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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

激走戦隊カーレンジャー第39話感想

特撮感想 激走戦隊カ~レンジャー

激走戦隊カーレンジャー』の感想。

 日本の高速道路の出来の良さから、自らが目指すハイウェイ建設にその高速道路を流用しようと考えるエグゾスは、宇宙生物ビーガーを地球で繁殖させる作戦をボーゾックにさせようとする。しかし、宇宙宅配便が風船で送り込んだために、グラッチはビーガーを取りそこない、そのまま流れた荷物が直樹の手に渡ることに。

 恭介たちは宇宙の動物なので伝染病が怖いとかリアルな視点で話をしますが、これまで街中で宇宙人を平然と爆破してきた本作世界で、今更それを言ってもなあ、という感じがします(^^;

 いや、外国から検疫通さないで運ばれた外来生物と考えたら当然の反応ではあるのですが、それだと「宇宙生物だから特別」という話ではないので、宇宙生物であることをことさらに強調してしまうのは変に見えてしまうわけです(この辺、浦沢師匠ならビーガーが宇宙生物であることは特筆せず、例えば狂犬病の予防接種を心配するとかの感じで、そこらの動物と同様の扱いで通しそう)。

 ボーゾックを「宇宙人」扱いすることと同様、曽田さんなりのリアリズムなのでしょうが、今回は『カーレンジャー』全体に漂う浦沢時空の空気と今一つ重ならず。

 この後もビーガーはエグゾスがハイウェイを食べる侵略兵器として使ってきたが酷使しすぎて最後の一匹になってしまったこと、増殖させるためにニッポンポン(日本)のおいしい水に溶かした宇宙モロヘイヤの粉末をペットボトル100本分飲ませる必要があること、直樹は幼少期に捨てられた動物を拾ったら親から飼うことを拒絶され続けていたために大人になったら優しくしようと心に誓ったという話、という感じで今回のためだけの説明がやたらに多く、テンポも良くありません。

 これ以外にも直樹がビーガーに食べさせようとする食べ物が塩辛とか焼酎みたいなやけにオッサン臭いチョイスだったり、ビーガーが食事できないのは虫歯だからと気づいて歯医者に駆けこんだら客も歯医者も逃げ出してしまったので直樹が治療することになったり、治ったビーガーが普通にしゃべれるようになったりと、思いついたネタを片っ端から入れてやろうという勢いで展開され、結局何がやりたいのか、非常にまとまりが悪い話になってしまいました。

 しかもこの流れで、エグゾスの目的はハイウェイ建設であるということが直樹(カーレンジャー)に知られるという結構重要なはずの話が本筋関係ないところでさらっと展開されてしまうのは、どう反応すればいいのかわかりません(^^;

 全体としてはあまりよろしくない内容だったのですが、橋の上での戦闘とか川を泳いで逃げる直樹に迫る爆発とか、相変わらずアクションシーンには気合が入っているし、最終的に「直樹の優しい心が本当にかわいそうなビーガーを救うことができた」となんとなく戦隊ヒーローっぽいフォーマットに収めてしまうのは、戦隊メインライターを長く務めた曽田さんの意地を見るところか(笑)

 次回、合体事故?