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ぼんやりと特撮・アニメなど

特撮やアニメの感想を適当に投げるブログ つぶやき → https://twitter.com/wayohmugen 某mugen製作 →https://onedrive.live.com/?id=3AB66F1D6B2F66E4%21139&cid=3AB66F1D6B2F66E4

仮面ライダースーパー1 3・4話感想

仮面ライダースーパー1』の感想。

3話

 突如、少女と少年を襲うストッキング被った背広姿の変態集団登場、かと思えば、それを投げ飛ばす少女。

 一也曰く中国拳法の鶴の構えを見せながら戦う少女だが、変態の中に蛇拳を使う者がおり、苦戦していたところに一也が割り込んでどんぐり礫で撃退。

 眼の中にどんぐり突き刺したりしていて、エグいわー、赤心少林拳(笑)

 少女の名はさゆりで、埋蔵金の伝説を研究する父を探しているという。さゆりの父は、埋蔵金伝説が眠るも、金に眼がくらんだ遭難者は一人として帰ってこないというシニン渓谷に向かったと聞いて、一也が調査に。

 シニン渓谷にはドグマの手が入っており、ドグマは埋蔵金を発掘してその金を使った黄金郷計画を企てていた!

 宮殿から道路から全てが純金で出来た都市にドグマが選り抜いた特権階級だけを住まわせよう、という機能性ガン無視の成金趣味全開な頭悪すぎる計画を説明するという、なんともシュールな話(^^;

 帝王テラーマクロの悲願らしいのですが、嬉々として話すそのテラーマクロ様自身が住めるレベルにいるのか、第3話にして疑問(笑)

 青鬼教官と電気怪人エレキバス(見た目はドクロ+タコ男で、牙とかちょっとコミカルなデザインだけど光る眼などが不気味で凝ってます)により、埋蔵金発掘が進められる中で金に眼がくらんで捕まったチョロを助け、さゆりの父を探す一也。その後、さゆりは結局変態ストッキングに捕まってしまい、その解放を条件にさゆり父は埋蔵金の場所を教えることに。

 さゆり父、追いかけてきた戦闘員に普通に格闘で圧勝している上、手加減した可能性はあるもののエレキバスの電気攻撃をあちこち傷だらけながら耐え抜いており、明らかにタダモノじゃあないのですが、娘の拳法ともども出自などは特に明かされず(^^; 

 さゆり父の案内で坑道を進むエレキバスたちは、ついに埋蔵金の小判を発見するが、それは銅で出来た偽小判。実はさゆり父はここに来る前に埋蔵金伝説について調査からある推理を立てていた。それははるか昔、黄金に目のくらんだ男が発掘作業をこの山で行うも果たせず、気が狂った末に偽小判を埋めておき、それを馬千頭分の埋蔵金というデマにして流布、そのまま死んだという内容で、ここにある偽小判がその調査結果を裏付ける揺るぎない証拠であった!

 話を見るに、さゆり父が埋蔵金伝説を運んできたのではなく、伝説を鵜呑みにしたドグマが盛大に自爆しただけで、それに対して「よくも騙したな」と逆ギレするエレキバス。

 ……テラーマクロ様、本当にこいつ、未来に生きるべき有能な人材ですか?!

 これを生かして他の無能は皆殺しとか言われたら、いくら選民思想を肯定する方でもキレると思います(笑)

 一也がさゆりたちを助けに入るも怒りのエレキバスは坑道を崩して皆殺しをもくろむも、変身して脱出する一也。

 「ドグマ怪人エレキバス、黄金郷建設の野望、敗れたり! 行くぞ!」

 スーパー1、格好つけていますが(声は格好よくて割と好みです)、別にそこについて何もしてない(笑)

 戦闘員を蹴散らし、青鬼教官と一騎打ちして繰り出す必殺技は、

 「スーパーライダー諸手頸動脈打ち!」

 地味だがすごく効きそうだ!

