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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

5年3組魔法組 33・34話感想

5年3組魔法組』の感想。

33話

 近所の魔女ばあさんと呼ばれる人の家に上がり込んだルリ子は、その家の花壇を荒らしてしまったことを怒られトラウマになってしまう。その話を聞いたベルバラは魔女の掟に従い、魔女を名乗った人間には罰を与えるとして花壇を荒らし、彼女が大事にしているぬいぐるみや人形を奪ってしまった。魔女ばあさんが孫のために花壇や人形を大切にしていると知った魔法組は同情して直そうとするが、彼女の孫のみどりは既にこの世にはいなかった……。

 色々と会話のつなぎ方とかおかしく、首をひねらざるを得ないエピソード(^^;

 話の土台として、やけにルリ子に同情的でベルバラの嫌がらせが入るまでそちらの解決を目指して動くのですが、ルリ子が兄のことを自慢する→兄は魔女と友達なのだから私が魔女と話せばわかってもらえる、という非常に我儘な理由で勝手に家に上がり込み、その結果花壇を壊してしまって怒られるというのは自業自得としか言いようがなく、それで魔女ばあさんに叱られたとして文句のつけようもないと思うのですが。

 話の主軸は「真心が心に傷を負った人を救済する」なのでしょうが、そもそも魔女ばあさんが具体的に心の傷から周辺に悪事を働いたわけでもなく、自分の家に上がり込んだ人を追い返しただけなので、それへの解決策が勝手に上がり込んで庭を直そうとするという強硬策なのは、人の心に土足で上がり込んでいるだけとしか言えず、とても「真心」とは感じられません。

 魔法組もルリ子も、自分たちの持ち寄った種を相談なく勝手に庭の花壇に植えようとしており、むしろこれでは善意の押しつけ。というか魔法組はさらに泥棒と疑われても仕方がなく、彼らは「李下に冠を正さず」ということわざを知るべきではないか(^^;

 最終的に魔女ばあさんを救ったのも、ルリ子の真心が正面から通じたのではなく、メタモライトでルリ子を一時的にみどりに変えることでみどりが死んだことと向き合わせるという方法なのが問題。魔女ばあさんがルリ子の真心にみどりを重ねてしまうのなら話はわかりますが、本当にみどりに見えてしまうものなので、むしろ魔法によって「真心」を錯覚させた話としか見えず、主題に説得力が生まれませんでした。

 こういう話こそ、魔法を使ってはならない一例のように思います(^^;

34話

 母がいない環境で必死で頑張るショースケは、PTA総会のこともあって次々と学校に来る母親の姿を見て、自分も母が欲しいとマンガンキーに願う。しかしマンガンキーが叶えた願いはなんと、しっぺ返し兼用でベルバラが母親として居座るというものだった! 魔法で家事を楽々こなすベルバラだが、その先に見据えたものは小原家を怠惰にするという陰険な計画だった!

 前回と同じく、身内の死にきちんと向き合い前へ進んでいくという内容なのですが、話をゲストキャラではなく魔法組の身内に限定したことで赤の他人の事情に土足で踏み込んでいくという方向には進まず、話として全体的にまとまりが良かった好エピソード。

 魔法を信じないながらベルバラ対策を真剣に考えるカンザブロー先生はちょっと無理があるのですが、生徒の問題に真剣にぶち当たっていく教師としてしっかり生きており、大人のキャラクターがないがしろにされないのも良かった。

 中でも面白かった台詞は

 「未知のエネルギーによって、超空間的に移動させられただけだ!」

 もうそれ、魔法と呼んでもいいと思う(笑)