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激走戦隊カーレンジャー第40話感想

激走戦隊カーレンジャー』の感想。

 エグゾスの存在で厳しくなる戦い、実はそんな中、今後の必勝祈願に神社へと向かっていた……が、祈っていたのは阪神タイガースの必勝。

 相変わらず、荒川さんは野球とアイドルが好きな模様(笑)

 そんな中ゼルモダに追われるボーゾックの脱走者OOバットンと助けるカーレンジャー。中でもグリーンレーサーはバットンと意気投合し、彼の言う地下秘密基地の情報を信じ込むが、ダップは改心したボーゾックに反応しないはずの警報が動いたことなどから不信感を募らせる。

 結局、実たちカーレンジャーはバットンを信じるものの、やっぱり罠でVRVロボが磔に、という展開に。今回冒頭、ボーゾックサイドでガイナモがエグゾスに「奴らを十字架にかける」と言っていたのが、詐称ではなかった(笑)

 VRVロボが動けず、RVロボで対抗するカーレンジャーだが、バットンは普通に強く苦戦。

 「お前……大阪のたこ焼きの美味さもわからんかったんか?! あのうどんの温かさを感じんかったんか?! ボーゾックにおって、そんな心のぬくもりに触れられるっちゅうんかあ?!」

 グリーンの説得に一瞬だけ揺れ動くバットン、となりますが、バットンは特にそういう活動をする(しなければならない)理由が説明されず最初から騙す目的で動いており、またボーゾックにいるとぬくもりに触れられない、の部分が非常に弱く、どうにも上滑り。

 これまでのボーゾック、内部の色々頭悪い掟に悩まされる人たちはいても、脱退する人は基本的に追わないし、美味しいものを食べるためにきちんと金を払ったり、地球人と気さくに会話できていたり、むしろ下手なヒーローより人情味あふれる連中なのですが(笑)

 失敗するとエグゾスがお前をバラバラにするぞ、と後から脅しを入れることで体裁を取り繕いますが、それだと「ボーゾックにいるとわからないものに触れた」ではなく「エグゾスが怖いから仕方がないだけ」になって混線してしまいますし、それを知ったカーレンジャーは別にそこを慮ることがないですし。

 実がバットンを信じ込んでしまうのは、言及はないものの前回の話を踏まえたものと解釈して見ることはできますが、ボーゾック視点から見たときに実の見せた誠意などがどれほどの力を持っているのか、それを映像でも言葉でも示せなかったのが今回の問題点。

 バットンが阪神タイガースファンになる部分とか、実の渡したハチマキとか、その辺にバットンの感情が載っていない展開に構成されていた(ハチマキを踏みつける直前にほんのちょっとタメがある、とかでも全然違います)上、最終的にどうして勝利したのかというと「ゼルモダの言葉から、グリーンレーサーがロボを分解して機能する部分だけ寄せ集めた強引な合体を思いつき、これで倒す」というもので、そういった歩み寄れる余地が何も効果を発揮しない戦闘。

 こういう方向に収めるのなら、むしろバットンが下手に改心の兆しを見せるような展開にしない方がまとまったのでは。

 最後、今回はダメだったけどボーゾックにもきっと話の通じるやつはいる、と涙声で『六甲おろし』を歌い去っていく実で苦めに締めますが、総合的な内容としては実役の福田佳弘さんの演技力とロボの一部ごちゃまぜ合体という一発アイディアで無理矢理乗り切った、残念なエピソード、という印象でした。

 次回、狙われたダップ。