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B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~ 第9話感想

『B-PROJECT~鼓動*アンビシャス~』の感想。

 つばさ、やっと主人公らしい行動をとる。

 放映開始前はこれぐらいの感じで進むと思っていたのですが、実に9話、存在感はあるのに別に役には立ってない状態が続きすぎたため、今ここでこういうところに進んで却って困惑(^^;

 フランスの女性映画監督が撮影するヤンキー映画に出演することになったBプロメンバーだが、目の敵にされる金城と逆に監督に気に入られる愛染。撮影のシチュエーションを次々変えていく監督の無茶な要求に対し、愛染は女性を口説く調子で説得するが、誰も信じていないのに誰かに依存しなければならない性質を逆に見抜かれてしまう。

 という骨子なのですが、愛染でそういう話をやっても、愛染がそもそもそういうキャラなのかピンとこないぐらいには、本作を飲み込めていません(^^; 

 確かに騒ぐ女性に対し冷たい目で見てるシーンとか、陰でこっそり毒を吐いている場面とかあったりしましたが、そんな他のアイドルとの距離が遠いかなあ……

 冷静に考えると、確かに愛染には特別に関係を築いている他のアイドルがいない(第1話で蹴飛ばされたり、今回やたらと対比されていることなどから公式には金城が相棒なのでしょうが、今のところ特に二人だけで動く回とか個人同士で過去に何かあることを示したエピソードとかはなし)ので、「アイドルなんて自分のことしか考えてない」とか言い出す誰も信じない孤高の人間と見ることは考えられなくもないですが、あくまで個人単位でのつながりがないだけで集団レベルだと一番まともに立ち回れている感じさえあって、どうにもしっくりきませんでした。

 また愛染がそういう方向でいくなら、例えばアイドルとしてトップに立ちたい理由が「生き別れの母に自分を見つけてもらいたいから」である増長とも絡みを作れたと思うのですが、増長の過去は遭難回で北門との間でだけ解決してしまい、広げられなかったのは痛いところ。

 愛染の過去の見せ方としては、断片的な映像だけあってセリフがほとんどないので具体的に何があったのかがわかりづらい、というかアニメだけではわからないと言いきっていいという、そういう意味でも増長と対照的(^^; ていうか、同じ製作会社の金元寿子主演作品に、同じパターンを見た気がするのですが。

 逆に個人単位での他のキャラとの絡みが少ないせいで、妙に愛染と距離が近いつばさにも、違和感。まあつばさはアイドルを「くん」付けで呼んだりするので、割と最初から壁がない人かもしれませんけど。

 キャラクターを深めるための相方として他アイドルが使えないのでつばさがあてこまれたような気もしますが、つばさの方も今一つ深まっていないので上っ面だけみたいに見えてしまいました。

 というか今回みたいな「アイドルが弱みを見せる→つばさが寄り添う」という内容、つばさとの距離から言っても北門にやらせた方がはまりそうなのですが(笑) ……いや、北門が嫌いなのではなく、あまりに無敵すぎるのでちょっと弱点ほしいなとか思ったりしてることもありまして。

 話数・尺に対して登場人物が多すぎ、キャラそれぞれをきっちり見せていく構造にはかなり無理があると感じているのですが、愛染は悪い形で出てしまった印象。