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ぼんやりと特撮・アニメなど

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魔法つかいプリキュア! 第38話感想

アニメ感想 魔法つかいプリキュア

魔法つかいプリキュア!』の感想。

 冒頭、精霊を美味しそうと食べようとして止められるはーちゃんで始まりますが、リンクルストーンから生まれたものはその子の幼少期の食事という事実を考慮しないのは、完全に放置した育児の弊害だと思います。

 前回から引き続き魔法界に滞在するプリキュア達は、カボチャ鳥を追いかける魔法界のお祭りに参加。追いかける人をお菓子に変えてしまうカボチャ鳥をこれまで捕まえた者はただ一人校長だけとうわさされていると説明が入り、捕まえると至上の幸福が生まれる卵が出てくるという話で、みんな揃って追いかけることに。

 久々にフランソワさんが登場しますが、なんか声に違和感あると思ったら、声優が変わっていました(^^; なんか究極の美しさがあるに違いない! と張り切っている謎の設定にされていて、よく似た別人の疑惑。

 補習メイトの協力もあって追いかけるプリキュア達だが、その途中にシャーキンスと接触。普通に無視して飛んでいこうとするはーちゃんたちだが、カボチャ鳥を吹っ飛ばすシャーキンス。

 「なんて事するの!」

 「お前たちとて、力ずくであの生き物を捕えようとしていたであろう」

 そのことを聞いたはーちゃん、本当はパンプキン鳥はお祭りを嫌がっていたのかもしれないのに、自分たちの勝手な都合で傷つけていたのではないかと思い詰め、戦闘に身が入らず。

 あなたのお母様は先週冷凍ミカンのためにアイスドラゴンを引きずりまわしてましたよって話なので、今回でそこを悩まれると「え?」となるのですが、考えて当然の話を普通に考えただけ妙に面白く感じるというのが、いかに本作どうしようもないものであるかを物語っています(^^;

 喫煙者がタバコを止めると一時的に食欲が増進するという話を聞きますが、そういう類なのか、これは。

 プリキュア達みんな、パンプキン鳥の想いを考慮しなかったことを詫びようと考えるのは良かったのですが、肝心のパンプキン鳥は虫歯が痛かっただけで別になんとも思ってないよというところに、ズレて着地(^^;

 今回の流れだけで言うと、重要なのは「プリキュアがそこに気づけるか」なのであって、「実際にパンプキン鳥がどう思っていたのか」はどちらでも構わないのですが、気付きもせず平然と他者を傷付けてきたこれまでのプリキュアを思うと、単にプリキュア達に責任を負わせないためにズラしたとしか思えず、微妙。

 そして、捕まえたときに出てきた卵からは歯ブラシの木が出現し、ハロウィンでお菓子を食べたら歯を磨こうと啓発的にオチをつける展開に。

 ……パンプキン鳥の虫歯とつなげたつもりでしょうが、校長先生の言葉で「自分の力で見つけることに価値がある」と収められてますが、自分でやらなくてはならないのは「歯を磨くという行為そのもの」であって「何故歯を磨かなければならないのか」は大人が責任もって教えるべき事項だと思うのですけど、本作の育児観の基本は放置なので仕方がない。

 捕まえた当人のモフルンはぬいぐるみだから歯磨きしなくていいとさらに身も蓋もないオチですし(^^;

 以前も書きましたが、鐘弘さんの脚本回では「使命や責任への自覚と、それに対する自分の意志や願いの葛藤」が貫かれていると思うのですが、おそらくシリーズ構成や監督から要請されたであろう事項(虫歯のパンプキン鳥を置いて歯磨きの啓発メッセージなど)と絶望的に噛み合っておらず、上手いことつながりません。自分のやりたいことを優先してそこの要請にこたえられないのは問題ありますが、本作は基本がズタズタなので、どっちが良いのだろうか。

 その極地が渡辺麻友のゲスト出演で、祭の実況者になってますが話に全然関わらず名前だけ出しただけみたいな扱いで、正直無駄なゲスト。というかセリフなどから、本当はリズや教頭先生が収まるところに後からゲストの話が入って無理矢理当て込んだ気配も。

 そして実在人物を魔法界の出身にしてしまってますが、本作の魔法界は夢からほど遠いディストピアなんですけど、いいのか(^^;