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仮面ライダー(新) 29・30話感想

仮面ライダー(新)』の感想。

 ライダーの姿が変わったことに合わせてOPとEDも変更。OPは曲はどっちが好きかと言われると迷いますが、火薬がすごい(笑)

 EDの方は曲自体は悪くないけれど、スカイライダーと言うより8人ライダー全体の歌になっていることと、映像が走るバイクばかりでOPと比べ変わり映えしないことと考えると、個人的には前の方が好きかなあ……。

29話

 エジプト展で展示されているミイラは、かつて王女アラーカと結婚するはずが死んでしまった男のものという曰く付き。しかしその正体はネオショッカーの怪人ヒカラビーノで、エジプト展を訪れた子供たちに次々とミイラの仮面をかぶせてしまう!

 魔神提督、ヒカラビーノの作戦が分からないので部下の人間(博物館館長)に問いただす→子供にかぶせるマスクは二度と取れない特殊な生物だと効いてご満悦→ならば大人にもかぶせると作戦を考えるが子供にしか定着しないと聞く→よーし、ちびっこミイラ軍団を結成して大人を皆殺しにするぞ!

 ダメだよこの人!

 ……魔神提督は確か、世界各地で数々の作戦を成功させた優秀な最高幹部という触れ込みでの登場だったはずなのですが、いい加減疑問になってきました(^^;

 不気味な音と共に人々をひっかいて襲うちびっこミイラ軍団の映像は恐ろしいのですけど、作戦が根本からしょうもなさすぎる……。

 Bパートではアキをアラーカと勘違いして誘拐するヒカラビーノという展開に向かい、ミイラの話も回収するのですが、これをやるならやるでそっちに話を絞った方が面白かったものを、ちびっこミイラ軍団の話と全く別に展開してしまうのでどっちつかずになり、話として膨らまず。

 ヒカラビーノに地震が嫌いという弱点を設定しておきながら、倒すのは無関係な新技という感じで、とにかく物語として一体感がなく、ちぐはぐなエピソード。

30話

 アマゾンからやってきた念力少年の夢太郎。しかし彼の正体はネオショッカーのオオバクロンという怪人で、子供たちの夢を食べて悪夢に変え操ろうとする。

 オオバクロンの眼は石川賢の漫画を思い起こすグルグル渦巻きで、それが回転しているという結構凝ったギミックが面白い。

 ……作戦はやっぱり残念ですが!

 子供たちを操って大人に対抗する、というプロットを二回連続でやってしまったのは、この時代にシリーズ構成の概念がなかったので仕方ないと思うことにしても、

 「弥生小学校を手始めに、日本の子供たちに憎しみを植え付けてみせます!」
 「勉強どころではなくなるのぉ~!」

 ……このヒトら、人口削減政策を真面目に進める気あるのだろうか(^^;

 ライダーの姿も変わったことだし設定面の変更も加えられていそうなのですが、ネオショッカーの特色は「とにかく人口を削減させることを念頭に置いて、その上での統治」という設定があることで、故に被害者を多数出せる破壊工作なら何をやっても目的が成立するということになり、それがどんな作戦が繰り出されてもOKという説得力につながっていくのですが、そこを外されると困惑するしかありません。

 アマゾンライダーの連絡により、オオバクロンの存在を知った洋はオオバクロンと対決するが、毒を受けて動けなくなったところにダンプで上から土をかけられる。

 一見地味で単純だけど斬新な戦法で、しかも普通に通用する作戦だろうというのが強烈。

 問題は、これまでのエピソードから察するにスカイライダーを生き埋めにしても効果がないということだ!

 生き埋めにされたスカイライダーは説明無く脱出できる特殊能力持ちなので、案の定突きだされる腕。何故か流れる『アマゾン』EDのイントロは使い勝手いいのかもしれなませんが、どこかおどろおどろしいので「ヒーローの反撃」というか「事件発生!」っぽい印象に(笑)

 どうやって生存を確認したのか知りませんが、生徒たちを家に誘い込んだうえで洋を手紙で呼び寄せ、子供たちに洋を攻撃させる夢太郎。しかし夢太郎がチャイムの音を鳴らして操っていると知った洋はそれを妨害し子供たちを逃がす。

 オオバクロンの念力に対し、スカイライダーの秘策は!

 「念力返し! ライダースピン!」

 ……て、円谷特撮の十八番「回ればなんとかなる」!

 念力で投げられたフォークやナイフ、オオバクロンに跳ね返される。

 「念力返しライダースピンとは、体の回転で風を起こし、物体を逆流させるのだ!」

 ナレーションが原理を説明してくれますが、それって要するに筋力によるごり押しってことではないのか(笑)

 逃げるオオバクロンを追いかけるスカイライダー。

 「オオバクロン! お前の念力は俺には役に立たんぞ!」

 念力を越えるものは、筋力だ!

 最終的にスカイライダーの新たな技ライダー稲妻落としで倒されるオオバクロン。翌日、夢太郎は転校したとクラスで発表され、それを見て笑う洋と源次郎。

 怪人が倒されたことで当然小学校に潜伏していた怪人人間態(夢太郎)の方も死亡したのですが、それを「家の都合で引っ越した」ことにしたのは表情などから明らかに洋の計らいらしく、その周辺の事情踏まえた上で源次郎と笑顔で締める洋が色々突き抜けていて怖い。

 というか怪人が小学生の人間態を持っていて、それが普通に死亡するっていうのはかなり衝撃的な内容だと思うのですが、どこの発案で怪人の人間態を少年にすることが決まったのか。実際のところ「子供の怪人」ではなく「怪人が子供に化けていた」だけかもしれませんが。考えて見れば江連さんは以前も子供の怪人を扱うエピソード(25話)書いてるので、抵抗はなかったのだろうか 。

 筋力スピンに小学生怪人と見どころは盛りだくさんですが、面白いというよりも、何かがおかしい(^^;

 色々とすごかった。