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巨獣特捜ジャスピオン 第39話感想

『巨獣特捜ジャスピオン』の感想。

 今日も光に打たれし子供を探すジャスピオンは、マラソン大会の練習中にわざと転んで憧れの少女ミヨに助けてもらおうと下心満載の少年・大作と遭遇。大会で勝てばキスしてもらえるんだという。

 大作少年を見ながら銀河バイブルの破片を取り出して

 「まず違うな」

 と酷いこと言いだすジャスピオン(笑)

 ゆうべ寝ずに考えた作戦が上の通りだったり、このあとのジャスピオンの戦闘から木の葉で隠れつつ「案外平気だった」とかのたまうその精神力は、ある意味大物だと思いますが。

 そこに鳴り響くカスタネットの音から、現れたのはギルザの姉ギルマーザ(演じるは鉄十字団アマゾネスこと賀川雪絵)。宇宙忍者5人を召喚し、ジャスピオンをひとしきり攻撃した後撤退してマッドギャランと合流。

 「まず、ジャスピオンを子供たちの敵に仕立て上げます! 子供好きのジャスピオンにとって、どんな刑罰よりも苦痛のはずです!」

「社会的に抹殺してやろうと思います」 (『宇宙刑事ギャバン』第8話、ハンターキラー)

  たいそうなことを言うのでどういう作戦かと思いきや、人形を連れて子連れの母に見せかけてジャスピオンに接近→それに掴みかかるジャスピオン→助けを求めてジャスピオンを暴行犯扱い

 と、すさまじく雑。

 作戦を成立させるためにジャスピオンの頭が極端に悪くなっているとしか思えず、既に首をかしげる内容(^^;

 なおこの直前、大作に会うためにジャスピオンが彼の家のラーメン屋に向かい、30分前に出前に行った大作がまだ到着していないという電話のシーンがあるのですが、ギルマーザを尾行するジャスピオンを大作(友人連れている)が発見して追いかけるという展開になっていてシーンの意味が丸ごと消滅してしまっているのも謎。

 脚本段階では大作を誘拐して、ジャスピオンを誘拐犯に仕立て上げる、という展開だったものを現場で変更したとか、そういうところだったのでしょうか。

 子供たちはジャスピオンの目の前で超能力に翻弄され、大作以外は完全にジャスピオンの仕業だと信じ込むのですが、追いかけ始めたときに生身だったジャスピオンがスーツ装着している時点で戦闘があったことは推測できるというのを置いておいても、飛ばされた子供たちをジャスピオンがジャンプで受け止めて助けているのに、ジャスピオンを犯人扱いするのは流石に異常だと思います。

 その上、ここから話がどう展開するのかと言うと、マラソン大会で子供たちを誘導して誘拐したギルマーザはその罪をジャスピオンに着せ、親やメディアに糾弾されるジャスピオン……って、子供たちの敵」という作戦の趣旨が迷子になってしまいました。

 ジャスピオンのこの世界での知名度はこの39話までにそこそこ描写されているので、そこを狙う作戦としては一応成立しているのですが(途中でセリフを引用している『ギャバン』では、第8話ということもあってその部分が上手く機能していなかった)、ジャスピオンに苦痛を与えたい→ジャスピオンは子供に嫌われることを何よりも苦痛と思う→だから子供たちの敵にする、という三段論法で話を作った以上はそこに注力するべきで、そこが崩壊したのでは何をしたい話だったのか、ということになってしまいます。

 最終的に誘拐された子供たちは助けられ、宇宙忍者のドウ(今回巨獣は出ませんが、攻撃されてムカデモンスター然とした姿に変貌)が倒され、大作はマラソン大会で優勝したことでミヨちゃんにキスしてもらえ(この部分、話の中で大作に変化が訪れてここにつながったわけではないのも今回雑な部分)、さらに大作は途中で拾った銀河バイブルの破片から黄金の鳥を生み出しエジンの園へ、と強引に色々イベントが進行。

 本作初参加となる東條昭平監督ですが、脚本との間で行き違いがあったのか、内容は果てしなく杜撰(^^; 宇宙忍者のアクションシーンは凄く格好よかったのですが、それ以外に面白い部分がありませんでした。

 次回、ダイヤモンドフィーバー。