集合でも漏れると思います(^^;

 ストロンガー編、V3編と同じような「二人の怪人による両面作戦を海外からの救援ライダーと共に砕く」プロットが続いたために、違う脚本家に任せてパターン化しないようにしたのかもしれませんが、単品としてもテンポが悪く微妙、共演エピソードとしても上手く調理できず、実に残念な出来。

 本筋に影響しないものの、アリコマンドが妙にコミカル化したのも気になったところ(自分たちの武器の鎖で逆に縛られ「そんな~」と弱気な声を上げたり、そこからドクガンバの攻撃を食らって「やられた~」と伸びたり)。これまでバシバシ消し飛ばしていたので、あんまり人間味あっても困る気がするのですが(^^;