 エレキバスにはエレキハンドで攻撃し、向こう曰く「俺より強力」な電気でしびれるエレキバスは蹴り殺され、人々は解放されて終了。

 ……とにかくエレキバスが何故選ばれたのか、理解できません(^^;

4話

 来日したアブラーダ王国のイスマエル王子は一也の友人であり、一也の紹介した日本人女性の恵子と結婚式を挙げようとする。

 王子に近づく怪しげな若者(無職)を警戒しない人々に困惑するのですが、そもそも科学者の忘れ形見として幼少期からアメリカの研究所で育てられた一也が、王子との交流(アメリカ留学時に知り合った様子)はともかく、日本在住の女性と王子を引き合わせたという設定になっているのが、ごちゃごちゃしている割に具体的なことを全然語らないので、頭の中で整理できません(^^;

 源次郎が言うに「日本とアブラーダ王国を結び付けたキューピッド」で、アブラーダ王国と日本の国交レベルで重大な貢献をしたみたいな話なのですが、そこも具体的に何をしたのか一切不明。

 さらに、同じく源次郎のセリフから『スーパー1』世界の日本は石油輸入の8割をアブラーダ王国に依存しているとの設定が出され、そんな国家運営の根幹を為すレベルの経済活動を支えてしまっているとなると一也の方こそ要人レベルの警護対象なのではないか。

 国家権力を扱う存在と主人公の接点を無理矢理作り出したため、描写の数々が追い付かなくて意味不明(^^;

 しかし結婚式が近づく中、ドグマのカマキリガンがイスマエル王子に入れ替わり、石油輸出を断絶されたくなければ街一個を私有化させろと迫る。

 カマキリガンは胸部パーツが透明で内部の機械が見えるデザインで、ちょっとグロテスク。眼は渦巻きでぐるぐる回っており、インパクトは強いです。

 で、目的は王子の権力を隠れ蓑にして、ドグマ基地を秘密裏に築き上げることなのですが、怪しまれないようにすることをセリフで優先事項として掲げながら行動が噛み合っていません。

 変装カマキリガンがあからさまに偽物としか思えない口調で会話してしまう(王族だからと一人称を「余」にして古風な喋り方)のはまだ見逃せても、名目上は王子が建設させていることになっている町の一区画の工事で他の奴隷工員と一緒に王子を働かせているのは、タダのマヌケなのですが、どう見ても(^^;

 一也が乗り込んで助けようとするが、チョロがいつの間にか捕まっていて、一也ともどもギロチンにかけられる。カマキリガンは結婚式で新郎新婦が座ることで連動してギロチンが動く、と偽者の結婚式に後付で意味を持たせることに。

 まあ、スーパー1のパワーで脱出されるのですが、前半でメカ系統の異常がないことを一也が確認しているため、どう見ても「その気になればいつでも脱出できた」展開にしか見えないし、チョロを妙に励まし続けるのも白々しくなってしまいました。

 王子と一也たちが駆けつけ、王子だけの時は何をバカなって態度で笑っていたのに、一也が偽物と糾弾すると意味もなく正体を現してから「よくぞ見破った」みたいなこと言いだすカマキリガン。

 ……いくら子供向けだからって、そういうところを雑に転がすのは、あまり好きではありません。

 チョロが王子を助けるなど根性を見せる中(たまにこういうのが入ってくれると、コメディリリーフも不快にならなくてすむのでバランス大事)、恵子を連れて逃げたカマキリガンはスーパー1に変身した一也の敵ではなく、鎌と触角をむしられてから蹴り殺される。イスマエル王子は恵子を連れて、故郷に去っていくのであった。

 土筆勉は個人的にあまり評価していない脚本家なのですが、どうしてこう、色々と穴が多いのだろう……70~80年代の子供向け番組だということを考慮しても、単純に作りに穴だらけなのは、どうしても好きになれまぜん(^^;