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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

巨獣特捜ジャスピオン 第45話感想

『巨獣特捜ジャスピオン』の感想。

 街がジャングルに飲み込まれていく中、ジャスピオンは光に打たれし子供を探し続ける。一方マッドギャランは、父親に稽古をつけてもらっていた。

 最終回にして等身大幻影で息子を特訓するラスボスという新鮮な構図(笑)

 マッドギャランは、ブラックホールからはじき出された負のエネルギーを由来とする自らたちを誇りに思っていると父に告げ、この銀河は炭素生命である人類だけのものではない、と叫ぶ。

 「我らとてこの美しい惑星で生きる権利はある。巨獣たちが侍るのどかな巨獣帝国……」

 サタンゴースの出自を再確認すると同時に、そこに乗るラスボス親子の心情を描写して、巨獣帝国建設の動機と結び付け。悪役側にもドラマを盛り込んできましたが、ジャスピオンは全く聞いていないし感知する気配もないという(^^;

 そこを軸に対立することがあればもう少し盛り上がりますが、現状、このままジャスピオンが黄金の鳥の力でサタンゴースを倒すと、いかに悪で甚大な被害をもたらした存在と言えど、生まれの時点で世界から排斥された弱者(そしてその運命に抗おうとしたもの)を叩き潰しただけみたいに見えてしまうので、最終回にこの辺もう少し補強してもらいたいです。

 あと、こういう設定にするんなら巨獣の定義づけ、特にサタンゴースの出自とつながる方向でもっとしっかり作っていればいいのですが、正直全エピソード通じても「単なる巨大な生物」以上に見えず、本作なりの巨獣(怪獣)の定義が見えてこなかったのは、非常に残念

 ところで、これ自体はありきたりな設定と言えばそうですが、ちょうどYoutubeで配信されている『重甲ビーファイター』のガオームも似たような設定にされていて、これもシリーズ過去作品へのオマージュだったのでしょうか。

 ジャスピオンは、飼い猫のコロを探してジャングルに飛び込んだという少女ミカを助けに街へ向かい、ミカを発見するが、そこに最終決戦を挑まんとマッドギャランが現れる!

 ギルマーザがミカを人質に取るも、アンリが空襲。

 足からのジェット噴射で飛行能力を見せ、終盤でアンドロイドらしく振舞いました(笑)

 で、ミカにバイブルを持たせると黄金の鳥が! とドラマとかほとんどなく最後の子供が発見されるという雑な展開になり、この黄金の鳥関連は最後までうまく転がりませんでした(^^;

 その後マッドギャランはギルマーザに手出し無用と告げ、ジャスピオンと一騎打ち。

 人質取ってしまったのは大いに問題なのですが、そこに目をつぶれば、今回自分の種族に誇りを持つ&炭素生命であるジャスピオンに負けるはずがないという驕り&特訓の成果を見せたいというプライド、と一騎打ちを所望する理由となる要素自体は盛り込んでいて、そこは一応筋を通しました。

 最終回目前だからか、闇の中でアップ用光沢スーツで戦うジャスピオンなど、セットや演出も気合入っています。

 しかし、バンク映像で崖に戦闘機が激突して墜落するマッドギャランは間抜けだし、墜落したところに容赦なくアイフルビームを浴びせるジャスピオン、えげつない(笑)

 倒れたジャスピオンに追い打ちしようと迫るマッドギャランだが、カウンターで腹に剣を突き立てられてしまう。そしてコズミックハーレーが直撃し、爆散するかと思われたが……。

 「俺は……俺はサタンゴースの息子だ! 大サタンゴースの息子なのだ! よく聞けぇ! 俺は父上と二人で巨獣帝国を建設する! この地球は……この地球は我らのものだぁ! うぅ……ああ、偉大なる大サタンゴースは俺の父上だ! 俺も、俺もサタンゴースとなり、やがて大サタンゴースとなる! 無敵の王者にぃぃぃ!」

 と最後の力を振り絞ってサタンゴースのサナギ形態へと変化。

 ジャスピオンに一撃浴びせようとするが果たせずそのまま倒れ、小さな元の姿に戻る、と凄まじい幕切れ。

 正直、ライバルキャラとしても幹部としても色々残念なマッドギャランでしたが、最期はライバルらしく意地を見せました。

 息子の死を前に怒り狂う大サタンゴースに、ダイレオンで立ち向かうジャスピオン。はたして、人類の未来は? 黄金の鳥は? と言うところで、次回、最終回。