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仮面ライダー(新) 49・50話感想

仮面ライダー(新)』の感想。

49話

 怪人ザンヨウジューは、スカイライダーをロケットで宇宙に飛ばす計画を企てていた。

 ……計画そのものは大掛かりですが、なんだかそういう作戦って正面からやっても勝てないので最終手段として宇宙に放逐するってイメージにしか見えないのですけど(笑)

 「この計画が失敗すれば、お前ばかりでなくこの俺まで大首領に殺されるかもしれんのだ」

 と、自らの処刑の可能性をほのめかす魔神提督。

 むしろ前任者が倒れてから実に3クールの間、よくこの戦績でその地位を保ってられたなという感じさえしますが(^^;

 アキは弟のオサムとボーイフレンドのヨウスケと一緒に釣りに来ていたところをザンヨウジューに襲われ、化石に。ザンヨウジューはヨウスケとオサムとをロケットの中に監禁して洋を誘い込む餌とし、彫刻家を名乗ってアキを彫刻として展示、自らのアトリエと称して基地に呼び込んだ。

 ロケットに誘い込むまでは成功するけれど、失敗するのがロケット内部に配電盤があってヨウスケとオサムがそこにガムを詰めたから故障したという明らかな構造的欠陥(^^;

 洋はオサムを助け出すが、ヨウスケも化石にされてしまい、アキとヨウスケを助けるため再度基地に。しかしそこで自らが化石にされ、今度こそ万全の態勢で打ち上げが開始……って、振出しに戻ってもう一度同じことやっただけという、面白く無い展開。

 観音像がそのままロケットになって宇宙へ飛ぶという映像だけは、インパクト強いですが(笑)

 そして化石化、打ち上げのGによって表面が剥がれて解除。

 石にしたのではなく、上から固めていただけだったのか(^^;

 ロケットを内部から破壊して墜落させ(ついでに基地も壊せた)、落下ダメージは「俺がスカイライダーということを忘れたのか!」で強引に切り抜け、ザンヨウジューは倒されるのであった。

 総じてアイディアのインパクトだけは強いですが、それだけの話って印象(^^;

50話

 前作中盤から終盤にかけてメインライター級の活躍をした鈴木生朗さんが、終盤に来て初参加。タガメラスが「ガッツだ」とエールを少年アリコマンドに送るところとかは、若干『ストロンガー』っぽいかも(笑)

 タガメラスによって各地の子供は誘拐され、アリコマンド少年隊に仕立て上げられる、というもう定番もいいところの少年兵作戦で、それ自体は面白くならないのですが、いじめっ子と仕事ばかりでかまってくれない母に悩まされている少年三郎はいじめっ子を袋叩きにするアリコマンドの強さに憧れるという捻った展開に。

 そんな三郎に

 「失礼します」

 と、丁寧語で勧誘に来るタガメラスが、最高に面白かったです(笑)

 根っこのアイディア自体はありきたりでも、ちょっと捻るだけで面白くなる、といういい例なのですが、残念ながら今回の話としてはここがピーク(^^; ライダーがタガメラスを倒せばアリコマンド少年隊は普通の人間に戻ったというありきたりのオチに。

 「悪の力に加担してもいいことはない」と強調しますが、タガメラスがアリコマンド試験不合格の子供の血を吸って干からびさせるところを見てなお三郎はアリコマンドに志願していたりするし、少年たちは「アリコマンドになったからこんなひどい目に遭った」と言える要素が全然書かれていないので、「これでわかっただろう」と洋が述べたところでさっぱりわかりません。

 その不合格の少年に加え、袋叩きにされたいじめっ子も放置で、最後に洋が「アリコマンド訓練に耐えられたなら何にでも耐えられる根性がある、だから正しいことに使え」「いじめっ子にだって負けやしない」「三郎くんはもう大きいんだから親のことも理解して我慢しろ」と言葉だけ一見格好いいことを並べて無理矢理まとめ上げてしまうという、非常に残念な展開。

 アイディアだけは思いついたけど、1話の中で収拾がつけられなくなってしまい最後に無理矢理固めてしまったみたいな感じに。一応、話をまとめようと腐心しているところはまだ評価できるところですが(^^;