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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

巨獣特捜ジャスピオン 第35話感想

『巨獣特捜ジャスピオン』の感想。

 うーん、ここに来て話から振り落とされ気味(^^;

 見どころは、ギルザに眼からビームで対抗するエジン、ぐらい。

 宇宙で突然、光に打たれるジャスピオン。その後南原親子から連絡が入り、同じように光に打たれたかの子が夢で黄金の鳥を見たということから、その描いた絵の場所を探すことに。

 黄金の鳥の持つ石板は銀河バイブルで、エジンの祖先はずっとそれを守ってきたがあるとき星が彗星衝突で滅んでバイブルは散り散りに、しかし今見つかったその一部には勇者と光に打たれた5人の子供と一人の赤子のことが書かれており、ジャスピオンはその5人を探す勇者なのだ、ととにかくセリフ説明で転がされる展開は、正直感心できないのですが(^^;

 様々な苦労と路線変更の末になんとか銀河バイブルを拾いつつ、ジャスピオンの主人公としての存在感を持ち上げ、クライマックスへの布石にしようとしているのはうかがえるのですけど、銀河バイブルの破片を見て何の疑問もなく光に打たれし若者(というのはジャスピオンの自己申告でしかなく、他に降り注いだ光に若者がいないとも限らない)のジャスピオンこそ勇者だ! と言いだすのはどうにも強引にしか見えませんし、巨獣の存在がチリほども見えないという。

 せめて今回、銀河バイブルと黄金の鳥伝説に集中しているだけで済むならいいのですが、さらにサタンゴースの正体は負のエネルギーを集めて作られた存在で、銀河バイブルの記述を信じるならあの程度ではなくもっと強大な力を持つはずであり、今は蛹のような状態に過ぎず、そして今回ラストで秘密の場所で完全体に変貌した……という話まで盛り込まれ、1話に詰め込むにしては情報過多すぎます。

 今回の設定で厄介なのは、ジャスピオンがどうしてサタンゴースと戦うのかと言うと光の勇者として神に選ばれたから闇の存在であるサタンゴースと戦うという話でしかなく、ジャスピオン個人としてサタンゴースと戦う理由と言えるものが存在しないこと。

 要するに銀河バイブルに書かれているから戦うのであって、そこにジャスピオンがこれまで戦ってきた意味とか、人を滅ぼし巨獣帝国建設をもくろむサタンゴースに対するジャスピオンたちの巨獣や人間への対応とか、そういう要素が完全に投げ出されてしまいました。

 なので今回は度々ちらつかせてきた黄金の鳥伝説、およびそれに付随する南原親子の存在(かの子は光に打たれし子の一人だった)こそ組み込まれているものの、実質的に34話分を完全にリセットしてしまったエピソードということになりまして、これだけで脱力。

 今回のジャスピオンの態度を見るに、そういう神に選ばれたことへの葛藤とか、サタンゴースへの銀河バイブル以外での対立軸とか、そういうのが今後用意されそうな気配も見えませんし。

 まあなんというか、「大宇宙の偉大なる神の意志」とか、そんなのが出るだけで黄色信号が煌々と点灯している話ではありましたが、もうどうにもなりません(笑)

 次回、光に打たれし赤子。